チェンジ!4.5.6【序章〜二章】 投稿者: WILYOU
序章 〜彼は誰?〜 

「あなた。今の生活に満足していますか?」
12/8、転校してからはや一週間ちょい。三時限目の体育、バレーを終えて器具を片づけに、一人ボールかごをもって体育倉庫に入り、しまった後で、そこをでようと後ろを振り向いたという、一日の中の何でもない一ページの中の一行。
そんなややこしい表現であらわされるような平凡の中に、一匹の猫顔があたしの目の前にあった。
「……………はい?」
本物の猫顔である。
振り向いた私の目の前10センチミーターの所に、遊園地などで見かけるでっかい猫の着ぐるみの顔があるのだ。
「七瀬殿、あなたはいまの生活に満足していますか?」
もう一度静かに落ち着いた声で、その猫は問いかけてくる。
「…………」
七瀬ルミ、17歳。それがわたしの肩書き。そして彼は七瀬殿と言い、この薄暗い空間には私と猫しかいない。確かにこの状況下だと、猫はわたしのことを読んでいるようにも思える。そう思えはするのだ………。
しかし。
「なんなのよあんたぁ〜っっっっっっっ!!!!!!」
わたしは思わず後ろの壁まで、ザザザッと後退する。すると相手は音もなく足を運んで(全身きぐるみ)、またもわたしの顔から10センチのところまで、そのカビ臭い匂いを放つ猫顔を近づけてくる。
「な、なによいったいっ!急に駅前で見かける白い服来た人たちみたいな事いったりして!だいたいあなた誰なの!」
「お答えしましょう。わたしは猫ぴ〜。そしてわたしは『あなたの物語に置ける存在』について訊ねているのです」
そして意味もなく妖しげな、しかし力強いオーラを全身にたぎらせる猫ピ〜。
「………わかった、とりあえず話聞いて上げるからその顔どけなさい」
すると彼は素直に顔をどける。
「そう、それでいいのよ。で、まず『あなたの物語に置ける存在』って何よ」
私は話を促す、もうすぐで4時間目が始まるというこの時間に、本当ならこんな妖しげな奴の話を聞いている暇はないのだ。
「つまり、あなたが、『ナナピーシナリオ面白かった〜(決して泣いたとは言われない)』とか、『浩平ともども笑いにはかかせないキャラ』とか『殴られ踏まれ蹴られても死なない、天性、最強、保護のいらない国家文化財産なギャグキャラ』とか言われている事について、どう思っているかという事です」
「いや、確かにそんな感じはあるけど、目の前ではっきり言われたのは、今が初めてだわ………」
「ま、まあ、その金属バッドを下ろして聞きなさい。話はこれからこれから」
何かその言葉に焦りみたいモノを感じながらも、私は残念そうにそのバッドを下ろす。
「ふぅ死ぬ所だった………(小声)。で、つまりあなたのその立場というか、ONEにおけるキャラとしての立場を変えてみたいとは思いませんか?」
「そ、そりゃあ、できるものならそうしたいわよ」
まあ、もう少しわたしにもシリアスがほしいとは思っていた。某人は「その不器用なかわいさがたまんないのさ☆(作者です)」とはいってくれてはいるけど。
「それができるんですな、はい」
そして猫の手で、ズイッと一杯のコップを目の前に差し出してくる。
「は、はによこれ…(な、何よこれ)」
私は鼻を摘みながら、そのコップに入った、黒っぽい紫色の何故か熱くもないのに沸騰している液体をのぞき込む。
「呑むとあら不思議(音符)、しらないうちにシナリオ上の立場が変わってるわ(音符)っという○○スーパーです」
私はその言葉になにか聞き覚えがあった。
「住井君か折原のどっちでしょ。あんた」
「なんのことでしょうか」
そう言って、そっぽを向くと、猫は口笛を吹き出した。
ちなみに曲は『GOGOウェイトレス(Pia2)』だったりする。
「それにこの○○スーパーって、薬物なんかSSで使うとONEの雰囲気がそがれるから使用禁止だぁ!って事になったんじゃあなかったの?」
「ふっ、甘いね。薬物と行っても、東洋医学はここではあまり医学としては確立していない。つまり自然植物をつかった漢方薬なら「薬物」には定義されないと言うわけさ(音符)」
「……………」
私はグラス(何故か褐色)を受け取り、片手に持つとそれを少しだけ傾ける。

