みゅーの特別な繭 投稿者: うとんた
*おことわり:え、えーと…奈伊朗さんの『繭の特別なみゅー』が好きな人は
       あまり読まれないほうが良いかも…(汗)

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僕の名前はみゅ〜。フェレットさ。フェレットって知ってるかい?作者は知らないみたいだけどね。
今はマユって子に飼ってもらってる。マユはとても僕を可愛がってくれてるんだ。
マユは僕の大事なご主人様だよ!

今日も僕はマユと一緒にいつもの散歩に出かけるんだ。といっても僕はマユに抱きかかえられてる
だけなんだけどね。
そうしてやって来たのは学校の裏の林。マユはここが大のお気に入りみたいだ。

「みゅ〜♪」」
あっ、マユ!いくら嬉しいからって、走ったら危ないって!ああっ、そこに木のでっぱりが!
ガッ!
バタンッ!!グシャ!

ぐえっ!思った通り、マユはつまずいて転んでしまった。…それはいいのだけれど
マユに抱きかかえられていた僕は見事にマユのボディブレスをくらい、情けない事に気絶して
しまった。

「いたい…」
そりゃあ僕だってそうさ。だから言っただろう?
「あれ?みゅー?どうしたの?」
でも僕は気絶してしまっているので、返事をする事が出来ない。
「みゅー?みゅー?」
マユがぶんぶんと気絶した僕を振りまわす…ら、乱暴にしないでよ、マユ…
「みゅー……」
マユが悲しそうな声になる。
「みゅー…しんじゃった」
違うよマユ!僕はまだ生きているんだ、ただ気絶してるだけだって!
「わあああああああああん!」
だーかーらー!

「ぐすっ……」
暫くして泣きやんだマユは気絶したままの僕の体を抱いたまま、シャベルで穴を掘り始めた。
ど、どこにそんなもの持ってたんだよ、マユ!そ、それより、その穴は…ま、まさか。(汗)
「…みゅーのおはかつくる」

や、やっぱりいいいいぃぃぃぃ!
このままじゃあ僕、生き埋めにされちゃうよー!

「なにしてるの」
そんなことをしてると、不意に後ろから、女の人の声がした。
た、助かった…この2人なら僕が気絶してるだけだって気付いてくれるに違いない!

「そいつの墓か・・・?」
声をかけてきたお姉さんと同い年くらいの、男の人が話しかける。
ちがーう!

「死んじゃったんだ、可哀相にね・・・」
だから気付いてってば、ねえええええーーー!

「しゃあない、手伝ってやるか。貸しな」
ああっ、お兄さん、そんなに速く掘らないでよ!まだ僕が息を吹き返すかもしれないのにいい!(泣)

…暫くして、

「これぐらいでいいのか?」
だあああああああ!良くない良くない!
「うん……」
「じゃあ埋めるぞ」
ちょっと待ってーーーー!

ザッザッザッ……

ぎゃああああああ!

<終わり>

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どーもこんばんわ、うとんたです。
さて、まず始めに……
ごめんなさい奈伊朗さんんん!m○m
いや、奈伊朗さんは投稿してもかまわないって言ってくださったんですが、一応
この場を借りておわびと感謝の言葉を。ありがとうございました。

それにしても、本格的にネタなくなってきています。前回、今回とかなり反則ぎみ
なSSを書いてしまいました。特に前回はいけないよなあ…イエローカードが
何枚あっても足りません。(汗)

実際自分はかなり今スランプ状態です。
他のSS書きさん達(とくに神凪さん、PELSONAさん、雀バル雀さん)あれだけ
のネタをどこから引っ張り出してんだろう?って気になります。

見習わないといけないなあ…
それではこの辺で。