名前2 投稿者:R/D
 沙織「ふっふっふ。祐クン」
 祐介「どうしたの沙織ちゃん。悪の女幹部って言うかむしろ中間管理職みたいな笑い方して」
 沙織「……余裕ね、祐クン。でもね、そんな態度をとれるのもこれまでよ」
 祐介「はぁ、そうですか」
 沙織「そうよ。いいこと、祐クンの発言にはね、重大な矛盾があるのよ。長瀬一族を巡るあの
   発言(『名前』参照)の中にねっ」
 祐介「…………」
 沙織「祐クンは前に言ったわね。長男の源一郎が死去した後に生まれた四男に、長男を思い出
   すよすがとして源一郎という名前が付けられたと」
 祐介「ウン」
 沙織「そして、その後に生まれた五男は源五郎と命名されたと」
 祐介「それが何か」
 沙織「源五郎こと長瀬主任。実は最初の設定では高校生の娘がいたそうよ」
 祐介「ふむふむ」
 沙織「高校生の子供。源五郎の結婚年齢が日本人の平均並みだとすれば、15歳の子供がいる
   現時点で源五郎の年齢はどう考えても40歳代前半! 源一郎どころか源三郎よりも年上
   になるのよっ」
 祐介「ほーほー」
 沙織「つまり、生まれた順番に並べると最初に源五郎でそれから源三郎、源一郎となるわ。こ
   んなむちゃくちゃな名前の付け方なんて聞いたことないわよっ」
 祐介「……よくもまぁそんなつまらないことを」
 沙織「さーあ、説明してちょうだい。どうしてなの、祐クンっ」
 祐介「……叔父さんは結婚した時期が早くて」
 沙織「理系の人は普通大学院まで行くでしょ。学生結婚してたとでも言うの?」
 祐介「そうだ……と言っても許してはくれないんだろうね」
 沙織「とぉーぜんよっ」
 祐介「……仕方ない。これは口止めされていたんだが」
 沙織「何、どんなへ理屈を言うつもり?」
 祐介「叔父さんは、宇宙人と結婚したんだ」
 沙織「……はぁ?」
 祐介「イス○ンダル星の住人と結婚したんだよ。あの星と地球人との間に生まれた子供は一年
   であっという間に十代半ばまで成長する。それが実は叔父さんの娘で……」
 沙織「……それ、って」
 祐介「そう、宇宙戦艦ヤ○トの中に確かそういう設定が……」
 沙織「止めんかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

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 自分でも書いていて何が何だか良く分かりません(笑)。
 結局、長瀬一族ってだれが一番年上なの?

                                    R/D