メサイア 投稿者: 神凪 了
ここに、こんな物語がある。
四人の人間の物語だ。
彼らはそれぞれが非常に数奇な運命を背負って生まれてきた。
でもそれはひどく単純で、しかしどうにもしがたい運命だ。
俺は住井護。
これからその話をしようと思う。
信じてはもらえないかもしれない。
あまりに突拍子も無い話だから。
それなら、それでいい。でも、俺は君が理解すると思う。だからこそこの話をするんだし・・・。



『メサイア』



・・・序章


「おきなよ〜、浩平〜。」
「・・何故長森が起こしに来る・・まだ冬休みじゃないか・・・」
「なに言ってるんだよ!!今日から学校だよ!」
「なんだって!?」
・・・寝ている俺の耳に誰かの喋り声が入ってくる。
(うるさいな・・)
・・・どうも聞き覚えがある声だ・・誰だ?
(まあ、いいか・・。)
そんな事よりもこの温もりをもう少し味わっていたい・・・。
そんな事を考えつつこたつのより深くに潜り込もうとした時。
「おーい、お前らおきろー!」
なんて声が聞こえた。
これは俺の悪友、折原の声だな・・・・。
って、何で折原の声が俺の部屋から聞こえるんだ。
その前になんで俺はこたつの中で寝てるんだ。
いろいろと疑問が浮かんだが、次の瞬間あっさりと氷砕する。
そういえば、俺達は正月から折原の家に来て騒いでたんだっけ。
薄目を開けてみるとそこら辺にビールの缶やら一升瓶やらが転がっているんだから間違いない。
ええと・・俺の記憶が正しければもう一週間かそれぐらいずっと飲み続けてるのか。我ながらよく持つもんだ。体が。
「おーい、お前らおっきろー!!」
再度折原が目覚し時計をやっている。ようするに叫んでいる。
しょうがないので起きる。何か用事があるに違いない。だいたいにもう窓から朝日が差し込んでいるので起きてはいけないという
わけはない。
ごそごそとこたつから這い出す。ちなみにこたつの向こう側とあっち側からもごそごそと音がする。
南と強制参加させた中崎だ。
「きゃっ! なんて格好してるんだよぉ!」
おおこれは長森さんの声じゃないか。朝から聞けるなんてラッキーだ。
それはそうと・・・なんて格好だって?

・・・・おおう、寒い。

よくみたらトランクス一丁だった。
ちなみに折原も南も中崎も同じ格好だ。ぜんぜん記憶に残っていないが脱いでしまったらしい。
それはそうと、何で長森さんが居るんだ? もしかして・・・
「あれ?今日から長森さんも参加?」
思った通りのことを口にしてみる。
しかしこの宴会はちょっと長森さんにはきついんじゃないかな?それにこんな野獣のような男三人(俺除く)の中で酔いつぶれで
もしたら襲われかねない。
そこでこのナイスガイ、住井護が忠告をしようと思ったところ、
「なにのんきな事言ってるんだよ!今日から学校だよ!」
と理解しがたいことを言い放ってくれた。
さて、これはどういう意味だろう。
俺達は別にのんきな事を言っているわけではない。いや、言ってはいるが今は冬休みなんだからのんきにしていてもかまわない
はずだ。よって、今の発言は長森さんの方がおかしい。
ところで、『今日から学校だよ!』どういう意味だろうか?
はて・・・学校・・・
それが今日から・・・・。
・・・・・。
・・・・。
・・・。
・・。
・。
俺がその言葉を理解するまでにたっぷり十秒ほどかかった。
それほど難解な言葉だからだ。
『なにーーーーーーーーっ!?』
思わず叫んでいた。南と中崎も一緒に。
壁にかかっている時計を見る。
『八時十五分』
・・・・サーッ。
血の気がひく音がした。
俺は二つ隣の駅にある、ぼろアパートに住んでいる。
ここ、折原の家まで自転車で来た。ちなみに片道四十分ぐらいの道のりだ。
そして学校の始業時間は八時半からである。
これが何を意味しているかわかっただろうか? この住井護の超天災的頭脳はものの三十秒で答えをはじき出した。ちなみに積
んでるCPUは386だ。

