せっかくだから・・・(謎 投稿者: 神代燐
妄想科学小説の続き・・・
前回何処まで掲載したかも忘れたし、調べるのもめんどうなので(ぉぃ)、最初から最後まで全部転載します。
・・・何かとんでもない事してるような気がそこはかとなくする・・・(;_;)

妄想科学小説(一部嘘)みさきさんとラブラブなナニ(謎

「う〜ん・・・」
「ん? 浩平君、何考えてるの?」
 少し冷たいような、暖かいような、不思議な瞳が僕を見つめた。僕は、暖かい春の日射しの中、ある女性と並んで公園のベンチに座っている。彼女の名前は、川名みさき。明るくて、暖かくて、ちょっと変な所もあるけどとても可愛い、僕の恋人だ。不思議な瞳は、何も見つめていないから。そう、彼女は目が見えない。普段はそんな事構わずに付き合ってるんだけど・・・
「いや、みさきさんの誕生日もうすぐだったでしょ?」
「覚えてくれてたんだね」
不思議な色の目が細くなって、喜びの表情になる。僕は、少し小さめの彼女を抱きしめてつぶやいた。
「大事なみさきさんの誕生日忘れたりしないよ」
「うん・・・」
 みさきさんは、大人しく僕に身体を任せた。最初の頃はいきなりこうしたらびっくりしていたけど、最近は全然そんな事も無い。なんでも、大体声の調子で判るそうだ。きっと僕が思ってる以上に僕の気持ちが読めるんだろうな。綺麗な黒髪は、甘い、暖かい、太陽の匂いがした。
 で、もうすぐ大好きな彼女の誕生日なんだけど、何をあげたら喜んでくれるんだろう。こんな時、思っていた以上に目が見えないと言う事のハンディを思い知る。何しろ、綺麗な夜景も見られないし、何か服を買ってあげても判らない。う〜。
「ねぇ、何考え込んでるの?」
「みさきさん、何か欲しい物ある?」
「え? あ、そんな事なんだ・・・」
 自分の身体をより一層寄せてくる彼女。
「ん?」
「一日、一緒に居てくれないかな・・・ずっとこうやって抱っこされて、一緒に居るの」
 え? ひょっとして、それって・・・ でも、その後に彼女の口から出た言葉は、もっと悲痛な色を帯びていた。
「浩平君の匂い・・・ 浩平君のあったかさ・・・ 浩平君の声・・・ 全部大好きなのに、いつもいっぱい触ったり出来ないんだもん。浩平君は離れても私の事判るからいいけど、私は浩平君の事判らないんだから・・・」
「みさきさん・・・」
 ゆっくりと、小さい、柔らかくて暖かい背中を撫でてあげる。彼女もその手で僕の背中をしっかり握りしめていた。
「それでね、何回も何回も、私のことが好きって言って・・・ キスもいっぱいして・・・ 私に浩平君の事、いっぱいくれたら、それだけでいいよ」
 う〜ん、それはそれで嬉しいんだけど、そう言ってもなぁ・・・ 付き合いだして初めての誕生日だし、何かしてあげたい。頭の中で定番なプレゼントがどんどん浮かんで、どんどん消えていく。僕は改めて目が見えないと言う事の不自由さを実感した。

「19歳おめでとう、みさきさん」
「・・・ありがとう、浩平君・・・」
お祝いの言葉を言ってから、来る途中で買ってきたケーキを食べる。朝から食べるのも変な気分だけど、みさきさんらしいかも知れない。僕は一切れだけ食べて、後を全部みさきさんに渡した。
 食べ終わると、何だかもじもじしだす彼女。上目遣いに僕の顔(の方)を見て、ぼそぼそ、と喋り出す。
「浩平君・・・」
「何?」
「・・・プレゼントぉ・・・」
「うん」
