ONE〜輝く季節へ〜始まりその2  投稿者:ここにあるよ?


カシャァッ
カーテンの引かれる音とそして目の奥を貫く陽光
長森「浩平!遅刻するよ!早く起きてよ〜」
今日もここ浩平の部屋で起すのに苦労している長森の姿があった…
浩平「う〜んもう少し寝かしてくれよ…」
と、いつもの調子の浩平…
長森「だめだよ〜これ以上寝てると遅刻だよ〜」
浩平「しかたないな〜わかったから下で待ってってくれ」
と、浩平はいつものように言った
長森「わかったよ」
長森はまた寝るんじゃないかな〜と思いつつも返事をした
長森「…3分たったのに浩平遅いな〜まさか!!」
たったった…と急いで階段をかけあがる長森…
がちゃ!とドアを開ける音
長森「あ〜やっぱり寝てる!!浩平起きてよ
本当に遅刻するよ!今日は浩平の楽しみにしてた
体育祭なんだから早く行こうよ〜」
長森はこんなときに遅刻したくないので言った
浩平「わかったわかった、よし行くぞ!」
そして・・いつもの道を走り
学校に遅刻寸前に着いた…
そして…浩平達の応援席にて…
長森「浩平は何にでるの?」
と、浩平がきちんと覚えているか長森は確かめるように言ってみた
浩平「えーとたしか…なんだったかな〜」
と、予想していた通りの答えを浩平は言った
長森「借り物競争でしょう!!」
と、長森は一息ついて言った
浩平「そうだったそうだった〜悪い悪いそういう長森は何に出るんだ?」
と、浩平はなんとなく聞いた
長森「私は竹取物語と牛乳一気のみだよ」
浩平「竹取物語はいいとして、牛乳一気のみなんて種目あったっけ?」
と、浩平は長森に聞いてみた…
長森「え?浩平が昨日お前は急きょ牛乳一気のみも出ることになった
って一方的に電話してきて教えてくれたでしょ!!」
長森は…もしかして騙されたと思いつつおそるおそる聞いてみた…
浩平「ああ!!いったなそんなこと〜あれうそだって!
すぐに気づけよお前は〜」
と、いつものようにけろっという浩平
長森「だったらうそつかないでよ〜」
と、むきになって長森は言った
浩平「悪い悪い〜所でいつになったら始まるんだ?」
長森「もうすぐだと思うよ〜9:00から開会式って言ってたから」
浩平「そうか…なぁ…このまま帰ってもいいか長森〜」
と、冗談でためしに言ってみた…
長森「え?だめだよ浩平〜」
と、引きとめる長森
浩平「冗談だって」
と、浩平は言った
長森「浩平が言うと冗談に聞こえないよ〜」
と、浩平に本気で言った…だが・・浩平のことだから…
浩平「やっと開会式終わったな〜俺が出る種目っていつだ?」
と、うまくかわして(本人はその気はないようですが)次の話を振った
長森「え〜とパンフレットによるとお昼休憩の前だね〜」
浩平「じゃ、俺はそれまで寝てるからその時になったら起こしてくれ!な」
と、浩平はそういって左右のイスを使って大の字に横になった
長森「浩平みんながんばってるんだから見てあげようよ〜」
住井「あいかわらずだな折原〜長森さんに迷惑かけてるのか?」
と、住井はいつものように俺に話しかけてきた
浩平「なんだ住井か…」
と、浩平は言った
長森「聞いてよ〜住井君浩平ったら番が回ってくるまで寝てるって言うんだよ〜
ひどいと思わない?」
と、長森は住井を仲間に引き入れて一緒に言おうとした
住井「う〜んそうだな…でも折原らしいんじゃないか?
じゃ〜俺最初の100メートルそうに出なければ行けないから行くぞ〜
ちゃんと俺の活躍を見ていろよ折原〜」
長森「住井君もああいってるんだから起きてようよ…って浩平?」
と、浩平をひっしに起そうとしてる長森
浩平「ぐぅ〜」
長森「もう寝てるし…」
長森は・・もうため息をつくしかなかった
そして…11:30分になった
長森「浩平…浩平…出番だよ〜起きて」
と、いつものように浩平を起す長森
浩平「ああ、もうそんな時間か…」
と、言ってる浩平達の所に佐織がきた
長森「あ、おつかれさま佐織〜」
佐織「ふ〜つかれた、折原君はこの後の借り物競争だったよね」
と、一仕事終えてきたような表情で佐織は言った
浩平「…所で佐藤は何に出たんだ?」
と、浩平は佐織が何の種目に出たか聞いてみた
佐織「障害物競走」
浩平「そうか…で順位は?」
佐織「もちろん一位よ折原君も一位取るのよ」
浩平「オー任せとけ」
と、一言いって浩平は入場ゲートに向かっていった
10分後…
長森「借り物競争始まったけど、浩平の出番まだかなぁ〜」
長森は早く浩平が、走るとことをみたかった
佐織「そんなに彼のことが心配瑞佳〜」
と、分かっている癖に佐織は長森に聞いてみた
長森「うん…幼なじみだしね〜それに…」
と、長森が言いかけた…
佐織「それに?…あ!それより、彼の番よ瑞佳!」
「え!う、うん」
と、急に言われたので、とまどう長森
長森「浩平が今のところトップだよ佐織〜」
と嬉しそうに長森が言った
佐織「今のところ順調そうね〜って折原君が走ってこっちにきたよ」
と、長森と佐織のほうに向かって浩平が走ってきた
長森「浩平どうしたの?」
浩平「紙に毎日牛乳が好きな幼なじみって書いてあったから
瑞佳一緒にきてくれ!」
と、浩平は長森が牛乳好きなこと知っていたので当然のごとく長森を連れにきた
長森「う〜んまって今靴はくから〜」
浩平「そんな時間はない抱きかかえていくぞ〜いいな!」
と、浩平が突然言った
長森「え?うん…」
と、長森はなにがなんだか分からない様子
浩平「一着でゴールだな長森〜あれどうした長森?」
なぜか長森は顔を赤くしていた。
浩平「あ!そうか降ろすの忘れてた!ごめんごめん」
と、浩平は言った
佐織「瑞佳〜折原君〜すごいね〜」
浩平「そうか?いやあ〜一着でゴールできるなんて思ってもみなかったけどな」
と、浩平ががらもなく謙遜している
佐織「それよりも…瑞佳〜うれしそうだね〜」
と、佐織が長森をちゃかした
長森「さ…佐織〜」
と、長森は顔を赤くしながら言った
浩平「まぁ〜ともかく一位でゴールできてよかったな!長森〜」
長森「え?うん…そうだね…」
今日は、長森にとって最高の一日だった
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とりあえず〜2話めあっぷしますね・・・
一日たったら消しますね・・・・
おてすうかけてすいません