錯覚 投稿者:R/D
  ――雅史――

 繁華街の中にあるショーウィンドウ。
 最新型のメイドロボがいくつも飾られている。
 その前に佇む一組の男女。


  ――浩之――

「……うわぁ、みなさんすごいですぅ」

 マルチがショーウィンドウを見て声を上げる。中ではメイドロボが、デモンストレーションを
して見せている。料理、掃除、皿洗い。洗濯物をたたんでいるやつもいる。

「すごく手際がいいです」

 ガラスに顔を寄せ、マルチは熱心にロボットたちを見守る。両手をガラスに当て、欲しいもの
を覗き込む子供のような動作。後ろから見ていた俺は、思わず笑みが浮かぶのを抑えることがで
きなかった。

「そうだな、でも……」
「え?」
「……マルチだって、結構手際いいと思うぞ」
「……浩之さん」

 マルチは俺の顔を見て目を細める。髪が風に揺れる。
 晩秋の夕暮れ。俺の前に立ち、髪を押さえるマルチ。
 枯葉が舗道の上を走る。長い影を横切る。
 俺は無意識のうちにマルチに手を伸ばし、頭をなでていた。

「……あっ」

 マルチが頬を染める。そして満足そうなため息を漏らすと、上目遣いに俺を見た。俺の心が安
らぎに満ちてくる。

 そう、帰ってきてくれた。やっぱり、俺のところに帰ってきてくれたんだ。

 マルチ――。


  ――雅史――

 晩秋の夕暮れ。冷たい風が繁華街を抜ける。
 人々は足早に歩く。ショーウィンドウの前に立つ一組の男女を気にかける他人はいない。
 ウィンドウの横にあるガラス張りのドアが開く。


  ――浩之――

 カラン

 小さな鐘の音と同時に俺たちのそばにあった扉が開いた。

「……さぁ、こい」
「……はい、ご主人様」

 中から姿を現したのは身なりのいい40歳代と思しき男、そして来栖川電工製のメイドロボ一
体。男は手に持った紙を見ながらため息をついた。

「まったく……。思ったより高くついたな」
「申し訳ございません」

 男はメイドロボの方を振り返る。無表情なメイドロボは男の方に向けた視線を動かさない。そ
の手には男のものらしき鞄を提げている。

「ちょっとぶつかったぐらいで機能停止なんて、それでも最新型なのかね」
「申し訳ございません」
「だいたい家事をやってもらうロボットが、こんなに壊れ易くっちゃ困るんだよ。人間の代わり
に体を動かす仕事なんだから」
「…………」
「人間だって家事の際にちょっとした怪我をすることはあるよ。けどね、その後大騒ぎして大金
かけて直さなきゃならない、なんてことは普通はないよ」
「申し訳ございません」
「……高い金払って買ったんだから、その分くらいはきちんと仕事を……」
「おい、ちょっと待て」

 俺は我慢しきれなくなり、男の肩を掴んだ。男が俺を見る。驚愕の表情を浮かべて。

「……な、何だ君は」
「さっきから黙って聞いてりゃ、えらく勝手なことばかり言ってるじゃねぇか」
「……何だと」
「金、金、金。そんなに金がもったいなけりゃ、手前が家事をやりゃいいだろうが」
「余計なお世話だ」
「この野郎」

 すごむ俺を見たマルチが慌てて俺の腕に取り縋る。

「だ、駄目です、浩之さん。喧嘩はいけません」
「……下がっていろ」
「フン。そっちの女の子の言う通りにした方がいいんじゃないのか。どこのチンピラか知らない
が、わたしがどういう立場にあるか、知りもしないで喧嘩を売ると……」
「うるせぇっ」

 俺は吠えた。男が一瞬、身を竦ませる。

「どこのお偉いさんだろうと知ったこっちゃねぇ。そこのメイドロボは手前のために仕事をして
きたんだろうがっ。それが壊れた時に言う台詞があれかよ。直ってよかった、ぐらいの事は言え
ねえのかよっ」
「駄目です、お願いです、止めてください」

 ほとんど涙声のマルチが必死に俺を止めようとする。

「止めるな。俺は……」
「……何を勘違いしてるんだ小僧、これはただのロボットだぞ。気遣う必要なんぞあるまい」
「な、何だとおっ」
「わたしは金を払ってサービスを購入したんだ。メイドロボによる家事サービスをな。だから支
払った分に見合うだけのサービスを受け取る権利がある。それができないメイドロボなど不良品
だろうが」
「貴様ぁ」
「や、止めてぇ」