彼女が座っているソファに行って、隣に腰を下ろして、ゆっくり、優しく、気を付けながら身体に触る。指先が触れただけで、みさきさんはこっちに倒れ込んで来た。
「待てないよぉ・・・」
その背中を優しく抱いてあげる。顔がすっぽりと僕の胸に埋まって、見えなくなった。
「・・・もっとぉ・・・」
僕は、いつになく甘えん坊なみさきさんに通常以上の愛しさを感じた。綺麗な髪の毛にキスしながら
「みさきさん、大好きだよ」
と囁き、ゆっくりと唇を動かす。
「ぅん・・・私も、浩平君の事大好きだよ・・・」
「可愛いみさきさん・・・ 綺麗なみさきさん・・・ 大好きだよ」
「・・・嬉しい・・・」
 何回も何回も、大好き、愛してる、とお互いに告げあう。その度に彼女に対する愛しさが沸き上がってきた。
「ね・・・ずっと、このままで居たいな・・・」
ゆっくりと髪の毛と背中を撫でると、みさきさんは気持ちよさそうに身体を震わせた。子猫をあやしているような、不思議な感じ。
「これでいい?」
「・・・まだだよ・・・離しちゃ嫌だからね・・・」
何も言わないで、ただ柔らかい背中をなで続ける。わざとくんくん、と音を鳴らしながら、鼻の頭で髪の毛をかき分けると、頭を振って顔をすりつけるみさきさん。その甘える様がどうしようも無く可愛い。僕は、柔らかい頬を両手で挟んで上に向けて、小さい唇にゆっくりとキスしてあげた。
「ん・・・ふ・・・」
「ぅん・・・ん・・・」
 しばらく唇をあわせて、甘い唇を味わわせてもらう。背中をしっかり抱きしめて、みさきさんを全身で感じると、彼女は安心して僕にされるがままになった。その匂いと味と感触を満喫してから、ゆっくり唇を離す。
「みさきさん、愛してるよ」
「・・・浩平君・・・私も・・・」
 その続きが出てくる前にもう一回自分の唇で彼女の口をふさぐ。今度はみさきさんの唇を割って、舌を入れて自分の唾液と彼女のそれを混ぜると、腕の中で暖かい身体が恥ずかしそうに捩れた。又いい匂いが立ち昇ってくる。みさきさんの身体が出す、甘い匂いだ。やがて、彼女の舌も僕のそれに応じて、口の中に入ってきた。お互いの口内を這わせて、ぬるぬるした舌越しに愛を伝える。
 長い、長いキスの後に口を離したら、混ざった唾液が糸を引いた。
「みさきさんのつば、糸引いてる・・・」
「違うよぉ・・・浩平君のだよぉ・・・」
 顔を紅くして恥ずかしがる彼女。
「いちいち言わなくてもいいのにぃ・・・意地悪ぅ・・・」
 少し拗ねた顔になって、再び僕の胸に顔を埋めた。優しくその背中を撫でてあげると、小さく鼻を鳴らして又甘える。
「よしよし・・・みさきさん・・・」
背中を撫でていた手の片方を下に動かしてお尻に触ると、みさきさんの身体がひくんと反応した。
「浩平君・・・」
「ん?」
「こうへぃくぅん・・・」
僕の身体に回された腕が、緊張でぎゅっと固くなった。
「いい?」
「・・・手、離しちゃ嫌だよ」
「うん」
「ずっと、触ってないと・・・嫌だよ」
 何も応えずに、細い腰から太股へと手を移動させて、手のひら全体で触っている所を軽く揉んであげる。唇を彼女の額に付けて少し上に動かすと、みさきさんは再び顔を上げて目を閉じた。再三、濃いキスをしてあげる。唇を合わせながら、太股と背中に置かれた手を休まずに動かすと、甘い鼻息が何回も漏れた。
「ふん、ふぅん、ふぅ、ぅん・・・」
 唇を離さずに愛撫を続ける。ゆっくりと彼女の身体を引いて、僕の上へと導いて行く。やがて、ソファの上で身体が重なり合うようになった。脚を開いて、彼女の腰をその中に落とし込んでから、一回唇を離す。
