大晦日なんだから没ネタONLY!2 投稿者: 偽善者Z
茜「ちょっと出かけてきます」
浩平「どこに?」
茜「秘密です」
浩平「お、おい・・・」
茜はドアを開け出ていってしまった。うーん・・・あやしい、ちょっと買い物に行くぐらいならあんな思わせぶりな態度はとらないはず・・・・・・・はっ!?まさかっ!

茜「ブツはもってきましたか?」
男「はい・・・」
夜の港の埠頭で、黒のタキシードを着てグラサンをかけた茜が男と向き合っている。なぜか茜の後ろには黒塗りのリムジンが停車し、ごっつい男どもが控えている。
男「これです・・・」
男は持っていたアタシュッケースを差し出す。
茜「中を確認させてもらいます」
ケースを開けると、ケース一杯にワッフルが入っている。
男「どうです?山葉堂特注のFOR茜ONLYワッフルスペシャルは。これは世界中の甘味料と最高級のハチミツと練乳を用いた逸品です」
茜「・・・世界中の甘味料と最高級のハチミツと練乳」
茜の目はすでにいっている。
男「で、お代ですが・・・しめて五十万になります」
その言葉を聞いて茜の目がキラリと光った。
茜「高いです」
そう言って懐からけん銃を抜き、男を撃った。
パン!
男「ぐあっ!?」
茜「これは頂いていきます」
倒れた男をしり目に茜はリムジンに乗り走り去った。

浩平「だめだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!茜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
現実に戻った俺は絶叫した。いかん!茜を犯罪者にするわけにはいかない!止めなければ!
浩平「よし!追いかけよう!」
俺は外に飛び出した。

外に出ると、商店街の方に向かう茜を見つけた。俺は気付かれないように後を追った。
浩平(あれ?どこに行く気だ?)
茜は商店街の路地裏へと入っていった。そしてその奥にひっそりとある建物の中に入っていった。
浩平「う〜む・・・ここで取引をしているのか・・・・・・・」
俺は勇気を出してのぞいてみることにした。
ガチャッ
扉を開け隙間から見ると・・・・・・
茜「うふふ・・・かわいいハムスター達です・・・」
部屋の中ではハムスターの入ったゲージが部屋一杯に並んでいる。まさにハムスター天国といったたころか。茜はその中の一匹を取り出しじっと見つめる。そうか・・・ここで繁殖させてたんだな。確かに家にはおけない。だが、俺は次の瞬間見てしまった・・・。
茜「かわいいです・・・」
はむっ
茜がにやりと笑い、ハムスターを口にくわえたように見えた。い、いや、きっと錯覚だろう!俺はそう自分を説得し扉を閉めた。そして家に戻ることにした・・・。
浩平「今日見たことは忘れよう・・・・・・・」
俺は茜を笑顔で迎える練習をすることにした・・・・・・・・。




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〜SS温室〜
なつかしのネタです。みんな覚えてるかな?オチがいまいちなので、今まで封印してました(2カ月以上)。次に投稿する奴は特に気にしないで下さい(^^;ちなみにちびみずかは年越しそばを食べてます。
ちびみずか「てんぷらのころもがおおいよ〜」
以上!SS温室からでした!