 マルチにしがみつかれた俺の拳は男の所までは届かなかった。

「な、何てことをするんだ」

 男が慌てて数歩、後ずさりする。俺と男の間に、あのメイドロボが割り込んだ。

「お止めください」
「どけっ、あいつに、あの男に言いたいことがっ」
「これ以上暴力を振るうならば警察に通報します」
「……なぜだ、なぜあいつを庇うっ」

 俺はそのメイドロボを睨んだ。メイドロボの表情は変わらない。先ほどまでと同じ顔で俺の顔
を見ている。視線は動かない。

「……やれやれ、とんでもなく無知な小僧だな。いいか、メイドロボってのはな、暴力を見かけ
たらそれが誰であれ阻止するようプログラムされているんだ」

 男が安全圏からほざく。

「黙れっ。さっきからサービスだプログラムだと勝手なこと言いやがって。確かにメイドロボは
道具かもしれねぇ。けどなっ、それに対して感謝し、思いやることがない手前みたいな奴を見る
と俺はむちゃくちゃ腹が立つんだよっ」
「……道具をどう扱おうと、持ち主の勝手だ」
「もし、もし道具に心があったらどうするつもりだっ。手前のやっていることがどれだけそれを
傷つけるか、そのくらい想像できねぇのかっ」
「モノに心などない」
「分かったようなことをぬかすなぁっ」
「……ある訳ないだろうっ。もしメイドロボに心があったとしてみろ。来栖川電工がやっている
ことは人身売買と同じになるだろうが」

 俺の動きは止まった。

「……人身売買……?」
「来栖川電工はメイドロボを売って金儲けをしているんだ。労働力を売りつけてそれを自分の懐
に貯め込んでいるんだぞ。もし心のあるロボットがいたら、そのロボットは自分の立場をどう捉
えると思ってるんだ」
「…………」
「自分のことを、売られていく奴隷だと思うんじゃないのか」
「……黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ」

 マルチを振りほどき、目の前のメイドロボを躱す。

「……浩之ちゃん!」

 地面が傾いだ。次の瞬間、あたりは真っ暗になった。


  ――雅史――

 日が落ちた。気温が下がる。
 住宅街の中にある一軒家に明かりが点る。
 街灯に照らされた門の表札。薄ぼんやりと浮かび上がる「藤田」という文字。
 窓に影が映る。


  ――浩之――

 目が醒めた。

「……くっ」

 頭が痛い。右手で額を押さえてみる。瘤が手に触れた。どこかでぶつけたらしい。

「……あっ」

 声がする。顔をそちらに向けると、入り口からマルチが入ってくるところだった。

「……ひ、浩之さん、大丈夫ですかっ」

 マルチは慌ててベッドに横たわる俺の側に来た。その手がおれの額に当てられる。

「い、痛くありませんか」
「……あ、ああ、そんなに痛くはないよ」
「……よ、良かったあぁぁ」

 マルチの目に見る見る涙が溢れた。

「よ、良かったですぅ、本当に、本当に心配しましたぁ」

 顔がくしゃくしゃになる。両手で流れる涙をこすっている。俺はゆっくりとマルチに手を伸ば
し、頭をなでた。

「……ごめん。心配かけたみたいだな」
「ぐすっ、ひ、浩之さぁん」
「大丈夫だよ。だからさ、もう泣くなよ」
「は、はい」

 マルチはもう一度目元をこすった。そして無理矢理笑みを浮かべ、俺の顔を覗き込んだ。

「あ、あの、何かして欲しいことはありますか」
「……うん」
「何でしょうか」
「しばらく……一緒に居て欲しい」
「あ……」

 マルチの顔が真っ赤になる。俺はそれを見ながら心が安らいでいくのを感じていた。

「……わ、分かりました」

 マルチはそう言うと、机の前の椅子をベッドの横まで運び、そこに腰掛けた。
 俺はマルチを見る。マルチはおれを覗き込む。
 しばらく暖かい時間が流れた。

「……でも、吃驚しましたよ。浩之さんがいきなり倒れて……」
「え?」
「あのメイドロボさんが、浩之さんを止めようとして足を引っかけてしまったみたいで」

 俺の頭の中にあの時の情景が甦る。そう、確かあのメイドロボを躱した瞬間に地面が傾いで、
それから……。

「……そうか、それで転んじまったのか」
「ええ、顔面から地面にぶつかって……。もう全然動かなくなってしまって……。わたし、本当
にどうしようかって……」

 またマルチの瞳が揺らぎ始めた。俺は慌てて話題を変えようとした。

「そ、それにしても、あいつ頭に来る奴だったよな」
「え?」
「あの偉そうなおやじだよ。サービスだプログラムだって、メイドロボのことを好き勝手に言っ
ていた奴。挙げ句に……」

 俺の頭の中にあいつの言葉が浮かんだ。

 ――人身売買と同じになるだろうが

 人身売買。マルチは心を持っていた。そのマルチを買った俺は、つまり奴隷を買ったことにな
るのか……。

 いや、そんなことはない。俺が買ったのは普及型の心のない奴だ。何度起動しても俺に笑いか
けることもなければ、恥ずかしがることも、涙を見せることもなかったあの機械。何度も起動し
て、何度もマルチの心を探して、どうしても駄目で、何度も電源を切って……。