「これでいいですか、お姫様」
「もぉ・・・」
少しからかうと、みさきさんは照れたようにはにかんだ。そして、一層身体を寄せてくる。これ以上くっつきようが無いのに、もっともっと触ろうとするように自分の身体を僕に擦り付けてきた。
「浩平君のお姫様・・・かぁ・・・」
そのまま、僕の肩に顔を埋める。
「・・・・・あったかい・・・気持ちいい・・・大好き・・・」
「うん」
「・・・ずっと、ずぅっと、一緒だよ・・・又居なくなったら、許さないんだから・・・」
「うん」
 目の前にある真っ白な可愛い耳に舌を伸ばして、ちろっと舐めると、小さな悲鳴があがった。
「きゃんっ!」
「びっくりした?」
「うん・・・でも、いいよ」
「それじゃ・・・」
 何回も何回も、ちろちろ、と、柔らかい耳を舐め上げて、尖らせた舌先でくにくにいじめてあげる。
「きゃん・・・ふん・・・ぅんっ・・・こ、こぉへいくん・・・」
 甘い声に刺激されて、唇に耳たぶを挟んで甘がみしてみる。
「ぅん・・・ゃん・・・気持ちいい・・・もっとぉ・・・」
「もう・・・みさきさんったら、可愛いんだから・・・」
 一層の力を入れて抱きしめて、柔らかい愛撫を繰り返す。やがて、その耳は僕の唾液にまみれて、ちゅちゅ、と小さな音をたてるようになった。
「変な音するぅ・・・」
「嫌?」
「・・・うぅん・・・いい・・・」
 そのまま、柔らかい耳をつつき続けると、みさきさんの頬が紅くなって、息も荒くなるのが判った。体温があがって、優しい人が興奮している事を告げる。何回も何回も頬にキスしていると、急に僕の耳が暖かい物に包まれた。みさきさんが、僕の耳をくわえている。しばらく、お互いの耳をしゃぶりあった。何か不思議な感覚だけど、変にHでそそる。
「ふん、ふぅ、ん・・・」
「・・・みさきさん・・・」
「・・・触って、いいんだよ・・・もっと他の所、触りたくないの?」
「う〜ん・・・もう少し、いぢめさせて・・・」
「・・・・・浩平君って、意地悪なんだね・・・」
「触られたいの?」
「・・・・・・うん」
「じゃ、少し身体起こして・・・」
 みさきさんは、僕の頭の両脇に手をついて、ゆっくりと身体を上げた。そんなに大きい胸じゃないんだけど、垂れ下がって少し大きくなってる。それに手を当てると、再び身体が降りてきた。
「支えて・・・自分で支えるの、多分、無理になっちゃうから・・・」
「はいはい」
 柔らかい胸・・・ひょっとして、下着付けてない?・・・を、ゆっくりと揉んであげる。優しく、でも力を入れて、ゆっくり、ゆっくり、揉んでいくと、みさきさんの口が開いて、中から甘い声がわき出た。
「あぁ・・・あぁん、ぁん・・・こぅへいくん・・・」
「いい?」
「うん・・・凄く、いい・・・」
「みさきさんの胸、柔らかくて暖かいよ・・・」
「ぅふん・・・ありがと・・・はぁ、はぁ・・・」
 ゆっくり揉みながら手を動かしていると、親指と人差し指の間に、何か硬い物が当たった。みさきさんの身体に電流が走る。
「みさきさん、これ・・・」
「こ、こういうの、嫌い?」
 彼女は、少し不安そうな顔になった。可愛い。やっぱり、みさきさんって、すっごく可愛い。
「嫌いなんかじゃないけど・・・」
「んふ、よかった・・・好きに、して、いいから・・・」
 はぁはぁと荒い息をつきながら、みさきさんが応える。その言葉に甘えて、親指と人差し指で柔らかい、でも硬くなってきてる突起を摘んで、何回も何回も潰してあげた。
「! ふん、ふぁ、ひぅあ、ぁんあっ!」
