どーもこんにちは(to1%の方々)and始めまして(to99%の方々)、うとんたと言います
*注:()内の数字は推測です。多分あまり読まれていないと思うので…(汗)
調子に乗ってこんなSS作ってみました。それではどうぞ♪
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うーん………
授業終了後、俺は1人、屋上に来ていた。みさき先輩と澪の事で考えたい事があったのだ。
澪とみさき先輩。二人の会話(?)のやり取りは見ていて微笑ましいものがある。せっかく2人とも同じ部活にいるんだし(みさき「私は部員じゃないよ〜」)なんとか二人にコミュニケーションをとらせたいよなあ…
そんな事を考えてると、噂(?)をすればなんとやら、いつものようにサボり魔、もといみさき先輩がやってきた。っていうかその為に俺は屋上に来たんだけどな。
「ようっ先輩」
「あれ、その声は浩平君?どうしたの、こんな所で?」
「いや、ちょっと考えたい事があってね…実は……」
「…というわけなんだ」
「うーん、澪ちゃんとのコミュニケーションかあ…」
「やっぱり、難しいよな」
そう、人間の五感の内、コミュニケーションに用いられるのは主に2つ、視覚と聴覚だ。文章・会話・ゼスチャー等は全てこれらによるものである。
しかしこの2人の場合、これはほとんど役に立たない。(モールス信号と言う手もあるがちょっと難しい)
そうなると…残りは…嗅覚・味覚・触覚か…
嗅覚はどうだろう……俺は2人が繭の様に互いの匂いを嗅ぎあう姿を想像してみた。
……ちょっとだけ笑ってしまった。
ふと気づくと、横で先輩がふくれっつらをしていた。
「変な事考えないでよ浩平君〜」
あれっ、なぜ?…そうか、どうやら俺は自分の考えている事を口に出してしまう癖があるらしい…
いかんいかん、気をつけないとな。
「ごめん先輩。でもこれでも一生懸命に考えてるんだからさ、許してよ」
「そうだよね…、ごめんよ浩平君、謝るのは私の方だよ、せっかく浩平君が私達の為に色々と考えてくれてるってのに・・・」
先輩…優しいな
「だったらおあいこだな」
「うん、そうだね」
俺達は(とはいっても話し合っているわけではない)考えを再開した。
「うーん、うーん…;」
横で先輩が考えている、俺もがんばらないと…
…うーん、残るは…味覚と触覚か…2つに共通するものは(共通と言う事を考えている時点ですでに彼の思考は誤っているようだ)……舌……舌……舌のコミュニケーション……
……キス!?
……いかんいかん、さっき先輩に怒られたばっかりなのに何考えてんだ、俺。
………でも……一応シチュエーションだけでも考えておくか。(馬鹿)
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<妄想中>
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〜時は放課後〜
生徒達がみな帰った後の薄暗い校舎の中…軽音部の部室に2人の生徒がいる…澪とみさき
先輩だ。
「澪ちゃん?来てくれたんだ、うれしいよ。」
『何の用なの?』『突然「部室に来て」だなんて』
「ふふふふ…」
先輩はそれには答えず(見えないんだから当たり前)そーっと扉の前に行き、後ろ手に扉を閉め、
しっかりと鍵をかける。
「やっと澪ちゃんと2人っきりで話ができるね」
『『話』はできないの』冷静に突っ込む澪。だが、そのスケッチブックを持つ手は少し震えている。
先輩はゆっくりと澪の側により、その頬に手を触れる。反射的にびくっとなる澪。
「怖がらなくても良いよ…ふふ、澪ちゃんのほっぺた、柔らかい…それにとっても暖かいね…」
『怖いの』
と、逃げ出そうとする澪。が、その手をみさき先輩ががしっと捕まえる。
「お手手もすべすべ…澪ちゃんって可愛いね(はあと)」
『離して、なの』
「…んー…ごめん、字が見えない」
そういいながら先輩の手は澪の制服のボタンにのびる…
「ふふふ…大丈夫よ澪ちゃん、優しくしてあげるから…」
『嫌なの』『やめてなの』『おうちに帰りたいの』etc……
澪は必死にスケブに自分の思いを書き連ねる。…すごい速記だ。某『コータロー』の『こむろひとし』くんに匹敵するものがあるぞ。(誰が分かるんだ、こんなネタ)
でも残念ながらみさき先輩には効果はないようだ……
その間にも先輩は澪の服を剥ぎ取っていく。
…………やがて…………
「ふふっ澪ちゃん、とっても綺麗だよ、95点ってとこかな」
『見えないはずなの』『それにその点数は何なの』
机の上でマグロ状態になりながらもスケッチブックだけは手放さない澪。その根性は立派だ。
「さ〜あ、澪ちゃん、私とコミュニケーションとろうね(はあと)」
『どんなコミュニケーションなの』
先輩の唇が澪の唇に迫る…そして…
…第3次接触…
『やめてなの』『やめてなの』『やめてなの』・・・・
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…その日、1人の少女が女になった…
(BGM:輝く季節へ)
・・・はっ!
頭の中でスタッフロールが流れ出した所で俺は我に返った。
ふと隣を見ると……あちゃあ、またやっちゃったか…
隣にはさっきより顔を真っ赤にした先輩の姿があった。
「あのさ、先輩……」
謝ろうとする俺をさえぎり先輩は言った。
「よくわからないけど、おもしろそうだねって言っておくよ」
…
…なにいっ!?
「…冗談だけどね」
「浩平君が変な事ばっかり考えてるから、さっきのはお返し、だよ」
な、なーんだ、俺はほっと胸をなでおろした。
…結局2人のコミュニケーションをとる手段は俺も先輩も考えつかなかった。
だが、
「よお澪」「やあ澪ちゃん、こんにちは」
びくっ!さささささささ…
先輩の声をきいたとたん、俺の影に隠れる澪。
……最近澪がみさき先輩によそよそしいのは……
…きっと俺の気のせいだろう、うん(汗汗)
<おしまい>
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後書き
いかがでしたでしょうか?ちょっと強引な展開と言う気もしますが、すべて僕の文章力のなさからであります。
…っていうか自分、澪属性なのにこんなSS書いてなにやっとんねん。ごめんね澪ちゃん。
次こそはもっとまともなSSを書こう!(無理無理)
さて、「○○さんのSSとネタかぶってるぞ」(って言うか今回のSS誰かのSSとネタかぶってた。すみません)とか「こんなSS消しなさい」などのご意見、ご感想などありましたらぜひぜひメールをお願いします。
ではでは