懐かしき日 投稿者: ニュー偽善者R
2月14日。FARGO施設B棟内、研究室。


デスクに資料のファイルを開いたまま、研究員の巳間良祐は浅い眠りについていた。彼は夢を見ている。二度とは帰らない思い出の日々を・・・・・・。


「良祐、これあげるわ」

「どうしたんだ晴香?去年はくれなかったのに」

「誰からももらえない情けない兄のために対する憐れみよ」

「ははーん、さては彼氏と別れたな?」

「いちいちうるさいわねー!いらないんなら捨てるわよ!」

「うわっ!ごめん、ありがたくもらうよ!」

「最初からそう言いなさいよ」

そう言って晴香が丁寧にラッピングされたチョコを渡してくれたんだ・・・。あれはいつのころだったかな。もう遠い昔の気がする。それほど時は過ぎてないはずなのに・・・・・・。


「うん・・・」
良祐は首が下がった衝撃で目を覚ました。
「寝てしまったのか・・・」
まだまだするべき作業は残っていた。資料の脇におかれたコーヒーカップに手を伸ばし、中身をすする。冷えきったコーヒーの酸味の強い味が舌に残った。


(もう戻れないだろう、穏やかな日常には・・・・・・・)



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なぜなにONE猫・・・じゃないよ(^^)
R「はあ・・・今日はバレンタインか」
ちびみずか「くらいね。どうしたの?」
R「一週間前は誕生日だったのに、もうバレンタインか。さびしいぜ」
ちびみずか「そういえばさくひんもくらいね」
R「ふん、平和にバレンタインをぬくぬく過ごす愚民共に贈る我が呪いのSSだ(うそです。これは作者のハッピーEDが全てなのか?という疑念に基づいて作られた作者の珍しいシリアスです)」
ちびみずか「みじかいけどね」
R「心の中を読むな・・・ところで、ちびみずかは誰かにチョコをあげるのかい?」
ちびみずか「こうへいがのぞめばね」
R「でも、興味なさそうだよな。永遠の世界だと子供だし」
ちびみずか「そうだよね」
R「さて、そろそろこの辺で!それでは!」
ちびみずか「さよなら〜〜〜!」

追伸:ついにHP正式公開!ちびみずかを愛するあなた!是非きたれ!
まだ未完成だけど(^^;

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