 綺麗な顔が乱れて、徐々に女の顔になっていく。眉毛を寄せて、目を固く閉じて、でも口は力無く開いて甘い息を吐き出している。何回も大きく息をついて、首を振って、快感に耐えようとしながら、それでも強く摘むと我慢しきれなくて、大きな声を出す。そんな彼女が、愛しくてたまらない。
「こぉへいくんの、えっちぃ・・・」
「え?」
「腰、動いてるよ・・・えっちぃ・・・」
 いつの間にか、僕の腰は前後左右に動いて、みさきさんの一番敏感な所を刺激していた。意識して止めてみたら、みさきさんの腰も動いてるのが判る。
「僕だけじゃないよ・・・みさきさんだって、お尻動かしてる・・・」
「ぅん・・・」
 何回目か、で、僕の胸に真っ赤な顔を埋めるみさきさん。
「二人とも、えっち、なのかな・・・」
「みさきさん、可愛くて綺麗だから・・・そういう事したくなっちゃう・・・」
「ねぇ・・・」
「ん?」
 可愛い彼女は、一際、僕の胸にその顔を擦りつけた。
「何だか、照れちゃって、言いにくいけど・・・」
「?」
「愛してる、よ、浩平君・・・」
 そのままの姿勢で、よしよし、と綺麗な黒髪を撫でてあげる。呼吸も荒いそれから静かになって、みさきさんの安心を僕に知らせていた。
 何なんだろう。この人と居ると、いつも感じる安心感。優しくて、綺麗で、少し変だけど、とっても可愛い。元気な所も、弱い所も、強い所も、全部好きで、たまらなく愛しい。
「みさきさんの部屋に行こうか?」
「うん・・・抱っこして、連れて行って・・・」
「はいはい」
 少し苦笑しながら立ち上がって、腕の中にみさきさんの身体を収める。
「重くない?」
「うぅん、軽いよ」
 みさきさんは、僕の首に腕を回して、落ちないようにしがみついた。そのままの姿勢で階段を上がって、みさきさんの部屋に入る。ゆっくりと小さい身体をベッドに降ろして、僕もその横に身体を横にした。その間中、出来るだけ離れないように気を使ってあげる。
 僕は、みさきさんを横から抱いた。抱きしめて、又、キス。深く、優しく、彼女の全てを味わうように、長いキスをしてあげる。
「浩平君、キス、好きなんだね・・・」
「みさきさんは?」
「・・・浩平君とするのは、大好きだよ・・・」
「ん・・・」
 僕の身体を抱く細い腕に、少し力が加わった。
「ね、浩平君・・・いつも、ごめんね」
「どうして?」
「いつも、迷惑かけてるんじゃないかな、って・・・」
 大きな瞳から、少しだけ涙がこぼれた。
「浩平君、いつも優しいよね・・・気を使ってくれたり、色々してくれたり・・・」
 胸の中に愛しさが溢れてきて、僕は思わずみさきさんを抱きしめた。そのまま、小さい頭を何回も撫でてあげる。
「私、浩平君の事、大好きだよ・・・だけど、浩平君の邪魔になりたくない・・・」
「何言ってるの・・・僕も、みさきさんに迷惑かけてばっかりだと思うよ。気が回らない事だって良くあるしさ」
「そんな事、無いよ・・・いつも、気になるんだよ・・・私と付き合ってて、浩平君、楽しいのかな、って・・・」
「え?」
「他の女の子だったら、色々・・・遊びに行くのだって、楽しいと思うのに、私・・・こんなだから・・・」
 みさきさんの肩が小さく震えている。
「みさきさん・・・みさきさんは、僕の一番大事な人だよ。楽しいとか、そんなの以前に、本当に側に居て欲しい人・・・大事な人。側に居てくれたら、不思議に落ち着くし、ぎゅって抱いてたら、安心出来る、そんな人なんだよ」
「浩平君・・・」
