妄想科学小説(一部嘘) 投稿者: 神代燐
読む際の注意事項:
1)18禁です。
2)こんなぇちシーン嫌やぁ!と言うのは却下。
3)みさきさんじゃない!と言うのも却下(ぉぃ
4)俺のみさきさんに(以下略)と言う怒りのメールも却下(ぉぃぉぃ
5)内容がぶつ切れで、しかも終わってないので、その点を覚悟して。
 以上 5箇条に同意出来たら読んで下さい(汗

「う〜ん・・・」
「ん? 浩平君、何考えてるの?」
 少し冷たいような、暖かいような、不思議な瞳が僕を見つめた。僕は、暖かい春の日射しの中、ある女性と並んで公園のベンチに座っている。彼女の名前は、川名みさき。明るくて、暖かくて、ちょっと変な所もあるけどとても可愛い、僕の恋人だ。不思議な瞳は、何も見つめていないから。そう、彼女は目が見えない。普段はそんな事構わずに付き合ってるんだけど・・・
「いや、みさきさんの誕生日もうすぐだったでしょ?」
「覚えてくれてたんだね」
不思議な色の目が細くなって、喜びの表情になる。僕は、少し小さめの彼女を抱きしめてつぶやいた。
「大事なみさきさんの誕生日忘れたりしないよ」
「うん・・・」
 みさきさんは、大人しく僕に身体を任せた。最初の頃はいきなりこうしたらびっくりしていたけど、最近は全然そんな事も無い。なんでも、大体声の調子で判るそうだ。きっと僕が思ってる以上に僕の気持ちが読めるんだろうな。綺麗な黒髪は、甘い、暖かい、太陽の匂いがした。
 で、もうすぐ大好きな彼女の誕生日なんだけど、何をあげたら喜んでくれるんだろう。こんな時、思っていた以上に目が見えないと言う事のハンディを思い知る。何しろ、綺麗な夜景も見られないし、何か服を買ってあげても判らない。う〜。
「ねぇ、何考え込んでるの?」
「みさきさん、何か欲しい物ある?」
「え? あ、そんな事なんだ・・・」
 自分の身体をより一層寄せてくる彼女。
「ん?」
「一日、一緒に居てくれないかな・・・ずっとこうやって抱っこされて、一緒に居るの」
 え? ひょっとして、それって・・・ でも、その後に彼女の口から出た言葉は、もっと悲痛な色を帯びていた。
「浩平君の匂い・・・ 浩平君のあったかさ・・・ 浩平君の声・・・ 全部大好きなのに、いつもいっぱい触ったり出来ないんだもん。浩平君は離れても私の事判るからいいけど、私は浩平君の事判らないんだから・・・」
「みさきさん・・・」
 ゆっくりと、小さい、柔らかくて暖かい背中を撫でてあげる。彼女もその手で僕の背中をしっかり握りしめていた。
「それでね、何回も何回も、私のことが好きって言って・・・ キスもいっぱいして・・・ 私に浩平君の事、いっぱいくれたら、それだけでいいよ」
 う〜ん、それはそれで嬉しいんだけど、そう言ってもなぁ・・・ 付き合いだして初めての誕生日だし、何かしてあげたい。頭の中で定番なプレゼントがどんどん浮かんで、どんどん消えていく。僕は改めて目が見えないと言う事の不自由さを実感した。

「19歳おめでとう、みさきさん」
「・・・ありがとう、浩平君・・・」
お祝いの言葉を言ってから、来る途中で買ってきたケーキを食べる。朝から食べるのも変な気分だけど、みさきさんらしいかも知れない。僕は一切れだけ食べて、後を全部みさきさんに渡した。
 食べ終わると、何だかもじもじしだす彼女。上目遣いに僕の顔(の方)を見て、ぼそぼそ、と喋り出す。
「浩平君・・・」
「何?」
「・・・プレゼントぉ・・・」
「うん」
彼女が座っているソファに行って、隣に腰を下ろして、ゆっくり、優しく、気を付けながら身体に触る。指先が触れただけで、みさきさんはこっちに倒れ込んで来た。
「待てないよぉ・・・」
その背中を優しく抱いてあげる。顔がすっぽりと僕の胸に埋まって、見えなくなった。
「・・・もっとぉ・・・」
僕は、いつになく甘えん坊なみさきさんに通常以上の愛しさを感じた。綺麗な髪の毛にキスしながら
「みさきさん、大好きだよ」
と囁き、ゆっくりと唇を動かす。
「ぅん・・・私も、浩平君の事大好きだよ・・・」
「可愛いみさきさん・・・ 綺麗なみさきさん・・・ 大好きだよ」
「・・・嬉しい・・・」
 何回も何回も、大好き、愛してる、とお互いに告げあう。その度に彼女に対する愛しさが沸き上がってきた。
