いい仕事しまっせ!-5- 投稿者: ニュー偽善者R
わしの名は緒トメ(お・とめ)78歳♀。
知る人ぞ知る乙女鑑定人とはわしのことじゃ。
さて、鑑定がてら今日も散歩に出るかの。


わしは今、乙女を目指す少女、七瀬という娘の通う学校に潜入している。
ふっ、ふっ、ふっ・・・乙女八段のわしにしてみれば造作もないこと。

注:お前絶対妖怪だろ?

さて、あの娘はどこかの?おっ、いたいた。廊下をこちらに背中を向けて歩いているではないか。
むっ?あの歩き方は!ほほぉ・・・「あれ」をやる気じゃの。
「おい、ばあさん」
「?」
突然声をかけられわしは振り向いた。そこには七瀬に協力(強制)をしている若者がいた。
「あんたその格好・・・」
「わしの「乙女着ぐるみ」を見破るとは」なかなかやるの」
ちなみにわしの格好はせ〜ら〜服である。
あまりの乙女ぶりに疑問を抱かせないのがこの技の売りなのじゃ。
ちなみに乙女五段にしか扱えない技なのじゃ。
他にもばりえーしょんが多数存在し、変幻自在なのもポイントが高い。

注:ネタ切れです(TT)

「ところであんた何者なんだ?」
「ふふふ、乙女鑑定人だといっただろう、ところでおぬし」
「何だ?」
「あの娘を名前を呼んでみてはくれないかの」
「何で?」
「呼んでみればわかる」
「まあ、いいけどよ・・・どうでもいいが、その格好は止めたほうがいいぞ・・・・・」
「そうかの?」
まだまだいけると思うんじゃがのぉ・・・。
「お〜い、七瀬ぇ〜」
「なぁに?」

SE:キラキラキラ!

「おおっ!こ、これは!」
若者が名前を呼んだ瞬間、七瀬が振り返る。
しかし、その振り返りは幻の「見返り美人」を彷彿させる振り返り。
乙女六段にしか使えない「乙女振り返り」とはこのことなのじゃ。
ううむ、この短期間によくここまでできるようになったもんじゃ。
「何か用かしら?」
「え、ええと・・・」
ふふふ・・・若者は予想通り、動揺しておる。ふむ、そろそろポイントをあげてもいいかの・・・。
わしがそう考えた時、思わぬ伏兵が現れた。

ガシィ!

「ぐあ・・・」
『こんにちわなの』
「澪・・・抱きつくのはやめてくれ」
むむっ!?若者の首に抱きついた娘は、スケッチブックを開きながら無邪気な笑顔を見せている。
う〜む・・・何と純粋な笑顔なのじゃ。乙女に必要な「純粋性」が溢れておる。
これは・・・
「乙女度6ポイント!」
「ばばあ・・・」
『なんなの?』
「そんな!?わたしの「乙女振り返り」は一体どうなるんですか!?」
「娘よ・・・悪く思わなんでくれ。鑑定心に嘘をつくわけにはいかなかったのじゃ」
わしはそれだけ告げると、スカートをひるがえし背中を向けて歩き出した。

注:くれぐれも想像しないでください

「・・・七瀬」
「なぐさめの言葉はいらないわ・・・・・・」
「いや・・・・・なかなかお前の振り返りにはときめいたぜ」
「・・・折原」
「だから、もう少しがんばってみようぜ。な?」
「そうね・・・。うん!わたしがんばってみるわ!」

等となぜかラブラブな展開に持ち込む二人だが、教室では・・・・・。

「もう!浮気は許さないんだもん!」

注:オチなし(TT)




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はっはっはっ!続かせようにもネタがない(爆)もう、適当(TT)
しっかし、一体何話続くんだろうほんと(^^;なんか、掛持ちが多すぎる。
さて、次回はいつになることやら・・・・・・。