「ね、みさきさん・・・一緒に、居よ・・・」
「うん・・・うん・・・」
 彼女は、大きな目から涙を流しながら、僕にしがみつく。再び、何回もその小さな背中を、綺麗な黒髪を撫でてあげる。こんな小さな事がとても大事に感じられて嬉しい。
 又悪戯心を出して、可愛い耳にぱくっと噛みつく。
「ん・・・こ、こぉへぃくん・・・」
「耳、感じる?」
「・・・ぅん・・・感じるよ・・・」
「じゃあ、もっとしてあげるね・・・」
 ぺちゃぺちゃ音を立てながらみさきさんの耳を愛撫していると、彼女の手がするすると僕の腰をまさぐって、既に硬くなったそれを探り当てた。
「ん・・・」
「もぉ、えっちぃ・・・こんなにしてぇ・・・」
 湿った、熱っぽい声でそうなじられると、本当にたまらなくなってしまう。
「だって、みさきさんが柔らかくて、あったかくて・・・」
「そうなの? 浩平君、私の身体で感じてるの?」
「うん・・・みさきさんの身体、気持ちいいから・・・」
「嬉しい・・・好きに、して、くれて、いいよ・・・」
 上気した頬と、熱く潤んだ瞳がこっちを向いた。息が大きく、深くなっている。みさきさんの感じる様はとても可愛かった。むちゃくちゃにしたくなる衝動をこらえながら、それでも貪るように柔らかい唇を味わい、細い脚の間に自分の脚を押し込んで、彼女の大事な部分を服の上からこする。
「はぁ、あぁ、こ、こぉへいくん・・・気持ちいい、気持ちいい・・・ふん、ぅふん・・・」
 僕の背中を固く抱いて、必死に快感の波に耐えるみさきさん。そんな姿が健気でもっと困らせたくなって、激しいキスを繰り返しながら、暖かい背中に指をたててこそばすように愛撫をくわえていく。
「ふん、ぁん・・・背中、変だよぉ・・・もっと、して・・・」
 ピンク色の声。優しくて、熱い、媚色の声が僕を更に狂わせる。両手を下に動かして、柔らかいお尻に触り、それを手一杯に鷲掴みにした。そのまま、ねちっこく両手を動かして、その熱く柔らかい肉から快感を引き出して行く。
「こ、こぉ、こぉへい、くぅん・・・こぉへい、くぅん・・・」
「何?」
「ぁ、はぁ・・・こぉへい、くん、だよね・・・私を、触ってるの、こぉへい、くん、だよね」
「そうだよ。みさきさんのお尻、暖かくて、柔らかくて、こうやってたら気持ちいいよ」
「ん・・・ふぅ・・・はぁ・・・え、えっちぃ・・・もぉ・・・」
 怒った表情を作ろうとするけど、その顔がすぐに欲情に曇ってしまう。瞳が半開きになって、口もぱくぱくして、こんなのだったら、気持ちよすぎる、って事がすぐに判る。
「感じてるみさきさん、可愛いよ」
「あ、あは、ぁ・・・や、はん、ぅん、ふぁあ・・・」
 みさきさんの腰がうねって、自分の大事な所を僕の脚にこすりつけている。もっと、もっと、とおねだりするように、前後左右にいやらしくお尻が動く。
「ん・・・ぅん・・・ぁは・・・い、いひ・・・いひ、よ・・・」
「いいの?」
「ぅん・・・ぅん・・・ぅん・・・」
 彼女は、我慢しきれないのか、小さな舌をだして僕の胸元をちろちろ舐めていた。こそばゆい、むずがゆいような感触が肌を走る。しばらくすると、みさきさんは真っ赤な顔を僕に向けた。
「ね、ね・・・こぉへいくん・・・」
「何?」
「ねぇ・・・ね、お願い・・・」
 耳に口を近づけて、息を吹きかけながら、甘い言葉を囁く。
「もっと、えっちな事、して欲しいの?」
こくん、と首が動く。
「どんな事?」
「も、もぉ・・・言わせる気なの?」
「言ってくれる?」