「ね・・・ずっと、このままで居たいな・・・」
ゆっくりと髪の毛と背中を撫でると、みさきさんは気持ちよさそうに身体を震わせた。子猫をあやしているような、不思議な感じ。
「これでいい?」
「・・・まだだよ・・・離しちゃ嫌だからね・・・」
何も言わないで、ただ柔らかい背中をなで続ける。わざとくんくん、と音を鳴らしながら、鼻の頭で髪の毛をかき分けると、頭を振って顔をすりつけるみさきさん。その甘える様がどうしようも無く可愛い。僕は、柔らかい頬を両手で挟んで上に向けて、小さい唇にゆっくりとキスしてあげた。
「ん・・・ふ・・・」
「ぅん・・・ん・・・」
 しばらく唇をあわせて、甘い唇を味わわせてもらう。背中をしっかり抱きしめて、みさきさんを全身で感じると、彼女は安心して僕にされるがままになった。その匂いと味と感触を満喫してから、ゆっくり唇を離す。
「みさきさん、愛してるよ」
「・・・浩平君・・・私も・・・」
 その続きが出てくる前にもう一回自分の唇で彼女の口をふさぐ。今度はみさきさんの唇を割って、舌を入れて自分の唾液と彼女のそれを混ぜると、腕の中で暖かい身体が恥ずかしそうに捩れた。又いい匂いが立ち昇ってくる。みさきさんの身体が出す、甘い匂いだ。やがて、彼女の舌も僕のそれに応じて、口の中に入ってきた。お互いの口内を這わせて、ぬるぬるした舌越しに愛を伝える。
 長い、長いキスの後に口を離したら、混ざった唾液が糸を引いた。
「みさきさんのつば、糸引いてる・・・」
「違うよぉ・・・浩平君のだよぉ・・・」
 顔を紅くして恥ずかしがる彼女。
「いちいち言わなくてもいいのにぃ・・・意地悪ぅ・・・」
 少し拗ねた顔になって、再び僕の胸に顔を埋めた。優しくその背中を撫でてあげると、小さく鼻を鳴らして又甘える。
「よしよし・・・みさきさん・・・」
背中を撫でていた手の片方を下に動かしてお尻に触ると、みさきさんの身体がひくんと反応した。
「浩平君・・・」
「ん?」
「こうへいくぅん・・・」
僕の身体に回された腕が、緊張でぎゅっと固くなった。
「いい?」
「・・・手、離しちゃ嫌だよ」
「うん」
「ずっと、触ってないと・・・嫌だよ」
 何も応えずに、細い腰から太股へと手を移動させて、手のひら全体で触っている所を軽く揉んであげる。唇を彼女の額に付けて少し上に動かすと、みさきさんは再び顔を上げて目を閉じた。再三、濃いキスをしてあげる。唇を合わせながら、太股と背中に置かれた手を休まずに動かすと、甘い鼻息が何回も漏れた。
「ふん、ふぅん、ふぅ、ぅん・・・」
 唇を離さずに愛撫を続ける。ゆっくりと彼女の身体を引いて、僕の上へと導いて行く。やがて、ソファの上で身体が重なり合うようになった。脚を開いて、彼女の腰をその中に落とし込んでから、一回唇を離す。
「これでいいですか、お姫様」
「もぉ・・・」
少しからかうと、みさきさんは照れたようにはにかんだ。そして、一層身体を寄せてくる。これ以上くっつきようが無いのに、もっともっと触ろうとするように自分の身体を僕に擦り付けてきた。
「浩平君のお姫様・・・かぁ・・・」
そのまま、僕の肩に顔を埋める。
「・・・・・あったかい・・・気持ちいい・・・大好き・・・」
「うん」
「・・・ずっと、ずぅっと、一緒だよ・・・又居なくなったら、許さないんだから・・・」
「うん」
 目の前にある真っ白な可愛い耳に舌を伸ばして、ちろっと舐めると、小さな悲鳴があがった。
「きゃんっ!」
「びっくりした?」
「うん・・・でも、いいよ」
「それじゃ・・・」
 何回も何回も、ちろちろ、と、柔らかい耳を舐め上げて、尖らせた舌先でくにくにいじめてあげる。
「きゃん・・・ふん・・・ぅんっ・・・こ、こうへいくん・・・」
 甘い声に刺激されて、唇に耳たぶを挟んで甘がみしてみる。
「ぅん・・・ゃん・・・気持ちいい・・・もっとぉ・・・」
「もう・・・みさきさんったら、可愛いんだから・・・」
 一層の力を入れて抱きしめて、柔らかい愛撫を繰り返す。やがて、その耳は僕の唾液にまみれて、ちゅちゅ、と小さな音をたてるようになった。
「変な音するぅ・・・」
「嫌?」
「・・・うぅん・・・いい・・・」