ポタッ

シユユュュュュュュュュュュュュュュュュュュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
何か無性に気になる音と白煙とイオン臭とを漂わせながら、体育倉庫の床に半径15センチミーターの穴が開く。

「………何か穴開いてるんだけど……」
「七瀬さ、殿。だんだん非日常に慣れてきましたね(音符)」
何か気になることをいってくるが、私はその言葉の途中で、耳ではなく心を閉ざした。
「まあ、とりあえず人間には効かないようにしてあるから」
私は自覚できるぐらいの疑いの眼差しを彼に送る。
「ホントホント☆」
「………………………」
「ならいいんですね、『今年最高のギャグキャラ』と認定されても」
「やるわ」
私は目の前のグラスを掴むと、それを一気にあおる。
「それでこそ七瀬さんです」
そんな声が聞こえるが、私はそれどころでは無かった。体が熱い。そう体が何故か萌えるように熱いのだ。
「さっそく、きいてきたみたいですね」
「な、なんなの、これ………」
「心配しなくていいですよ、さあ、思い浮かべて下さい。みさき先輩の姿を………」
そう言われて、私は素直にこの間折原に紹介された盲目の先輩を思い浮かべ・・・。
「みゅ〜」
「ま、繭ちゃん!どうしてキミがこんなところに〜!!!」
ま、繭・・・・?
「駄目だ!七瀬さん、いやななせ殿!先輩を、先輩の姿を、ってああ〜!!!繭ちゃん!しっぽに捕まらないでくれぇ〜」
だんだん遠ざかってゆく、おそらく住井君の声。ぼやける視界と、失う安定感と、体中にかかる浮遊感。
そして私の意識は途切れた。



第一章 〜影は常に後ろに〜


オレは折原浩平 17歳。
またまたまだ若年なこんなオレだが、運というのは、いや、そう呼ぶのは適切でないかもしれない。偶然とでも言うべきか、とにかくオレはまだ17年しか生きてないと言うのに、このようなものを見る機会に偶然出会ったわけである。
まさか七瀬が乙女らしからぬ行動をとるとは………。

彼女は泣いていた。
泣いていたといっても、七瀬のことだ。たぶん乙女らしく両の拳を軽く目に当てて、クスンクスンと泣いている姿を想像する方も多いとは思う。ところがどっこい、七瀬はなんと、床にぺたんと座り込み、両の腕をだらんと垂らして、大声でわめきながらその泣き顔を上に向け、ぼろぼろと涙をこぼして泣いていたのである。
補足しよう。昼の一番賑わう時間帯に購買部の真ん前で、辺りにパンを散らばしながらである。
「どうしたの、七瀬さん!」
戸口の所で俺達が固まっていると、横の長森がはっとして駆け寄っていくので、オレもそれに従う。
辺りをうろつく生徒達をよけながら七瀬の所までいくと、奴はハンバーガーを床一面に散らしながら、ヒンヒンとしゃくり上げていた。
「大丈夫?」
長森がしゃがみ込み、その肩を抱くようにしながら背中をさすってやると、何を思ったのか急に七瀬は長森の胸に顔を埋めて、またも大きな声で泣き出した。
「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんっっっっ!!!」
「お〜よしよし」
「今年の冬は、繭ウィルス012型が流行るとは聞いていたが、本当だったとは!!」
そして、軽くズザッと後ずさりするのも忘れない。
「何それ?」
「いや、軽い冗談のつもりだったが」
「はぁっ、乗り切れてないよ。…それにしても、本当に繭ちゃんみたいだね」
「確かにな、まあこいつのことだ。変なモノでも喰ったんじゃないのか?ん?どうなんだ。拾い食いはいけないぞ」

えぐえぐ・・・・

………………………。
「おかしい、七瀬の『必殺つっぱり型張り手』が飛んでこない!!」
そしてズサッと後ずさりするのも忘れない。
「だからリアクションまでつけなくってもいいってば、それにしても本当に今日の七瀬さんは変だね」
「確かに、う〜ん、今日も七瀬の一発を楽しみにしてきたのだが………」
「M(マゾ)?」

ぼくっ!