『学校に遅刻する』

それだけならばまだいい。
学校に遅刻するだけなら。そんなもの毎日のようにやっていることだ。
しかし今日は始業式、三学期が始まる日なのである。
去年の終業式の後に一月八日の朝、いつもの場所で会うことを約束していたのだから。
シュンと由依はともかく、葉子は・・・
・・そういえば大晦日から家に帰ってなかったような・・・。
・・・やばい・・・。
(・・・殺される・・・。)
そう思った瞬間、俺は自分の服を回収して折原の部屋を出ていた。
すでに南と中崎の姿はない。階段を降りる途中、
『あいつら・・絶対遅刻だな・・・』
なんて声が聞こえた。
おぼえてろ折原。



結局その日は始業式にも間に合わず、欠席扱いになった。



「それじゃあ今日はこれで終わりだ」
髭の声が帰りのショートの終わりを告げる。
ちなみに俺はつい数分前に来たばかりである。
「きりーーーーつ!」
・・はぁ・・・
「れい!」
他のクラスメートは帰りの挨拶をしている所だが俺は椅子から立ち上がる気力もない。
「住井、災難だったな。」
隣の席に座っていた折原だ。
「・・・お前だけ間に合いやがって・・・この裏切り者が・・・。」
ちなみに南も中崎も間に合わなかった。二人とも欠席扱いである。
「まあ、日頃のおこないがいいからな」
・・長森さんが来なけりゃ遅刻だったくせに・・・よく言うよこいつも。
しかし反論するような気力もない。これから起こることを考えると頭が痛くなってくる。
「浩平、一緒に帰ろう」
「おう、長森。じゃあな、住井。」
浩平と長森さんは連れ立って教室から出て行く。
いいなあ・・・付き合ってる奴等は・・・。

それから数十分が経って教室に誰もいなくなったことを確認すると俺は鞄を持って教室を出る。
今日は始業式だけなので何も持ってくる必要はない。
入っているのは別のものだ。
階段を降りて一階の片隅の倉庫の前に立つ。
いつもは掃除用具のスペアやら何やらが入っていて滅多に人目に触れることはない。
周りの教室も書道室とかそんな滅多に使われない教室が密集している所である。
その倉庫の鉄の扉の前に立つと小さく、こう呟いた。

「永遠の力に抗え」

と。
カチャリ、と鍵の外れる音がした。
一目がないのを確認してからドアを小さく開け、中に滑り込む。
「二週間ぶりだね。住井君。」
声がした。中には人影二つ。
窓もないこんなところに二人も人間がいたら驚くよなあ・・・。
そんな事を考えながら返事を返す。
「氷上・・か?」
「当たりだよ。それに名倉さん。」
先ほどの声が返事をする。落ち着いた声色。
性別不祥の声色とよく言われるらしい。
「護さん、何で朝来なかったんですかぁ?シュン君、だいぶ無理してたんですよぉ?」
幼い女の子の声。名倉由依だ。
あまりにも暗いのでよく見えないが、いつものようにぶかぶかの帽子をかぶっている。
由依の声に非難の色があった。自分が悪いんだから仕方ないが。
「・・そう・・だよな・・。すまない、大丈夫か、氷上。」
「名倉さんが始業式サボって一緒にいてくれたからたいしたことはないよ。」
その割に、相変わらず顔色が悪い。
「心配したんですよ・・・休み中にやられちゃったんじゃないかって・・・。」
「君がいなくなったら僕らも悲しいからね。それに僕自身は後どれぐらいもつのかわからないし・・・。」
二人の仲間としての台詞。こんな雰囲気は結構うれしかった。
しかし、問題が一つあるのだ。
「・・ええと・・葉子は・・?」
意識もしていないのに恐る恐ると言った声になってしまう。
「まだ来てないよ。朝は君のことものすごく心配してた。きっとまた『お仕置き』されるんだろうね。」
にこやかな笑みを浮かべているのだろう。ものすごく楽しそうな声だ。
(・・この野郎・・人の不幸を・・・)
氷上を殴りたかったが、逃げないと殺されかねないのも事実だ。
「ええと・・じゃあ俺は無事だからってよろしく伝えといて・・・」
そういって踵を返して・・・
『彼の者を戒め給え・・・汝の名は土なり・・』
そんな声が聞こえて、

