川の流れに・・・(その6) 投稿者: 天ノ月紘姫
浩平・・・・・・

本当に好きな人
本当に大切な人

『それなら君の誕生日に何かプレゼントする。誕生日、いつだ?』

なによりも・・・ワッフルよりも甘い約束の日まで
私は信じて、待ち続ける・・・・・




あいつ・・・・・
幼なじみのあいつ・・・
もう帰ってこない・・・私の初恋の人
でも、せめてあいつがこの世界に生まれ、暮らした証として、私だけは覚えていたい


でも、それすら叶わぬ夢・・・・
信じられなかった・・・
信じたくなかった・・・・
悪い夢だと思いたかった・・・・

私は川におぼれ、流される小動物のよう
もがき、苦しみ、流れに抗っても、行き着く先は同じ
そう、同じなの・・・・・



   「あっかね〜、また来るね〜。」
   「詩子・・・自分の学校へ行ってください。」
   「いいから、いいから〜♪。またね〜」
       ・
       ・
       ・ 
       ・
   「ねぇ、里村さん・・・・・あの娘、誰?里村さんの知り合い?。」



つまりは・・・・・そういうこと


   君は選ぶんだよ
   君は彼女を犠牲にしているんだよ
   選択肢は二つ
   消えた2人のどちらかを忘れるか
   それとも・・・・・このまま彼女の『水』を奪い続けるか・・・・・
   


豊かな川は、人を呼び、育む。
枯れかけた川からは、人は遠ざかり、他の川へと移っていく・・・・

つまりはそういうことだった

(つづく)


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こんばんわ、天ノ月紘姫です。

たくさんの方が先の予想をしておられましたね(^^;;
つまりは・・・・上記の通りです。
だから皆さん、半分だけ正解ですね(笑)
幼なじみのことはゲーム中であーいうかたちで決着してるので、ここで2人どちらか選べ
ってことになれば・・・・やっぱり浩平を選ぶでしょうねぇ。

ところで・・・・いけだものさん。
岐阜在住なんですね、私もそうですよ(^^)

それではまた!

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