「う゛っ、殴らなくてもいいのに………」
ちょっと涙ぐんだ顔で、ひたすら七瀬を慰める長森。
「だ単に『絶対に同じネタは見せない芸人根性入った』七瀬が、今度はどんな行動をとってくれるか楽しみにしていたって意味だ!!」
「…………そっちの方が悪趣味だよ浩平(ぼそっ)」
「で、どうだ?」
「ん、七瀬さん?」

えぐえぐえぐ〜っ…………。
「まだ駄目みたい」
「ん〜、どうするかな。一番恥ずかしいのはこいつだが、このままだと俺達も『若くしてこんなおっきい子供のいるやんぐ夫婦』と見られないこともない」
「ヤングってあたりが若くないよ」
「ええぃっ、んなとこに突っ込むな!」
まあ、それはともかく、実際回りの人たちの視線はいたかった。なにせ購買の真ん前で、えぐえぐ泣いている立派な乙女(見かけのみ)を抱えて、座り込んでいるのだ。邪魔でもあり、興味深い見せ物でもあるこの状況からはやく抜け出したいところである。
「おい、七瀬動かせそうか?」
「駄目だよ、しっかり服つかんで放してくれないもん」
「ん〜、よわったな………。どうた七瀬、オレの胸で泣くか?」
そういったときに、パンチが帰ってくることをオレは期待していた。
しかし、、、
「みゅ〜(ハートに近い音符)」

バフッ

なんと七瀬はオレの首に手を回して、肩に寄りかかってきたのだ。
とはいえ、やはり七瀬は大きいから、抱き合っているようにしか見えない。おまけに………。

むにゅ

「おおぅっ!な、なかなか刺激がきついゼねーちゃん」
「浩平のエッチ」
「男として当然だ!!」
「まあ、私はいいけどね。悪い噂が流れるのは浩平だし(音符)」
その声にオレがはっとなって、後ろのギャラリーを振り返ったときだった。

………………………………………。
ああ〜っ、なんなんだみんな!その一列に並んだ軽蔑するようで、見捨てているようで、まるで近所の馬鹿な犬っコロを見下すようなその目つきは!!!
ご、誤解だ・・・。
オレはまだえぐえぐ泣いている七瀬の背中を軽くさすりながらも、がっくりと首をうなだれた。




そして教室。
「落ち着いたか?七瀬」
「ほえ?」
いっておこう、これは繭のような言葉遣いはしているが七瀬である。あの一応見かけだけは乙女な七瀬が、ぽかっと口を開けて間の抜けた声を漏らしたのだ。
まあ、かわいいものはあるが、やはり繭のような幼さがあまりないので子供っぽいとしか見ることはできない。
「ほえ?じゃないだろ。いいか、いったい何があったかはしらないが、いいかげんもとに戻れ。このままだとお前が頑張って築き上げてきた乙女の地位も全部台無しだぞ」
「おとめ?」
「そう、お・と・め」
「おとめ………」
と、その時だった。突然勢い良く教室のドアが、

ガラガラガラガラガラッ バン!!
とおとを立てて開き、オレと横の長森を含むクラス中の視線がそこに集まると。
「住井来てない!?」
と、大声で叫んだのである。
いっておこう、これは広瀬でも、深山先輩でも、まして里村でもない。そこに息を切らしながら堂々と立ち、はっきりした眼差しでクラスを見渡していたのは、