「・・・意地悪ぅ・・・・・・」
 困った瞳になって、うつむいてしまう。だけど、僕がもっともっと優しく、力強く、お尻を揉んで、更にその間にある割れ目に指を入れていじりだしたら、再び口をぱくぱくさせて、苦しそうなそぶりを見せた。もう一回、僕の顔の方を向く。
「ね、言わないと、駄目?」
「ん〜・・・」
「い、いじわ、るぅ・・・こんな事されたら、私、我慢出来ないの、知ってる癖にぃ・・・」
「もう我慢できない?」
「・・・うん・・・」
 当然、こうやって話している間も休まずにお尻への愛撫は続いていて、彼女は鼻息を鳴らしながら腰をくねらせている。
「ふぅん、ね、ふ、おね、がぁい・・・して・・・してぇ・・・」
「どこに、何を?」
「・・・言わないと、駄目?」
「だ〜め」
「・・・・・・ね、あそ、あそこ、に・・・こ、こぉへいくんの・・・して・・・」
「ん? 良く聞こえない・・・」
「も、もぉ・・・」
 でも、恥ずかしい言葉を口にする度に、みさきさんの腰の動きが激しくなってきた。甘い吐息が何回も僕の顔にかかる。
「も、もっと・・・すごい、事、しよ・・・」
「くす・・・えっちなみさきさん・・・」
「こぉへいくんがえっちにしたんだよぉ・・・」
「脱がせて、いい?」
 小さく、頭が縦に動いた。白いブラウスのボタンを外すと、彼女の身体が僕の上にぺたん、と乗って来たので、そのまま服を引いて脱がしてあげる。やっぱり、ブラジャーをしてなかった。真っ白な肌と、その上に乗ったピンク色の突起が僕の目を射る。
「ね、こぉへいくんも、脱がせてあげるね・・・」
 彼女の指が僕の胸をまさぐって、一つずつボタンを外していく。やがて、僕の胸をはだけると、みさきさんは僕の胸に自分の胸を合わせた。
「あったかい、ね・・・」
「みさきさんも、あったかいよ」
「浩平君の匂いだ・・・」
 彼女は、僕の胸に自分の身体を擦り寄せる。その間に、僕はスカートのホックを外しにかかっていた。
「みさきさん・・・」
「うん・・・・」
 自分でスカートを降ろすみさきさん。やがて、彼女の手が僕のジーンズを脱がし、お互いに下着だけの姿になる。みさきさんが僕の腰をまたぐ格好になっていて、とてもいやらしい。
「ね、ね、ね・・・」
「何?」
「あたってる、よ・・・」
 その通りで、今や僕の物はみさきさんをたった2枚の布ごしにごりごりと刺激していた。少し腰が動くたびに、ピンクに染まった身体に痙攣が走る。彼女もそれを判って、自分の腰をもっと刺激を求めるようにくいくい動かしていた。
「したい?」
「・・・うん、したい・・・」
「全部、脱ぐ?」
「こぉへいくんが、脱がせて・・・」
「じゃ、もうちょっと、こっちに来て・・・」
「・・・うん」
 彼女がもっと上に来ると、柔らかい胸が丁度僕の口に当たった。舌を伸ばして、ピンク色の果物をしゃぶると、又大きく身体が痙攣する。
「ひゃっ! あっ! あっ! あっ! そ、それっ! いいっ!」
「みさきさんのおっぱい、美味しいよ」
 柔らかい胸を口で愛撫しながら、ショーツのゴムに手をかけると、彼女は腰を浮かせた。そのまま、足先へと引っ張って、とうとう最後の物を脱がしてしまう。
「・・・ね、もぉ、裸だよ・・・」
「うん」
「浩平君・・・私、どうかな・・・」
「見せて・・・」
 抱きあったままで180度横転して、今度は僕が上になる。手を握ったままで身体を起こして、彼女の全身を見た。真っ白で奇麗な肌、柔らかい胸、細い腰、美味しそうな脚。何回見ても奇麗なみさきさんがそこに居た。
