おでかけ! 投稿者: 偽善者Z
設定 澪エンディング後 

澪『ちょっと出かけてくるの』
浩平「どこに?」
澪『ひみつなの』
浩平「お、おい」
バタン!
澪はそのまま、ドアを開け外に出ていった。うーん、いったいどうしたんだろう?澪が行き先を言わずに出かけるのはおかしい・・・はっ!?まさか!

最終の夜汽車が出ようとするプラットホーム。
そこには、俺の知らない男が立っている。
男「おそいな・・・」
そいつは腕の腕時計を見ながら呟く。その顔は不安気だ。
そこへ、階段を大きな旅行用のバッグを持った澪が走ってくる。
男「澪さんっ!」
澪『またせたの』
男は澪に駆け寄り、抱きしめる。
男「僕と一緒にいってくれるんですね!?折原のことなんか忘れて!」
そうして二人は夜汽車に乗る。
誰も知らない安息の地を求めて・・・・・・。

浩平「ぐおおおおおおおおっっっっっっっっっっっっーーーーーーーーーー」
現実に戻った俺は絶叫した。
浩平「はあ・・はあ・・はあ・・危ない・・・もう少し存在が消えるところだった・・・・・・」
とりあえず俺は冷静になろうとした。
考えてみれば、澪が浮気するはずなんてない・・・いや、もしかして・・・・いや、だめだっ!恋人の俺があいつを信じなくては!・・・でも気になる・・・・・・・。
浩平「よし、後をつけよう」
結局、俺は澪の行動を観察することにした・・・・・・。

家を出て少し走ると、澪の後ろ姿を見つけた。俺は物陰に隠れながら澪を追う。
浩平「どこにいくつもりだ?」
俺がしばらく後をつけると、ビルが見えてきた。
あれ?こんなビルあったかな・・・・・・。
浩平「?・・・何があるんだ・・・・」
澪はビルの中に入った。俺も続いて中に入る。
そこで俺が見たものは・・・・・・・。
浩平「こ、これはっ・・・・」
俺は驚愕した。ビルに入って、受け付けの前に置かれた看板にはこう書かれていた。
『恋人を射止める愛の料理教室』
中には女の子がたくさん集まっていた。
浩平「ふっ・・・・澪、がんばれよ・・・・・」
俺は澪の俺に対する愛情に感動した。うまくできなくても、俺の中ではお前の料理が最高さ・・・・・・。
俺は背を向け歩き出す・・・。澪が満面の笑みで俺の元へ戻って来るのを願って・・・・・・・・・・。

浩平が家に着いた頃、会場では一人の門前払いされた者がいた。
警備員「今すぐ、ここから出てください!」
千鶴「なんでわたしがだめなんです!?」
楓「人が死ぬから・・・・・」
千鶴「今、なんて言ったのかなぁー?か・え・で・ちゃん?」
楓「ひいぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーー」
その後、会場は血の海と化した・・・・・・・・・・・。

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どもっ!偽善者Zでいっ!今回は、ギャグ物を書いてみたんですけど、うーむ・・・自分としてはいまいちです。なんか強引というかオチに苦しみました(結局千鶴さんを使ってしまった・・・)。次はもう少しがんばってみます。
では、感想じゃ(ある理由により最近出された方への感想を書けません。ごめんなさい)

〜しーどりーふさん(友達なのだ) 届けこの思い〜
くうー・・・・泣かせるよーこの話はぁ!俺はかなりよくできてると思う!自分のことを過小評価してるけど十分いけてるよっ!

〜まてつやさん 茜シナリオif2〜目覚まし時計〜 〜
実際にこんなイベントが起きたら怖いですね。その場で永遠の世界へと・・・・。

〜GOMIMUSIさん ただひとつの願い 〜
シリアスですね、かなり。それにしてもオリジナル性が高い作品ですね。茜の過去を感じました。

〜わっふるな午後(その1)〜
うーん・・・七瀬でもだめだったとは・・・・本当にあのワッフルは誰のためにつくられたんだろう?

〜ここにあるよ?さん 先輩とのデート1&2〜
ビキニとは大胆ですね。先輩のビキニ姿がみたいっす。

〜だよだよ星人さん ワッフル星人あらわる〜
そうかすべては陰謀だったんですね。恐るべしワッフル星人・・・・・。

〜ろっとさん 灰色の空と季節(旅情編)〜
茜っすねー。せつなくなりますね、茜は。