アルテミス 投稿者: 神凪 了
第七話 「セイレーン」


・・・・・。



・・もう真夜中の三時近くになっていたが、いまだに戦いは続いていた。



・・・・・。


FARGOの黒服の男数十人に執拗に『不可視の力』を放ち続けるコントロール体数十体。
敵の銃弾は全て弾き、不可視の力は可能な限りガードする。
こうして郁未が守りに徹している間、志願兵達が一人、また一人と敵を狙撃して行く。
先に、FARGOの男の方が倒れた。
生き残っているコントロール体十数体に向けて、
「そんな・・心のない人間の力では私達は倒せない!」
郁未が吠えた。

グォン!グォン!グォン!

不可視の力は『真空』を形作り、その球体が接敵する、その瞬間!
「砕けろぉ!!」

ぐばぁぁんっ!!

真空が弾け飛び、一度に何人もの敵を切り刻む!
『不可視の力』を持つ者同士の戦いの時しか使うことのできない、郁未の得意技だ。
強力だが攻撃の瞬間、無防備になるので拳銃を持った相手が居る時には使うことができない。

そして最後に残ったコントロール体を、

「これで・・・ラストぉっ!」

グ・ガ・ガ・ガ・・

不可視の力の球体が最後の一人の体をえぐり・・・
静寂が訪れた。

その一瞬後、

『!!』

志願兵の中から歓声が上がる。
腕時計を見る。
午前三時。
時間がかかりすぎた。そろそろ撤退しなければ異変に気づいたFARGOの連中が来るかもしれない。
額の汗をぬぐう。全身汗だくだ。
体が火照っている。ビルの屋上に吹き付ける夜風が心なしか、気持ちいい。
「それじゃあ、撤退しましょう!」
今回は運良く死者は出さずにすんだ。
しかし奇襲だったということもあるとはいえ、いくらなんでも無防備すぎないか?
それに、FARGOのコントロール体は明らかに私達よりも力が弱い・・・
何十人も居たと言うのに私一人で圧倒できた・・・。
・・いや。考えてもしょうがない。さぁ、帰ろう。
帰って晴香や由依、未悠たちを安心させて・・・

「隊長・・あれは・・・?」

志願兵の一人が声を上げる。
全員が一斉に空を見上げるとそこには・・・。



・・・・・。



巳間晴香はサンシャイン60の近くの瓦礫の影に潜んでいた。

先ほど屋上の方から聞こえていた銃声がやんだ。
決着がついたのだろう。
もちろん、こっちが負けるはずがない。
志願兵とはいえ、郁未が居るのだから。
退路の確保、といってもすることなど無かった。
敵がいないのだから。
(なにか・・・おかしいわ・・。)
あまりにも、防備の人数も質も・・。
そんな事を考えながらビルの屋上を見上げて・・・

凍り付いた。



・・・・・。



折原浩平は巳間晴香や他の志願兵達と同じように瓦礫の影に隠れて待機していた。

(なあ・・・折原・・・)
(どうした住井。)
三人一組のチームの仲間、住井護が声をかけてくる。
だが、その声には驚愕・・・の様なものが混じっているような気がした。

(あの・・・ビルの屋上・・・なんだ?)
(ん?)

住井が指差した先にある物を見ようと瓦礫から頭を出して・・・

かぁっ・・・

急に明るくなった気がした。


グガ・・ガガガガガガガガガガガガガガガゴォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!


「うあぁぁぁ・・・!」


思わず悲鳴を上げていた。
恐ろしいほどの閃光と身を焼かれるような熱、そして衝撃波を受けて折原浩平は意識を失った。



・・・・・。



上空に現れた青白く光を放つ女性の裸体。
背中に生えた二枚の、悪魔のような翼。
天沢郁未は瞬時に理解する。

・・・こいつが・・・『セイレーン』なんだ・・・

たったの一人で軍を壊滅させた。
私と同格の力を持つ葉子さんにあれだけの重傷を負わせた。

・・・本能的に不可視の力で防御していなければ間に合わなかっただろう。


グガ・・ガガガガガガガガガガガガガガガゴォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!


