初めの一歩 投稿者: えいり
「んー・・・もう朝か」
ベッドから起き、とりあえず身支度をする。
別に今日は早く起きなくても良かったんだけどな。大した講義も無いし。
これも高校時代からの習慣って奴か?まぁ、いいけどな。


大学に行く途中で見慣れた奴を見つける・・・稲城だ。(作者注:佐織の事デス。小説版ONEより)
「おはよー」
「おう」
いつものように何気ない挨拶を交わしながら、一緒に大学へと向かう。
なんか最近、稲城とは妙に縁があるんだよな。高校の時はまともに話すらしなかったんだが。
まぁ、同じ大学どころか選択してる講義までほとんど同じなのは稲城くらいだからな。
とりあえず、現状に対して不満はない。むしろ歓迎したいくらいだ。
だが、そこから一歩踏み出すかどうかという事になると・・・二の足を踏んでしまう。


そして、今日もまたもうひとつ見慣れた・・・いや、見飽きた風景に出くわすことになる。
「浩平〜、早くしないとまた遅れちゃうよ〜」
「なんであと10分早く起こさないんだっ、ばかっ」
「う〜、ちゃんと起こしたもんっ、って、時間!!!」
「やべ、急ぐぞっ!!!」
折原と長森さん・・・本当にいつも通りの奴らだな。
・・・にしても、不思議なもんだよな。普段はただの幼馴染のようにしか見えないんだが。
気が付いたときにはああなってたんだよな・・・まったく、高校3年間のあの互いに煮え切ってなかった関係は芝居だったのかよ。
そう勘ぐりたくなるくらい、今のあいつらは上手くいってるよな。
羨ましい限りだぜ・・・ってか?何を考えてるんだ俺は。
・・・もしかして、折原の奴もこんな感じだったのか?今の俺のような。
初めの一歩を踏み出すって事は・・・大変なことなのかもな。


「・・・くん、住井くん?」
「・・・ん、何だ?」
「ぼーっとしてちゃ駄目だよ。ほら、私たちも時間」
「っと、そうか。じゃ、行こうぜ」
「うん」
・・・今日も、いつものような日常が過ぎていく。
嫌いじゃない日常。歓迎すべき日常。
そこから一歩踏み出すって事は大変なんだよな。それまでの日常が壊れそうで。

・・・
「それじゃ、また後でね」
「おう」
・・・

いつか俺も、その一歩を踏み出せる時が来るのだろうか。
こればっかりは、自分で答えを出すしかないよな・・・なぁ、折原。


おしまい

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 ども、えいりデス。という訳でやっちまいました、またもやお気楽勝手な話デス(笑)
あまり活躍の場のない(爆)住井と佐織をくっつけてみた次第デス
・・・っても、ゲームスタート時の浩平と瑞佳の関係そのままになってしまいましたケド(苦笑)
なかなか難しいモンですネ(ォィォィ)

 でわ、今回はちと余裕があるノデ感想の方もいってみたいと思いマス。

☆パルサン
『俺のかわいい先輩さま』
 ほのぼのしてますネ(´ー`)日の出とみさき先輩との組み合わせがいい感じデス。
『感想です』
 俺的御都合主義解釈としては(笑)茜の幼馴染にはやっぱり戻って貰いたい訳デス。
 彼だけ戻れないのは不幸だし、浩平と出会う前の茜にあれだけの想いを持たせる程の人ですからネ。
まぁ、結局のところどのキャラも何らかのカタチで幸せになってほしいと思った結果が俺の場合はあんな感じになるってトコですね(笑)

☆火消しの風サン
『気付かなかった心』
 日常の価値を知った浩平の感情がよく伝わってくるようで良かったデス♪
 12月・・・災難でしたね(苦笑)
『ハプニング文化祭 NO.1』
 いつものメンバーですネ(笑)また賑やかな文化祭になりそう。続き期待してマス♪
『ハプニング文化祭 NO.2』
 瑞佳の推理が笑えまシタ。おまけにそのまま行こうとするし(笑)
 店での風景もやっぱり、いつものおねキャラらしくて良かったデス。

☆まねき猫サン
『謹賀新年です!!』
 膨大な感想の量ですネ・・・恐れ入りマス(笑)
 次は誰のSSになるか?書いてる俺にもワカランです 節操なく行きますケド(爆)

☆ニュー偽善者Rサン
『あらためてはっぴーにゅーいやー!』
 最初の2人は・・・住井と南+αのつもりでした。無理矢理全員出そうとした結果デス(笑)
『こんな幸せな日常』
 2人とも本当に幸せそうデス♪実際子供ができたらなんて名前にするんだろうカ?
 浩平だったら突飛な名前考えそうだな・・・子供の方は困るだろうケド(爆)
『ONE総里見八猫伝大蛇の章 第二幕』
 序盤から激しいですネ。波乱な旅になりそう。元ネタ、読んだことないのが辛いデス(爆)

☆加龍魔サン
『Pileworld 〜時の狭間で〜 第六章』
 なんか、話がどんどんヤバい方向に流れて行ってますネ。続きが早く読みたいデス・・・恐いケド(苦笑)

☆てやくのサン
『映画部作品=ONE&MOON.===NUKE』;br>
 ・・・早くも恐ろしい予感がして来まシタ(笑)<浩平に不可視の力
 深山先輩と、というのが俺的に新鮮に感じられマス。どうなるんだろ?

☆天王寺澪サン
『NEURO−ONE 第14話』
 (あれ、記事削除されてる?・・・おかしいなぁ)
 話が核心に迫ってきましたネ。南の役割がイイ味出してマス。
 前も書きましたガ、「第三者からみた浩平と瑞佳」の視点というアイディアを使わせて頂きますネ♪
 ・・・次は誰でいくか・・・(思案中。早くもネタ切れかも・爆)

 ふう、こんなところカナ?漏れていた場合は非常に申し訳ないデス m(_ _)m
なかなか感想書くのも大変ですネ。今初めて書いてみて、改めて実感しまシタ(苦笑)
これからもできれば書きたいトコロではありますガ。
それでは。

追記:なにげなくホムペつくりました。掲示板だけですケドね。たまには愚痴りに来てやって下サイ(笑)

http://pagina.de/eiri/