「とても奇麗だよ・・・みさきさん」
「浩平・・・君・・・」
 又身体を合わせて、ゆっくりキスしてあげる。キスしながら、お互いの背中に腕をまわして抱きしめあう。
「浩平君、私が自分でも知らない事、沢山知ってるんだね・・・」
「・・・」
「何回も言ってくれるね・・・奇麗だって・・・可愛いって・・・」
「うん・・・」
「すっごく嬉しいんだよ・・・浩平君が見てくれるから、奇麗にしなくちゃ、って思うもん・・・お風呂に入っても、前より丁寧に、よく洗うようになってる・・・」
「・・・みさきさん・・・」
 自分の唇で相手の唇を塞ぐ。それ以上聞いてると、せつなさで泣き出しそうだったから。繰り返し、何回も暖かい口の中をまさぐって、歯の一本一本を舐めあげるように愛撫していく。その行為一つ毎に彼女への愛情が沸いて来た。
 長いキスから、そのまま舌を喉元に動かす。同時に、両手で柔らかいふくらみを覆って、優しくそれを潰すと、安心したようなため息が漏れた。何回も強く吸って、首筋から胸にキスマークの跡をつけていく。
「・・・跡、残ってない?」
「一杯残ってる」
「もぉ・・・恥ずかしいよぉ・・・」
頬が真っ赤になる。
「前にお母さんに見られて、大変だったんだよ・・・どこかで打ったのか、って・・・それで、黙ってたら、何なのか判られちゃって・・・」
「何て言われた?」
「・・・大事にしてもらうのよ、って・・・顔が熱くなってて・・・多分、真っ赤だったと思う・・・」
「大事に・・・できてるかな・・・」
 と、みさきさんの手が僕の頭を撫でた。
「大事にされてるよ・・・幸せだもん。今までに無かったくらい、幸せなんだもん」
「みさきさん・・・」
 手を彼女の膝にかけると、形だけの抵抗があった後に、すんなりと開いた。
「僕も、みさきさんと居られて、幸せだよ・・・」
 脚の根元にあるそれには、既に蜜があふれていた。
「あまり、見ちゃ、嫌・・・自分でも知らないんだから・・・」
「もう何回も見てるのに」
 右手を彼女のそこに当てて、中指で割れめを辿ると、白い太股が電気が走ったようにひくひくした。無言でシーツを握りしめて耐えようとするみさきさん。
「これ、好きでしょ?」
 親指でクリトリスをいじりながら、中指をゆっくりと熱い内部へと進める。やがて中指が根元まで埋まったので、中で曲げたり回したりして刺激を与えた。
「くん、くぅん、ふぁん、こぉへい・・・くんっ!」
「いい? いい?」
「ぁん、いい、いいよ、ぉっ! イって、しまいそ、ぉっ!」
「イっていいよ・・・一杯してあげるから・・・」
「あ、あん、きゃはぁっ、ぁふうっ」
 指の動きが激しくなるにつれて、身体の反応も大きくなって来た。シーツを固く握って、何回も腰を動かして僕の動きに応える彼女。
「終わらせてあげる・・・」
 指を回すと同時に、クリトリスに舌をあてて舐めあげると、みさきさんはあっさりとイった。
「あ、あ、あぁぁぁ・・・っっ!」
 白い身体が弓なりに反って、愛液がじゅくじゅく吐き出される。激しい痙攣の後に急に身体から力が抜けた。
「はぁ、ひぁ、はぁ・・・」
「良かった?」
 こくん。力無くうなずく彼女。
「今度は、僕を・・・」
 ゴムを付けた後に自分の物をみさきさんの入り口にあてがう。良く濡れた、熱い肉の中に、それを進めていった。
「ふぁ、はぁぁ・・・」
「ん・・・みさきさんの中、いい・・・」
 柔らかい肉が締めつけて来る。一回全部入れると、奥にあたる感触があった。