この一撃でビルの三十四階以降全てが、吹き飛んだ。

・・パラパラ・・

瓦礫が、降ってくる。舞い上がる瓦礫や塵で視界が閉ざされたままだ。
私は瓦礫の上に立っていた。
あれだけの爆発の中でよく生きていられたものだ・・・。
我ながら感心する。
着ていた都市迷彩の戦闘服は衝撃波でぼろぼろになっていた。
他の志願兵達は・・・一人残らず・・・死体も残さずに・・・。

完全に蒸発してしまっていた。
・・もっとも、彼らにとってはその方が幸せだったのかもしれない。

・・下の晴香たちは・・・!
『少年』を呼び覚ましドッペル化して、晴香に念波を送る。

〈晴香っ!晴香ぁっ!〉
すぐに返答が返ってくる。かなり慌てた声で。
《郁未!?無事なの!?》
〈・・何とかね・・・。他の連中は全滅したわ・・・。〉
一瞬、間があく。
生き残っているのは私だけなのだ。
《一体、何があったというの・・・!? この爆発・・・!》
〈・・・おそらく・・・『セイレーン』よ。〉
《!!》
晴香が声ならぬ声を上げる。
ここに来ていた志願兵はともかく、『ラグナロク』の関係者は『セイレーン』のことを知っている。
〈あなたたちは逃げて〉
努めて冷静な声を出すように心がける。
でなければ弱音を吐いて・・・助けを求めてしまいそうだったから。
《・・あなたはどうするのよ・・・。》
上擦った声。付き合いの長い晴香のことだ。
きっと、私が何を言うのか、もうわかっているに違いない。
〈足止めするのよ・・・『セイレーン』を・・・。〉

・・沈黙。
いまだ、この空間には瓦礫が舞い、視界はほとんど閉ざされたままだ。
『セイレーン』からの第二波はまだ来ない。

《戦うなら私も・・・!》
〈駄目よ。私や晴香が束になってどうにかなる相手じゃない。あなたたちだけでも逃げて。〉



・・・・・。



《駄目よ。私や晴香が束になってどうにかなる相手じゃない。あなたたちだけでも逃げて。》
郁未はきっと真実を言っている。私達がどうにかできる相手ではないのだ。
しかしそれが真実なら・・・!
思わず口に・・・いやこの場合は思っていた。

〈でも、あなたを見殺しにすることなんてできないわよ・・!〉

郁未は・・・死ぬ気だ・・・!
共に戦った時からもう、十年以上が過ぎているのだ。
この娘の性格はもう、熟知している。

《・・・『ラグナロク』の指揮は由依一人には荷が重いわ。それに、由依は不可視の力を持っていない、葉子さんは意識不明、『第二世代の子供達』は自分達の力の目覚めてもいない・・・!
今日本で戦えるのはあなたしかいないのよ! FARGOを・・・兄の仇を討つために今まで『ラグナロク』にいたんじゃなかったの!?》

郁未に一喝される。
そうだ・・・私はここで死ぬわけにはいかないんだ・・・良祐のためにも・・・澪のためにも・・・
でも・・・

《・・・未悠と留美のことは・・・任せたわ・・・。》

強い力を感じた。強烈な殺意。まがまがしさ。
いうならば瘴気。『不可視の力』のようだが、桁が違った。


ガガガガガガガガガガガガガガガグァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!


そして再び、爆音。


「郁未ぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」
・・もはや郁未の声は聞こえない。
私は・・・非力だ・・・
東京タワーであった、深山さんのような力が私にあれば・・・!
いや、せめて郁未や葉子さんほどの力があれば・・・!
声を張り上げ、叫ぶ。

「・・・全軍、撤退!!!」

いまできることは・・・郁未の死を無駄にしないことぐらいだ・・・


・・・・・。


飛んでいた意識が戻る。

「う・・うぐ・・」

くらくらする。最近、よく頭を強打するな。
気を失っていたのは一瞬だったらしい。すぐに起き上がる。
それと同時に、

ガガガガガガガガガガガガガガガグァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!