がしっ

と足を掴まれる感触。
「っておい、何すんだ!」
「だめですよぉ〜逃げちゃ。葉子さんにも頼まれてるんですからぁ。」
「そうだね。可愛い恋人を心配させた罰ぐらいは受けないとね。」
能天気な声でそんな空恐ろしいことを抜かす氷上と由依。
「お、お前ら裏切ったな!?」
「裏切ってなんかないよ。僕らは仲間じゃないか、住井君。」
「そうですよ!一緒にやってきたじゃないですか!」
「そんな事抜かすんならさっさとこれをはずせ!!」
言って足元を指差す。俺の足は見事に床のコンクリートで固められていた。
「住井君・・・。」
いきなり真面目な顔になる氷上。
「な、なんだよ?」
思わずうろたえた声になる。
「君は確かに僕らの仲間さ・・・だけどね・・・」
「葉子さんは恐いんですよ・・・。」
よよよ、と涙を流す振りをする由依と氷上。
「だからって仲間を売るなぁ!!」
必死にもがくがそう簡単に外れるようなものではない。
「でも葉子さんも仲間だし。」
ええい、埒があかない。仕方ないので鞄の中から・・・

がちゃり。

ドアの開く音がして思わず硬直する。
ぎ、ぎ、ぎ、と機械じみた動作でそっちに目をやると・・・。
「あ、葉子さん」
「おそかったね、どうしたの?」
一人の女性。この学校の制服を着ている。
金に近い色の髪の毛。整った顔立ち。怒りのこもった眼差し。

『鹿沼葉子』その人だ。

「すみません・・今日は日直だったものですから・・・」
鈴の音のような奇麗な声で氷上と由依に告げる。
「ところで・・・」
葉子がこっちに向き直る。
・・恐い・・。
冷や汗が何滴も何適も頬を伝って床に落ちて行くのがわかる。
「護、何で朝来なかったのですか?」
怒気をはらんだ声にその場の気温が十度ほど下がった。
見る間に吐く息が白くなる。決して比喩ではないのだ。
由依は両手を合わせて祈りをささげながら、氷上は沈痛な面持ちで倉庫から出て行く。
「生きていてくださいね・・・護さん・・・」
「住井君、僕は君のことは忘れないよ・・・。」
「お前ら俺を見捨てるなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

カチャリ。

二人が出ていった後、葉子が無慈悲に倉庫の鍵をかける。
全身の・・・汗がひいた。

「お仕置き・・・ですね・・・。」

その時俺は確かに葉子の顔が愉悦に歪んでいるのを見た。
一歩一歩ゆっくりと、ロープ片手に近づいてくる葉子。
うあぁぁぁぁ・・トランスしてるよぉ・・裏葉子だぁぁ・・(意味不明)
「うふふ・・・」
「いやぁ・・助けて誰かぁ・・・・」



『お仕置き』は夜の七時まで三時間もの間続いた。



月の明かりの下、坂道を自転車で登る。
いつもならこんな坂道どうってことないのだが今日はおまけ付きだ。
ついでに全身あざだらけだったりする。体の節々が痛くてうまく動けん。
「なあ、葉子・・・」
荷台に腰掛けている葉子に向かって声をかける。
・・・。
返事はない。それでも構わず言葉を続ける。
「まだ怒ってんのか・・・?」
・・・。
相変わらず返事はない。
「俺が悪かったから・・・」
・・・。
ぎゅっ、と腰に手を回してしがみついてくる。
「・・本当に・・心配・・・したんですから・・・」
今にも消え入りそうな震えた声。
「あいつらに・・・『処分』されちゃったんじゃないかって・・・」
「・・・ごめんな・・。」
小さく謝罪の言葉。
そのまま何も言わずに自転車をこいで行く。痛いほど葉子の気持ちが分かったから・・。


