ある悪魔の呟き・1 投稿者: 犬二号
新しい連載に向けて
悪魔の少年「あれ?<怠惰はどうしたの?>」
犬二号「・・・」
少年「ねえ?」
犬「・・・ああ、もちろん書くよ。安心してくれ」
少年「で、この、<ある悪魔の呟き>って何だい?」
犬「ああ、一昨日な、ちょっと色々あった後で、急にインスピレーションが
  降りてな、気がついたら書いていた」
少年「三日間かかって?」
犬「そう。で、気分的なものがあるんで、こっちを優先させてもらうよ」
少年「・・・いいよ」
犬「止めないのか?」
少年「君がこういう時は、止めても無駄だと、経験で知っている」
犬「そうか・・・」
少年「どうせ、死ぬほど辛い事があったんだろ?<怠惰>のネタを思い付いた
   のも、親しかった年上の女性が結婚したと知った時だったね」
犬「こ、こら!どさくさに紛れて変な事言うな!この野郎!」
少年「ははは、怒ってる、怒ってる」
犬「貴様ーっ!これ以上からかうと、氷上シュンと強制交代の刑に処すぞ!」
少年「分かった、分かった」
犬「・・・いいようにされてるなあ・・・」

***

あらすじ

   君は、<ヒト>という事をどう思う?

***

君は、セックスという事をどう思う?
ヒトの営為を語る上で、セックスは避けて通れない
「ここでセックスなんて、レイプしかないじゃない」
だから、その<セックス>という事をどう思う?
「・・・」
その女はこう言った
「身も心も任せてもいいと思った人との交わり・・・だと、思うわ」

男の方に訊いてみた
「あ?レイプとセックスは違うって?何言ってやがる」
「俺達が気持ちよけりゃいいんだよ」
「女の気持ち?知った事か、そんなもん」
「愛なんて、ないに決まってるだろ、馬鹿かお前」
大体予想通りの答が帰ってきた

「セックスという事は、男と女の性差に端を発するものだ」
「この両者がセックスに抱くイメージの差は極めて重要な意味を持つ」
数少ない反乱分子の一人が、そんな事を言っていた
「男は過剰な性衝動に身を持て余している」
「ゆえに、性衝動に支配されやすくもある」
「攻撃衝動についても大体同じだ」
「性衝動と攻撃衝動に支配されたら、レイプだってするさ」
面白い説だと思った
皮膚感覚として理解出来ないでもない
しかし、何かが違う
何か、とんでもない勘違いをしていないか?
・・・
それが何なのかは、説明出来ないが

(続く)

***
あとがき

少年「・・・僕じゃないね、この主人公は」
犬「だろう。君のお仲間さ。B棟で見込みのある信者と同居していたんだ」
少年「今日は、まだほんのつかみ程度だね」
犬「全部通しで書こうと思ったが、そんな気力がない事に気付いた」
少年「でも、なんで<ヒト>を語ろうとして、いきなり<セックス>を?」
犬「久しぶりに<月改>プレイして、辛くて気分が荒れてたから」
少年「・・・」
犬「分かったよ、正直に言うよ。話の舞台はファーゴだろう。最も相応しい題を
  考えたら、セックスに至ったんだ」
少年「あ、なるほどね。確かに、ファーゴでの物語の幕開けには相応しい」
犬「でもさ、久しぶりに<月改>をやると、やっぱり動悸を起こしたよ」
少年「そう?」
犬「好きなんだけど、僕の体と精神衛生には絶対に悪いゲームだよ」
少年「そう・・・か」
犬「でも、インスピレーションを与えてくれるゲームでもある」
少年「だから、好きなんだね」
犬「そう。当分は、このゲームの呪縛からは離れられないだろうな」
少年「呪縛、か」

犬「ああ、そうだ、SSコーナーで感想を下さった皆様に」

>はなじろさん
ノープロブレムです。理由まで挙げて頂けて、どうもありがとうございます。

>ゾロGL91さん
私の私生活ですか・・・合コン、行った事ない。麻雀、やった事ない。バイトも
サークル活動もやった事がない、只の大学一年生です。毎日、大学か、勉強か、
寝てるか、さもなくば登下校(目茶苦茶時間がかかる)に時を費やしています。
不健康ですね。

>WTTSさん
高槻は、フェアじゃない戦法なら何でも取る外道です。同じ教団員でも容赦なし。要注意です。
A棟巡回員「おいおい、次の<怠惰>、俺、大丈夫なんだろうな」
犬「大丈夫。まーかせて!(「究極超人あーる」の鳥坂先輩みたいに)」
巡回員「中指立てるなーっ!」

ごんっ(鉄拳制裁)

犬「ひどおい・・・」

あ!そうだ、それと、雀バル雀さん、HPではお世話になりました。
少年が役立たずで口だけ野郎なのは正に大正解です。
少年「・・・ええええーっ!?な、何を言い出すんだ、犬!」
犬「やかましい!さっき俺を散々馬鹿にした報いだっ!この似非渚カ○ルがっ!」
少年「ああっ!言ってはならない事をーっ!」
巡回員(いつもと逆だな・・・)

では、また続き書きますので。
<怠惰>も、請うご期待!
<ネコ>は、またバグったら書きますよ!
<声の主>は・・・
ごめんなさい、もうしばらくお待ち下さい。冬までには何とか・・・(弱気)

三人「さようならー!」