二度目の爆音。

今度はさっきよりも規模が小さかったが、ビルを吹き飛ばすには十分そうだった。
その直後に

「・・・全軍、撤退!!!」

巳間隊長の声。
物陰から他の志願兵、それと隊長に住井や南も出てきてマンホールの蓋を開け、素早く中へと降りていく。俺もその後に続いた。
金属製のはしごを滑り降り、異臭を放つ下水道の中へと。
唐突に声。住井だ。

「折原、無事だったか」
「お前もな。」

お互いの無事を確認しながらトーチをつける。

ざっと見渡して・・十九人。全員無事のようだ・・・。
しかし、サンシャイン60の方に向かった部隊は・・・。

・・・未だ断続的に爆発音、それに伴う振動がある。

・・・・・・

不安だけが募る。
あの爆発で生きている人間がいるのだろうか?
・・いないからこそ、こうして撤退しているのか・・・?

「・・・・!」

唇をかみ締め真っ青な顔色の巳間隊長。
巳間隊長の辛そうな顔を見ていると・・・俺達は何も質問することができなかった。
俺達は汚水の中を無言で撤退し続ける。


・・・・・。



七瀬留美は未だ寝付けないでいた。

(どうしたんだろう・・・。なんだか、不安・・・。
理由なんてないのに・・・。どうしてだろう・・・。)


・・・・・。


里村茜は夢を見ていた。

誰かが・・闇に消え去る夢・・・

それが何を意味するのかは彼女には分からない・・・。


・・・・・。


上月澪はベットで深い眠りに落ちていた。

もはやぼろぼろになった約束のスケッチブックを抱いたまま・・・

ただ、悪夢にうなされているようにもみえた。


・・・・・。


天沢未悠は何か奇妙な予感のようなものを感じていた。

(何か・・母さんに危機が迫ってるような・・
・・・・・。考えすぎなのかな・・・母さんが負けるはずないのに・・・。)

右手を握り締めると、光がこぼれた。


・・・・・。


鹿沼葉子は未だ目覚めない。
一命は取り留めたが、再び意識不明の状態に陥ってしまったのだ。
生命維持装置をつけられたまま静かに眠り続ける。


・・・・・。


長森瑞佳はふっと、目が覚めた。
(やだ・・・今、夜中の三時だよ・・・?何で起きちゃったんだろう?)
突然、言いようのない悪感が彼女を襲った。
身の毛のよだつような恐怖。
「 ・・こうへい・・・・。」
自らを抱きしめたまま、愛しい者の名を呼ぶことぐらいしか・・・彼女にできることはない・・。



・・・・・。



名倉由依は司令室で作戦成功の報告が入るのを心待ちにしていた。
盗聴、ということを想定した都合上、東京二十三区からだいぶ離れてからでなければ連絡は取れない。
作戦指揮の彼女の頭は『東京はFARGOの巣窟である』という答えをはじき出した。
それにふさわしい作戦も用意したはずだ。奇襲という単純な方法であっても電気が通っていないため、思うように連携の取れないFARGOには有効なはずだ。

ことり。

目の前に湯気の立つティーカップがおかれる。由依の好きなアップルティーだ。
「そろそろお休みになられたらどうですか? 体に良くありませんから・・」
部下が、ずっと司令室で雑務をこなす由依を心配して声をかけてくれる。
「あ、大丈夫ですから、気にしないでくださいねぇ」
その申し出を断って、再び書類整理に戻る。
(作戦開始からおよそ十時間。いくらなんでもそろそろ行動を終えて、撤退を始める頃のはずですよね・・。)
そんな事を考えつつ、アップルティーをすする。
(・・・いい香りです・・。)



・・・・・。


巳間良祐はベットの上で考えている。

(落ち着いて考えてみれば・・・十八年が本当に経ったなら、今、何故俺を生き返らせたんだ・・?
それに・・・十八年間も晴香はここにいたのだろうか・・・?)

