アルジーと一緒 投稿者: ニュー偽善者R
「ふふふ♪」
今日の俺はご機嫌である。
そりゃ、そうだ。学校で突然、茜からこんなこといわれたんだから。
『・・・・・家に泊りにきませんか?今日は誰もいないから・・・・・』
まさか茜からこんな言葉が聞けるなんて♪
そりゃー、俺達は誰もが認めるベスト(?)カップルだけどさぁ。
でも、茜と夜を二人で過ごすなんて。
「ああ、なんて俺って幸せなんだろう♪」
満面の笑みで茜の家へと着く。
さあ、愛の巣(?)のインターホンを・・・。

ピンポーン♪

「茜ぇー、俺ー」
「・・・・待ってました」
「にゅー♪」
少しして玄関の戸は開いて、茜が俺を迎えてくれた。
「入ってください」
「お邪魔しまーす」
「にゅにゅ♪」
俺は茜の案内で茜の部屋へと通される。
「ほほぉ、なかなかきれいだぞ」
「・・・・あんまり見ないでください」
「にゅ」
「いや、茜らしくてかわいい部屋だなぁって」
「・・・もう」
「にゅー」
照れ気味に顔をうつむかせる所なんか、ほんとかわいいよなぁ。
「・・・浩平お昼たべてませんよね?ホットケーキを作りましたからちょっと待ってください」
「お、さんきゅー」
「にゅにゅー♪」



「どうぞ」
「いっただきまーす」
「にゅにゅーにゅにゅ♪」
うんうん、見た目にもおいしそうなホットケーキだ。
シロップもかけられてて、食欲をそそる。
「もぐもぐ・・・うーん、実においしいぞ」
「にゅー♪にゅー♪」
「・・・ほんとですか?」
「おう」
「何点?」
「10点満点」
「・・・・・」
ほめられたことが嬉しいのか、茜は微笑んでくれる。ああ!もうこの笑顔がたまらん!!!
しかし・・・・俺はそんな茜に聞かなければならない。
この最大の疑問を・・・・・・。
「ところで茜・・・・・・」
「はい?」
「あれは何だ?」
俺は部屋に飾られているぬいぐるみの集団に一体をさした。
「・・・・普通のアルジーです」
「あれは?」
「・・・・銀のアルジーです」
「じゃああれ」
「・・・・金のアルジー」
「・・・・・なら、こいつは?」
俺は俺と茜の間に鎮座する謎の怪獣を示した。
「生のアルジーです」
「にゅ♪にゅ♪」
「・・・・・生」

注:このアルジーネタはまねき猫さんの「池」・・・だったよね?・・・をよみましょう!

「俺達が食べてるのはホットケーキだよな・・・」
「・・・多分そうです」
「こいつが食べてるのは?」
「・・・生のホットケーキです」
「何で?」
「生・・・ですから」

注:このネタは俺の「おでかけ!2」をよみましょう!りーふ図書館にあるよ。


夜。俺は茜の沸してくれた風呂に入っている。
うーん、何か新婚夫婦みたいだなぁ♪こいつがいなければね・・・・・。
「にゅー♪」
「・・・・・何でお前がここにいるんだ!」
「にゅにゅにゅ!にゅにゅにゅにゅにゅ!にゅにゅにゅ♪」
「・・・・・・・」
こいつと話そうとしたのが間違いだった・・・・・。
「にゅー・・・・・・」
「浴槽に浮かぶなぁぁぁーーーーー!!!」


湯上がり。俺は茜の部屋へと戻ってくる。
「・・・・お風呂はいってきます」
「わかった」
茜は着替えをもって風呂へといってしまった。
うーん、茜の湯上がりかぁ♪みてみたいなー♪
「にゅ♪にゅ♪」
「・・・・」
今の状況を説明しよう。
室内のは俺とこの生物だけである。
ひじょー!に気まずい。
「にゅー」
う!目が合ってしまった!くそ・・・こいつのどこがかわいいんだ?
「にゅ・・・・・」
「・・・・・・・・」
威嚇なのか俺と生物は無言でみつめあう。
「にゅ・・・♪(ぽっ)」
「頬を赤らめなぁぁぁーーーーー!!!」
「にゅーーーーーーーーーーーー!!!!」

ひゅーーーーーーー・・・・・・・キラン!

俺の蹴りが炸裂し、生物は夜空の星へと消えていった。
「はぁはぁ・・・これで2度と戻ってくることもあるまい・・・・」

注:ギャグじゃなかったらね


翌日。
「おはよー」
「・・・・おはようございます」
「にゅにゅにゅにゅ♪」
「にゅーにゅにゅ♪」
「ぐあ・・・・」
朝目覚めるとそこには生物が2匹・・・なぜ?
「・・・恋人だそうです」
「にゅー♪」
「にゅにゅ♪」
「・・・・・・・・いやだぁぁぁぁぁーーーーーーーー!!!!!!」



@@@@@@@@@@@@@
そんなわけでアルジーSSかいてみました(^^;
許可くれたまねき猫さんありがとうです。
実は知らない人もいるでしょう・・・・・アルジーFCつくっちゃいました(^^;
でも、なんもないの(笑)いやー、しかしネタないネタない!おかげで生のホットケーキネタまで使う始末(^^;
タイムリーだなぁ・・・・・。知らない人多いだろうなホト連(^^;。


めっちゃひさびさの感想しかもほんの少し(^^;まじ忙しいんです。


WILYOUさん
>空白(3)
えー、2もよんでますよ。ちゃんと。しかし、さすがとしかいえないですねー。このおもしろさ。日記形式と一風変わった形式ながらも、アンドロイドの感情がよくあらわれていました。
さらに、アンドロイドらしい(?)ぼけた感じがさらにおもしろい!感服です。

壱弥栖さん  
>お伽話を語ろうか
平和ですねぇー(^^)シュールなのは好きです。なかなかおもしろいです。

ひささん
>感想だけでもいいですか?(7)
よくまあ、こんだけの感想を(^^;ONE猫3部以外数稼ぎなのに(暴言)えーと、感想遅れそうだったら読み飛ばしていいです。ほんと。おもしろくないのは重々承知なので。感想かいていただいて本当にありがとうです。  


http://www2.odn.ne.jp/~cap13010/