繭だった。

そう、繭が大声で『住井来てない!?』と叫んだのである。
「そんな馬鹿なあぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっ!!!!!!!!!」
クラスで一二を争う、学力トップ、しかしその実体は極度のロリ野郎な、自称繭ちゃんラヴラヴ一直線野郎な男子が、突然そう叫んだ。
「こんなの、こんなのってち・が・う〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
そいつは頭を抱えて上を見上げ、一言一言しっかり発音しながら叫んだかと思うと、突然その場にうずくまり、
「あぁぁぁぁぁぁっ、落ち着けぇ!!!!」
「そうだ!その手に持った自爆スイッチを早く渡せ!!」
「そうよ!あなたの夢だった『繭ちゃんのちっちゃい胸も○も○(ピンク色の音符)』が果たせなくてもいいの!!!」
一応いっておくと、そいつは七瀬の制服を最後までせりあっていた奴である。
そして誰かが補助のパイプイスで一発食らわし、その騒ぎは収まる。
まあこっちは大したことはない。
「ねぇ、来たの?」
またも繭がそんな事を言う。
「ま、繭。どうしちゃったの…」
横で長森が異様に慌てていた。
「み、瑞佳。ごめん、わけは後で話すわ。今は時間がないのよ!」
そう言い残すと、七瀬はドアを勢い良く閉めてでていった。
「みゅ〜………」
後ろで七瀬がつまらなそうにそんなことを呟いている。
と、その時。オレはあることに気がついた。
オレは急いでオレの横の机、つまり住井の机を蹴り転がすと、中から出てきた大量の物の中をごそごそと探し回る。
「あ、あった…………」
見つけてしまった。俺達はとうとう見つけてしまったのだ。
『住井君スーパー 〜漢方バージョン〜』
そうラベルの貼られた褐色の瓶を。
「!、こ、浩平、それって……」
後ろで長森が息を呑む、オレは振り返って告げた。
「どうやら悪夢は終わってなかったらしい」
当然オレの顔はシリアス120パーセントである。
前回、そう思い出したくもなくて記憶の中から自動削除されたはずの事件が、この平和な街で起きた。
『住井君スーパー』それは神体交換を行うという高度な技術力をもって開発された、まだ学会には出ていない新薬であり、飲んだ人と、その人が最初に見た人の体を変えるという恐ろしい効果を持つ。
最初はオレと七瀬の体を、次にオレと住井の体を交換し、そして前回「チェンジ!3」では、恐ろしいことにオレの中から『ちびみずか』の人格のみを長森にうつし、移された長森は『えいえいんはあるよ?』という禁句を用いて、それを聞いた人をあっちの世界に送ってしまう『無敵のアサシン』となってしまったわけである。
が、事態はそれだけにとどまらず、その『ちびみずか』が人に『感染』することが途中で発覚。住井君スーパー(威力を押さえた)をちびみずかが学校の貯水タンクに入れたせいで、その水を飲んだ人に『ちびみずか』が『感染』し、事態は大事となった。
そして極めつけはTVの前で『ちびみずか』に『感染』した繭がこぼした「みゅ〜(永遠はあるよ)」のおかげで日本の人口は一気に減った。結局、石の強い人から順に社会に復帰していったらしいが、いまだ各市町村の住民票には、ゴーストな人が100人中0,1人の割合でいるらしい。
つまり今回の事は、誰かがその薬を使って繭と七瀬が変えたのではないか?と言うわけである。
そう、悪夢はまだ続いていたのだ。
「浩平、そのパイナップルみたいな物何?」
長森が瓶を持った手ではなくもう片方の手を指さす。
「ああ、これか」
オレは左手に目をやって、ふっと笑う。
「なんだお前、こんなのもしらないのか。これは第一次世界大戦でオランダ側が浸かった手榴弾さ(ちょっと非日常入ってる音符)」
「あれ?安全ピンついてないけど」
オレは足下を指さす。
……………………。
「だあぁぁぁぁっっ!!長森さん!早くそいつを奪って!」
「えっ!えっ!?」
「爆発するぅんですぅ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
何人かの生徒達がオレに向かって駆け寄る。
「イヤだ!オレはもうこんな現実はイヤなんだよ!!!」
「いいから渡せ!!!」
「イヤだ!どうせ生きてたって運命ののおもちゃにされるだけなんだぁ〜」
「まだ希望はあるっ!このあいだ刑事版で平和協定をYOUが表明したじゃないか!」
「って、そんなこと言ってても、すぐ前に自爆ネタ書いてるじゃないかぁ!」

「そういえばネタ一緒なんですよね。さっきと」
横から里村の声。

ピタッ
俺達は手榴弾を奪い合いながらもその動きを止める。

「ありきたりですね。そんなネタに踊らされて騒ぐ方がみっともないです」
そういってクルリと振り向くと、自分の席に戻る里村。

…………………。

「いいから捨てろ、な、折原」
「うん……」

ポイッ

ドオウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッッッンンンンンンンンンンッッッ!!!