・・・不可視の力を手に入れたか、脱走したか、あるいはロスト体として消去されたのか・・・そう考える方が普通だ。
それに晴香は肉親の・・俺の残酷な死を目の前で見ている。
あれで晴香の精神レベルは相当強化されたはずだ。

(どっちにしろ・・・)

動いてはくれない自分の体を見下ろす。
表情を作ることも、指を動かすことも難しい。
いまだ、動いてはくれない自分の体。

(早く動くようになってくれ・・・俺の体・・・。)


・・・・・。


川名みさき、椎名繭、深山雪見、柚木詩子は・・・何処に居るのだろうか・・?


・・・・・。


氷上シュンは荒れ果てた町並みの一角で横になっていた。
吹き付ける風は春にしては冷たかった。
でも、この風を浴びることすら以前はかなわなかったのだから。

(呼んでる・・・。でも・・・何処から?)

なにか・・意志を感じ続けつつも、自分は何処に行くべきなのか分からなかった。



・・・・・。



そして、天沢郁未は。


グオワゴォォォォォォォーーーーッッ!!


『セイレーン』が腕を振り上げるたびに、すさまじい爆発が起こる。
それを五回防いだところで限界だった。
もはや、サンシャイン60など消滅していた。大都会のど真ん中にあいたクレーター。
その真ん中に佇む自分。何とシュールな光景だろう?
そして上空に浮かぶ天使。一枚の絵になりそうだ。

天使が一人の少女の前に降臨して、神託を授ける。
だが、現実に授けようとしているのは圧倒的な破壊と死・・・。

『・・すまない、郁未』

名も知らぬ少年の声が聞こえたような気がした。


ふっ・・・


金色の光が、消えた。
(ドッペル化が・・・解ける・・・体の力が・・・抜けてゆく・・・)
膝から崩れ落ち、地面にへたり込む。


『セイレーン』が無慈悲に腕を振り上げた。
すさまじい熱量が降り注ぐのが郁未はわかった。


(・・・もう、おしまいね・・・)


晴香たちが逃げる時間ぐらいは稼げただろうか?
・・そうでなければ意味がない。信じることにしよう。


(晴香・・由依・・・葉子さん・・後は任せたわ・・)

唯一の心残りは・・一度でいいから留美に『お母さん』と呼んで欲しかったくらいだろうか・・?



・・・その天沢郁未が、今際の際に見た、幻・・・


目の前に、あの名も知らぬ少年が立っていた。

(・・がんばれたかな・・・私・・。)

彼は、にっこりと笑ってこう答えた。

(君は君ができること全てを果たして、そして眠りにつくんだ・・・それは、誇ってもいいと思うよ。
後は君と僕の娘達に任せればいいさ・・・おかえり・・・郁未)

そうやって、手を差し伸べてくる。

・・・わたしの・・・同居人・・・名も知らぬ少年・・・


ゆっくりと、目を閉じる。
穏やかな、表情で。
彼の差し伸べる手を、しっかりと握り締める。

(二十年ぶりの再会・・・かな?)

・・そんな声が聞こえたような気がした。
それは迎えるもののささやきだったのかもしれない。




グ・・ガ・・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガ・ガガガガガガガガガガガガガガガガゴォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!




