むかぁ〜〜〜しむかし、ある所に浩平お爺さんと茜お婆さんが住んでいました。 「いい天気だな、茜」 「はい、お茶もおいしいです」 ずずずずずず…… お爺さんは山へ芝刈りに 「お団子おいしいです」 「ああ」 ずずずずずず…… えー、芝刈りに…… 「お汁粉おいしいです」 「ああ」 ずずずずずず…… ……お婆さんは川へ洗濯に 「ぼたもちおいしいです」 「……餡子だけってのはちょっとな」 ずずずずずず…… ……あの、洗濯…… 「わっふるおいしいです」 「何でこの時代にあるんだろうな」 ずずずずずず…… はぁ……そして末永く幸せに暮らしましたとさ。 「やっぱり平和な日常が一番だな」 「はい」 ずずずずずず…… ……くそぅ、めでたしめでたし…… 〜おしまい〜