窓からそれを放り投げると、下で赤い花が咲いた。



第二章  〜お気に入り☆〜


私のニックネームは「髭」。
生徒達が私の外観を見て冗談混じりにそうつけたのだが、実は私自身結構気に入ってたりする。昨晩もこのハンドルネームで、あの「YET11ボス」とチャットしていたところだ。
まあとにかく、私は今人間ドッグが終わり、学校に重役出勤してきたところである。

キキィッ

なかなかローンがきつかったが、やっとで購入した赤のポロシェを所定の職員駐車場の一角に止めると、車から降り、すぐそばの校舎を見上げる。
「どら、今日も奔放にやってるかな、あいつらは」
そんな独り言を呟きながらも、私は前を向くと、正面の職員玄関に入り、自分の下駄箱の所まで行くと靴を屋内サンダルに履き替え、おしっ、と、あと半日だが今日のお仕事をしっかりやるぞっと気合いを入れる。
と、その時だった。

ベコォッ!

何かがへこむ音がしたので振り向くと、私の車の赤いぴかぴかした、先日車検に出して、この前の日曜に、水拭き、ワックス、水拭き、ワックス、乾拭き、ワックス、ワックス、ワックス、を3セット繰り返したビューチホーレッドボディが、落ちてきた石(?)のような物によって、大きくへこんでいた。
「な、な、なっ、くおらぁ〜!!!!!誰だぁ〜!!!!!!!!!」
そう握り拳を作って叫んだときだった。



ドオウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッッッンンンンンンンンンンッッッ!!!

ぱちくり☆
そんな波となって押し寄せてくるような轟音と、目の前の赤く膨れる巨大な炎の玉、そして一瞬遅れて吹き付けてくる、吸い込んだらハイが焼けそうな熱風。
つまり何故か某アメリカ映画のような派手な爆発シーンがそこにはあった。
そして、私がとっさにふせてから3分後。
さわやかな冬の風に黒煙が流された後には、炎上する私の車(だったもの)の姿があった。
「…………………………ほ、奔放すぎる」

パタパタ……

「下は駐車場ですよ、って言おうとおもったんですけど………」
振り向くと、里村君がいた。
「本当にご愁傷様です。先生」
校舎内にも本格的な冬を告げる澄んだ風が迷い込み、私の頬をそっと撫でた。
どこまでも優しく。                     

                    ☆おわり☆
________________________________
さ〜て、ソフトにいこうとしながらも、結局爆発ネタを使ってしまった『超大馬鹿野郎』な私です(^^;基本的に自爆ネタ以外はソフトに行こうとしていたんですが、それすらもかなわず(^^;;;
とりあえず、見た目は分かりませんが茜の人格補正と、七瀬の人格補正だけはしたつもりです。
次に行くときはもっとソフトにONEに行きますので、石投げないで下さいね(汗笑)
え、赤のポルシェ? そんなん知りませんよ(爆)
後、いっぱい書いてしまってすいません。
さて、感想です。とはいえ、時間がないのでちょっとですいません(汗)

>ここにあるよ?さん
とうとうでましたね「茜ちゃんスペシャル2」(笑)
さすがは茜です。いつも奇抜な行動をとってくれます。
あとは「長森抱きかかえ☆」ですかね。
サイコーです、めっちゃうらやましいです(阿呆)

>バルさん
初めまして、WILYOUともうします。
目が見えない先輩との澪とのコミュニケーション。読んでてなんかよかったです。
小さな手を握ったり、頭を撫でてみたり、なんかそれだけでも伝わってるな〜って感じがよかったです。

>メタルスライムさん
澪がリボンを話さないのは、安心を得るためというのにはかなり納得されました。(<変な言い方;一応受け身なのよ)。何故かはしらないけど、それがあると無性に安心するという経験は自分にもあります。最近で言えば、知らないパン屋に入ったときに、お品に「ワッフル」があると緊張が解けるという(違)
それはともかく、目印というのもなるほどと思いました。それとなによりかわいいですしね(爆)

>ここまでしか落としてないんです(汗)
掛けなかった方ごめんなさい。

>チェンジ3はうちのHPの「ONE」においてあります。興味がわいたという奇抜な方がいらしたらどうぞ>http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/1435/

>刑事版(下のアドレス)
SSの後記、ネタ帳、裏話、感想など、SS関連の事をを書き込んでる掲示板なんですけど、ここに来られている方でよろしければどうぞ。歓迎します。↓

http://web.pe.to/~sin/bbs3/mkboard2.cgi?youlane