「・・あ・・。」
数分ぐらいして、人気のない公園どおりを走っていたとき、不意に葉子が声を上げた。
どうした? そう聞く必要もなかった。
自転車を、止めて公園の方を見る。
そこには一人の学生が立っていた。虚ろな眼をして。
こんな冬の夜に公園で一人で立っているのは十分に異常だが、もっとおかしいのは背中にみえる青白い光だった。
翼の生えた、小柄な青白く光る女性。そうとしか表現できないものが見える。
「護・・・」
不安げな声を上げる葉子。
「わかってる。俺一人で十分だ。」
鞄を開け、一メートル弱の布に包れた棒状の物体を取り出す。
足で自転車のストッパーをかけ、ゆっくりと近寄って行く。

『・・誰だ』

二メートルほどの距離まで来ると直接頭にそんな声が響いた。
人間の声じゃないのは明らかだ。
「あんた・・・憑かれてるぜ」
布を解き、鞘から刀身を抜く・・・。
刃は白く輝いていた。

『・・! それは!』

「天使・・だな? 狩らせてもらう」
そう宣言をして右半身を前に出して柄の方を敵に向ける。

『・・・聖剣エクスカリバー・・・! 住井・・・護・・!』

突然弾かれたように飛び掛かってくる学生。尋常な速さではない!

シャアァッ!

拳を紙一重でかわす。それだけで頬がきれ、血が吹き出す。
しかし、その程度ではひるまない!
反射的にからだが動く!

ガッ・・!

学生のこめかみにカウンターぎみに柄をくらわせた。
前のめりに倒れ込む学生の体。
その反動で跳ねる剣を逆に持ち替えて、そのまま鋭い突きを繰り出す!

どしゅうぅぅぅぅっ

俺の突きは学生の背中に取り憑いた『天使』を貫いた。

『うぐ・・・おぼえていなさい・・貴方はもうすぐ・・・』


ぎるごがるるるるろがげがかぼぉぉぉぉぉぉ・・・


奇妙な残響音を残して青白い光は消えた。
男の方を見る。柄で打った所に多少の傷があるがたいしたことはない。
そのうち目が覚めて家に帰るだろう。

「護・・・」
葉子が俺のすぐそばまで来ていた。
「・・半年ぶりだな・・・最下級の奴だったが。」
「・・怪我はありませんか?」
俺は意識して笑みを浮かべた。
「あんな奴ごときに怪我を負うほど弱くはないぜ?」
「・・そうですね・・。」
(まあ、それでもこの体中の傷が無ければもう少しあっさり倒せたけど・・・)
「明日・・・シュンの奴に相談する必要があるな・・・。」
『エクスカリバー』を鞘に納めて元どおり、布で包む。
「とりあえず今日の所は帰ろうぜ。腹が減っちまったよ。」
自転車の所に向かって歩く。後ろに葉子も付いてくる。
「・・今日は護の好きな肉じゃがですから・・。」
「ほんとか? 期待してるぜ」
そういうと葉子はちょっと顔を赤らめた。


・・・・。



・・・過去の思念により取り憑かれた魂がある。
そんな魂に取り憑くものがいる。俺達は異世界のそれを討つ為に戦う・・・。
それだけの話さ・・・
今日はこれぐらいにしておこう。もう日も暮れちまった。
もしこの話の続きが気になるんだったらまたここに来て、俺達を呼んでくれればいいさ。
俺の名前は住井護。
放課後には俺達の誰かが必ず、この人気のない倉庫の中にいるはずだから。
こう唱えることができるなら、その扉は開かれるはずだ。

『永遠の力に抗え』と。

君にその資格はあるか?



