いんたぁみっしょん2 投稿者: 天ノ月紘姫
「よし澪、そろそろ終わるぞ。」
「・・・・」(うん!)

俺は、演劇部で澪の演技指導をしていた。
日、一日と上達していく澪を見守っていくのもなかなか悪くない。

『帰るの』
「よし、帰るぞ!。」
『うん』






長森の場合

「ねぇ、今度の劇はどんな内容なの?」
「おぉ!、地沸き肉踊るスプラッタホラーだ!。流れる血、飛び散る肉片・・・想像するだに恐ろしい・・・。」
「えぇっ?!、そんなことしたらステージの掃除大変だよ?。」
「そんな心配はせんでいい!!。」


茜の場合

「劇の内容はなんですか?。」
「おお!、俺と茜の出会いを描いた一大恋愛巨編だ!!、もちろんキスシーン付きでだ。」
「え?、あ、あの、その・・・・・い、嫌・・・です・・・。」
(照れてる・・・・・か、かわいい・・・)


繭の場合

「椎名・・・・劇、見たいか?。」
「みゅ?。」
「いや、なんでもない・・・・」(寝るのがオチだな・・・・)


澪の場合

『どんな話なの?』
「知らずに練習してたのか?。」
「・・・・」うんっ
「・・・・・・・・。」(大丈夫かよ・・・)


みさき先輩の場合

「陰からこっそり応援しようよ。」
「それじゃあ応援にならないって。」
「あ、ポップコーンってある?。」
「先輩・・・映画館じゃないんだから。」
「そっか・・・・残念だね。」


七瀬の場合

「どんな劇なのよ。」
「うむ、殺人ミステリーだ!。真夜中、街灯もない道、突然襲われる美少女、
 危機一髪でさしのべられる救いの手・・・・・・乙女にしか演じられない役だよな?。」
「そ・・・そうかな?。」
「もちろんだ、じゃ、七瀬も出演な。」
「え?、う・・うん・・・。」




劇本番

「・・・・・」はぅぅぅぅぅぅ(泣)
「へへへ・・・もう逃げられないぜ。」
「・・・」えぐえぐ・・・

「またんかこらぁ!!!!!!。」
どか!ばき!ぐしゃ!ぼきぃ!!!
「どひぃぃぃぃぃ。」
「なめないでよ!!、七瀬なのよあたしっ!!!!!。」
「・・・」にっこり(^^)





「すごいねー、澪ちゃんすごく上手だったよ。」
「・・・よかったです。」
『ありがとうなの』
「やっぱりコーチがよかったからな。」
「・・・・・ひんっ」
「お、七瀬、おつかれさん。迫真の演技だったぞ。」
「そんなわけあるかぁ!!!!。」
「ちょ、ちょっと待て、なに怒ってるんだ?。」
「なにが乙女にしか演じられない役よっ!騙したわね?!。」
「いいか、七瀬。よく思い出して見ろ。誰もおまえが美少女役だとは言ってないぞ?。」
「・・・・え?。」

回想中・・・・・・

「・・・・な?!。」
「・・ううっ・・・あたしのイメージがぁ・・・・(泣)」

おわり

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こんばんわ、天ノ月紘姫ですぅ。
実はこれ、出張先のホテルからカキコしてるんですよ(^^;;
いや、あまりにも暇だったので・・・(笑)
そんなわけで、今回はちょっと息抜きですね。

私信
いけだものさんへ

>天ノ月絋姫さんが岐阜在住なのは存じておりました。なにせ天ノ月さんは、DTKの第一人者ですからね。
いやぁ、私って以外と有名人だったんですね<違うって
SS座談会、いいですねぇ、今度やりましょう(^^)

では、また(^^)