「・・・私の中・・・浩平君で、一杯・・・」
 彼女は、僕の背中に腕を回して、身体を引き寄せた。
「ね・・・浩平君を、感じさせて・・・私も、浩平君を良くしてあげるから・・・」
「じゃ、いつもみたいに・・・」
 こくん。
 承諾の返事を得て、僕は彼女を自分の腰の上に引き上げた。こうすると、そこにみさきさんの体重がかかって、より深くまで貫ける。同時にみさきさんの上体を抱きしめられるので、これがお気に入りの体位だった。
「こぉへいくん・・・ふあぁ・・・」
「みさきさん・・・」
 熱いキスを交わしながら、ゆっくりと腰を動かしはじめる。ぬりゅ、ぬりゅ、ゆっくり、そこがこすれて、お互いの身体に快感の波を作り出した。
「ぅん、ぅん・・・こぉへい、くん・・・いい、いいよ・・・」
「みさきさん・・・みさきさんだって、すっごく・・・締め付けて来る・・・」
「んっ・・・んっ・・・もっと、してあげるよ・・・」
「あぁ、みさきさん・・・凄・・・」
どんどん速度を早くしていく。ペースを考えずに暴走した動きは、すぐに絶頂を呼んだ。
「ね、こぉ、へ、くん、も、もぉ、私っ、あ!」
「みさきさん、みさきさんっ、僕だって・・・んぅぅ」
「だ、め、だめだめ、あぁぁぁぁっ!!」
「くふぅっ!」
暖かくて柔らかいみさきさんがぐいぐい締め上げてきたのを合図に、その中で思い切り解き放つ。強烈な快感が、僕の身体を襲った。
「ふぅ、ぁ・・・」
「す、すごかったぁ・・・」
余韻でゆっくりと腰を動かしながら、又唇を重ねた。お互いに抱き合ってキスしたままで、少しずつ局部を離していく。完全に抜いて、ゴムを外してから、僕たちは再び横になった。
「こ、こぉへ、くん・・・」
「何?」
「凄かったよぉ・・・」
又、恥ずかしそうに僕の胸に顔を埋める彼女。その頭を撫でながら、
「今日は一杯してあげるね・・・」
と言ったら、熱くなった身体がひくひくした。
「ん?」
「うぅん・・・きっと、浩平くん、一杯えっちな事知ってて・・・私にするつもりなんだろな、って・・・私の知らない事ばっかりして、いじめるつもりなんだろな、って・・・」
「ん〜・・・」
そういう事を考えていたのは事実だけど、実際にこうなってみると何だかさっきので満足出来てしまっていた。何よりも、そんな事をしてみさきさんの信頼を失いたくない気持ちが強い。
「・・・いいんだよ・・・」
「え?」
「・・・浩平君の好きな事して、いいんだよ・・・」
彼女が僕を抱く腕に、力がこもる。
「すっごく、恥ずかしくて、たまんないけど・・・でも、浩平君が求める事・・・全部応えたいもん・・・」
「・・・みさきさん・・・」
「こぉへいくん・・・」
何時の間にか、ぐしゅぐしゅ、と涙を流している可愛い人の目にキスして、言葉を続ける。
「だぁめ・・・今日はみさきさんの日だから、そんなのはだめ。ずっと、夜まで・・・」
みさきさんの肩に回した腕に、ぐっと力をいれた。
「・・・こうしていよ・・・」
くんくん、鼻を鳴らして、彼女の首筋をこすると、みさきさんの肩が震え出した。
「・・・優しい、ん、だね・・・」
涙声。
「そうだよ・・・みさきさんには、すっごく特別なの」
「うん・・・判るよ。一杯、特別に思われてるの、判るよ」
「ん・・・」
「ね・・・幸せ、だよ・・・」
しばらく、目を閉じて、暖かい身体を抱いたままで居ると、いつの間にか寝てしまっていた。

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