・・・作戦完了。



<第七話 「セイレーン」 了>
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

一日で書き上げたのはいいけど・・うーん、今回めちゃくちゃ長くなっちゃたなー。こんなの投稿して大丈夫かな?みさき先輩?
郁未「・・・これはどういうことかしら?」
のうわぁ!? 天沢郁未ぃぃ!? 何故ここに!?
郁未「川名さんの代わりよ。ちなみに川名さんは『極限のメニュー』と『至上のメニュー』の料理対決のために南極に行ったわ。当分、帰ってこないそうよ。」
・・なんか、前回より文章がおかしいんだけど・・・。
郁未「そんな事よりも、何で今回私ことMOON.の主人公こと清純可憐な美少女、天沢郁未が死んでるの?」
いや・・清純可憐ではないと思・・
(郁未の眼が金色に輝く!)
郁未「・・死にたいのかしら?」
・・だってあんなMOON.本編でとっかえひっかえ・・・。
郁未「死になさい、馬鹿作者。」
待った、その前に感想だけでも書かせてくれ。
郁未「・・・許可するわ。」
じゃ、感想書かせていただきます。


>ここにあるよ?様
>ONE〜輝く季節へ〜始まりその11

郁未「長森さんが『ふぇれっと』なんて、あなたの中ではマイナーな動物を知っていたのはそういうワケだったのね・・。」
ONEやるまで知らなかった・・・。一般常識なのか?
郁未「私はパンダみたいな猫というのがすごく気になったけど・・。」
長森の趣味、意味不明だし(爆)。いい味だしてますよね・・。



>ひさ様
>感想だけでもいいですか?(6)

郁未「・・天然ボケね・・。」
長森って何処か抜けてるイメージがあるから。ナイスフェイント!長森!
それと、感想ありがとうございます。
郁未「『アルテミス』とか本当に思わせぶりね・・・。これでくだらないものだったら殺すからね。」
う・・多分・・だいじょぶ・・。



>雀バル雀様
>一発劇場!(ONE篇)

郁未「本当に雀さん(勝手に略すな)はこういった話が上手いわ・・・。」
・・・・。
郁未「あなたまで真似して穴に入らないで頂戴。」
だって・・本当に面白いもん・・最後にX−F○LESにつなげた所なんか特に・・・。
郁未「でもやっぱり(ONE篇)ってことは(MOON.篇)もあるのかしら?」
・・うぅ・・読みたいなあ・・。次回作も期待してます・・・。

>翔べ!必殺うらごろし?

郁未「・・・ええと・・」
何をどう言えばいいのかわからない・・すごい話だ・・。
本編もこんなにぶっ飛んでるのか・・?
郁未「必殺シリーズは知らないもんね・・・。あなた。」
続編、読んでみたいです、雀さん(だから勝手に略すな)
あと、資料いただけますか?気になってきた・・・
郁未「新宿TUTAYAにいけば?」
・・新宿行ったことない・・・。



>ニュー偽善者R様
>屈折の旅立ち-3-

郁未「長森ANOTHERエンドという話ね。」
心に届いた・・・。
郁未「長森さんの心情が・・・痛いわ・・・。」
うぐぐ・・。感動だぁ・・・。



>幸せのおとしご様
>あした


うう、ほのぼのとしていて、読んでいて気分いいです・・。
郁未「なんであなたもこういった話を書かないわけ?」
・・ダーク系の話の方が好きだから。(ぼそっ)
郁未「・・・まぁ、いいけど。その割に暗くも何ともない話書いてるのね。」
長森って本当、けなげな娘ですよね。
郁未「無視しないでよ・・。」



>変身動物ポン太様
>輝け!第一回男子人気投票!(その6)


髭・・あんなに強かったのか・・・!
郁未「どうでもいいけど確かに長森さんの喋りかたは変だわ。」
だよもん星人だから。やっぱり浩平も人気あるんだなあ。
郁未「中崎ってかっこいいのかしら?どうもお坊ちゃまと言うイメージがあるのよね。」
沢口(だから違う)もかっこいいっていわれてるし・・・浩平のクラスは美形ぞろいなんだな。


・・あとは・・まだニュー偽善者R様のONE猫は読み終えてないから・・・このぐらいか。
郁未「じゃあ、覚悟はいいわね。」
あ、ちょっと急用を思い出したから。じゃ。
(秒速299792458メートルの速度で逃げ出す神凪)
郁未「・・・光速で逃げるとはやるわね・・・。」


オチなし。