 そのまま、柔らかい耳をつつき続けると、みさきさんの頬が紅くなって、息も荒くなるのが判った。体温があがって、優しい人が興奮している事を告げる。何回も何回も頬にキスしていると、急に僕の耳が暖かい物に包まれた。みさきさんが、僕の耳をくわえている。しばらく、お互いの耳をしゃぶりあった。何か不思議な感覚だけど、変にHでそそる。
「ふん、ふぅ、ん・・・」
「・・・みさきさん・・・」
「・・・触って、いいんだよ・・・もっと他の所、触りたくないの?」
「う〜ん・・・もう少し、いぢめさせて・・・」
「・・・・・浩平君って、意地悪なんだね・・・」
「触られたいの?」
「・・・・・・うん」
「じゃ、少し身体起こして・・・」
 みさきさんは、僕の頭の両脇に手をついて、ゆっくりと身体を上げた。そんなに大きい胸じゃないんだけど、垂れ下がって少し大きくなってる。それに手を当てると、再び身体が降りてきた。
「支えて・・・自分で支えるの、多分、無理になっちゃうから・・・」
「はいはい」
 柔らかい胸・・・ひょっとして、下着付けてない?・・・を、ゆっくりと揉んであげる。優しく、でも力を入れて、ゆっくり、ゆっくり、揉んでいくと、みさきさんの口が開いて、中から甘い声がわき出た。
「あぁ・・・あぁん、ぁん・・・こうへいくん・・・」
「いい?」
「うん・・・凄く、いい・・・」
「みさきさんの胸、柔らかくて暖かいよ・・・」
「ぅふん・・・ありがと・・・はぁ、はぁ・・・」
 ゆっくり揉みながら手を動かしていると、親指と人差し指の間に、何か硬い物が当たった。みさきさんの身体に電流が走る。
「みさきさん、これ・・・」
「こ、こういうの、嫌い?」
 彼女は、少し不安そうな顔になった。可愛い。やっぱり、みさきさんって、すっごく可愛い。
「嫌いなんかじゃないけど・・・」
「んふ、よかった・・・好きに、して、いいから・・・」
 はぁはぁと荒い息をつきながら、みさきさんが応える。その言葉に甘えて、親指と人差し指で柔らかい、でも硬くなってきてる突起を摘んで、何回も何回も潰してあげた。
「! ふん、ふぁ、ひぅあ、ぁんあっ!」
 綺麗な顔が乱れて、徐々に女の顔になっていく。眉毛を寄せて、目を固く閉じて、でも口は力無く開いて甘い息を吐き出している。何回も大きく息をついて、首を振って、快感に耐えようとしながら、それでも強く摘むと我慢しきれなくて、大きな声を出す。そんな彼女が、愛しくてたまらない。
「こうへいくんの、えっちぃ・・・」
「え?」
「腰、動いてるよ・・・えっちぃ・・・」
 いつの間にか、僕の腰は前後左右に動いて、みさきさんの一番敏感な所を刺激していた。意識して止めてみたら、みさきさんの腰も動いてるのが判る。
「僕だけじゃないよ・・・みさきさんだって、お尻動かしてる・・・」
「ぅん・・・」
 何回目か、で、僕の胸に真っ赤な顔を埋めるみさきさん。
「二人とも、えっち、なのかな・・・」
「みさきさん、可愛くて綺麗だから・・・そういう事したくなっちゃう・・・」
「ねぇ・・・」
「ん?」
 可愛い彼女は、一際、僕の胸にその顔を擦りつけた。
「何だか、照れちゃって、言いにくいけど・・・」
「?」
「愛してる、よ、浩平君・・・」
 そのままの姿勢で、よしよし、と綺麗な黒髪を撫でてあげる。呼吸も荒いそれから静かになって、みさきさんの安心を僕に知らせていた。
 何なんだろう。この人と居ると、いつも感じる安心感。優しくて、綺麗で、少し変だけど、とっても可愛い。元気な所も、弱い所も、強い所も、全部好きで、たまらなく愛しい。
「みさきさんの部屋に行こうか?」
「うん・・・抱っこして、連れて行って・・・」
「はいはい」
 少し苦笑しながら立ち上がって、腕の中にみさきさんの身体を収める。
「重くない?」
「うぅん、軽いよ」
 みさきさんは、僕の首に腕を回して、落ちないようにしがみついた。そのままの姿勢で階段を上がって、みさきさんの部屋に入る。ゆっくりと小さい身体をベッドに降ろして、僕もその横に身体を横にした。その間中、出来るだけ離れないように気を使ってあげる。

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