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住井「おい、馬鹿作者」
なんだ脇役。
住井「アルテミスはどうなった。」
・・・それはまあ、なんだ、その、軽いノリのを書きたいなーって
住井「お前の軽いノリってのはこういう話なのか?しかもつまらないし。その上わけわからないし」
まあお前が登場すれば軽くなるし。お前が主役だからつまらないんだし。
(住井、無言で『エクスカリバー』を構える。)
まて・・作者を殺す気か・・・
住井「安心しろ。お前が死んだ所でどうって問題ではないから。」
いや、斬られる前に感想を書かせてくれ。
住井「・・・逃げたら殺すからな。」


>天王寺澪様
>NEURO−ONE

あ、はじめまして・・ですよね?
それにしてもううっ、困った!
住井「なにが?」
由依が実は天才だとか頭いいとかいうネタは既に使われていたのか!!
住井「・・・そうみたいだな。MITとか書かれてるし。」
どうしよう・・もう十一話の下書きまで完成してるのに・・・
住井「そんなことよりもさっさと感想を言え。天王寺澪さんに失礼だぞ。」
えっと・・・ごめんなさい・・あらすじ付けてもらえませんか?
なにしろ新顔のものですから・・・
住井「・・なんて図々しい奴だ・・・。」


>YOSHI様
>はぐれ3匹【FARGO編】

うぐを!?これは!
住井「お前の『アルテミス』とかいう一人よがりでただ長いだけの最低な駄作よりも数段面白いな。
まるで小学生の作文と芥川の小説ぐらい違う。」
・・それはなんぼなんでも言い過ぎではないか?脇役よ。
住井「身の程を知れ。恥さらし。」
・・・ええと・・次回楽しみにしていますから・・
住井「それしか言えないのか、語彙力の無い馬鹿作者。感想になっていないだろうが。YOSHIさんに土下座して謝れ。」
・・うう・・エクスカリバーを首筋に当ててそんな事言うなんて反則だあ・・・・。



>千乃幸様
>関係ない

・・さすが浩平!むちゃくちゃ強引だ。
住井「ダンスホールが踊り場ってのがすごいな・・・。」
ところでGoing on はいいですよね。神凪はアトラクの曲の中で一番好きです。
住井「『終章』にかかって流れてくる所がまたいいんだよな。」
しかしほんとに五分で考えたんですか?これ。すごいなあ・・。


>ニュー偽善者R様
>ONE総里見八猫伝彷徨の章

遅れ馳せながら感想書かせていただきます。
浩平君記憶喪失ですか・・・彷徨の章から読み始めたので状況の把握が今一つですがおもしろいです。
住井「SS作家が出演か・・・ニュー偽善者Rさん、構わないからこいつをただ一撃で斬られる役で出してやってくれ。
設定も何も必要ない。斬られるだけでいいから。むしろそれ以上は不可。」
な・・・何を言っている住井ぃぃぃーーーーー!!!
住井「ち。」
ふう・・でも出演希望したいなあ・・・設定を考えよう。
住井「所詮斬られ役だ(ぼそ)」
・・うるさいぞ。


ええといまのところ・・

ずば!

うぐを・・何をする住井・・・!
住井「逃げられないように不意打ちで斬った。」
そんなばかな・・・がくり。
住井「じゃあ、次回はきっと『アルテミス』です。
万が一この『メサイア』の続きが読みたいと言う人が一人でもいれば書くそうですが基本的に凍結です。でも既に続きも書いてる
ようですが・・。
まあそんなに長くはならないと思います。きっと皆さんもう予測がついてると思うので。
では、そこで転がってる馬鹿作者と住井護が後書きをお送りしました。では」

・・追伸 雀バル雀さん、メルアドに致命的ミスがありました。全て神凪の責任です。ごめんなさい。