 でも、そう、あの日、来栖川電工の研究所から送られてきたDVDを使って、俺はマルチの心
を取り戻した。マルチを取り戻した。マルチが帰ってきた。

 そうだ、おれはマルチの心を買ったんじゃない。あれは、俺に送られたもの。マルチ自身が俺
のところに来るのを望んでいたから、だから今こうしてマルチが俺の側にいるんだ。そうだ、マ
ルチ自身の意思だ。奴隷を買ったなんてことはない。

「……あ、あの。どうなさいました、浩之さん」

 唐突に黙り込んだ俺を見て、マルチが心配そうに話し掛けてくる。

「……いや、何でもないよ」

 俺は微笑んで見せる。

「あいつの言っていたことなんて、くだらないことさ。マルチが気にする必要はないよ。そう、
メイドロボに心があったっていいじゃないか。メイドロボと付き合う人間の方さえ、そのことに
気づいて、気遣っていれば済むことさ」
「……そうですか? 浩之さん」
「……え?」
「本当にそう、思いますか? ロボットと人間と、本当に同じ心を持てると思いますか?」
「……マルチ、何を言って……」
「ロボットの心に気を遣って、それで人間の心が理解できると思いますか?」

 俺は驚いて上半身を起こした。マルチは何を言おうとしているんだ?

「……ロボットって、メイドロボって人間のために作られたものでしょ。人間に奉仕するために
作られたものでしょ。その心もそうなんでしょ」
「おい、マルチ。いったい何を……」
「でも、それと同じ目で人間の心を見てもいいの? 人間の心までそんなものだと思って見てい
ない?」
「待て、待ってくれ、何を言ってるんだ」

 マルチの視線が俺の目に据えられる。俺の頭の奥まで貫くように。

「道具の心がどれだけ傷つけられるか想像しろって、さっきあのおじさんの前でそう言ってたよ
ね? でも、道具の心は想像できても、人間の心はちゃんと想像できてるの? 人間の、他人の
心も道具と同じように想像して、それでいいと思っているんじゃないの?」
「……や、止めろ」
「人間に奉仕するだけの心、人間に、自分に都合のいいだけの心、そういう心ばかり求めて、そ
れで満足して、他人の心を全然想像しないで、全然理解しないで……」
「止めろ、止めてくれ」
「……それでいいの、浩之ちゃん?」
「やめろぉぉぉぉぉぉぉ」

 ドン

 目の前にいたマルチが弾かれたように背後へ飛ぶ。派手な音を立てて机にぶつかったマルチは
がっくりと首を傾ける。マルチの髪が激しく揺れる。赤い髪が……。


  ――雅史――

 二階から聞こえた異様な音に、僕は飛び起きた。

 来栖川ショールームの前でいきなり喧嘩を始めて気絶した浩之。彼をここまで運んできた疲れ
で、ついソファで眠ってしまったらしい。

 それにしても何の音だったのだろう。

 階段の下で耳を澄まし、上の様子を伺う。誰かの取り乱したような声が聞こえてきた。

 嫌な予感に襲われた僕は、慌てて階段を駆け上がり、扉を開いた。


  ――浩之――

 俺はマルチを抱きしめ、錯乱状態に陥っていた。

「マルチ、マルチ、マルチ、しっかりしろ、マルチ、目を覚ませよ、おい、マルチ、なぁ、冗談
はやめてくれよ、マルチ、マルチ、頼む、頼むから、早く気づいてくれよ、俺の顔を見て笑って
くれよ、話してくれよ、マルチ、マルチマルチマルチマルチマルチマルチマルチマルチ………」

「……浩之っ!」

 扉が開いた。飛び込んできた雅史が入り口で立ち止まる。室内の様子を見て取った雅史の顔色
が変わった。

「ひ、浩之っ! それはっ!」

 雅史が俺に抱かれているマルチを指差す。

「……あ、いや、だ、大丈夫だよ、そう、ちょっと打ち所が悪かっただけさ、そう、修理に出せ
ば、うん、高くつくかもしれないけど、修理すれば直るよ、ほら、メイドロボってけっこう繊細
だからさ、ぶつかって機能停止することもあるだろうし、でも……」

 俺の言うことを無視した雅史は無言で近寄ると、マルチの腕を取った。その顔が強張る。がっ
くりと首を落とした雅史は、やがて顔を上げ、俺を正面から睨んだ。

「……な、なに深刻な顔してるんだよ、そりゃお前もマルチのことは心配かもしれないけど、だ
けど直るんだよ、来栖川電工に修理に出せば、さ、俺はあの野郎みたいに金がかかるとかなんと
かそんな文句をつけたりはしないよああそうさ必ず修理するいくら金がかかっても気にし……」
「……いい加減にしろよ」
「……え?」
「……あかりちゃんの言うことなんか無視しとけば良かった。浩之が可哀相だって、浩之の心が
安らぐならって、あかりちゃんはそう言っていたんだ。だから僕も……」
「…………」
「……そんなにマルチがいいのかい? そんなにロボットが?」

 雅史は立ち上がり、入り口へ向かった。段ボール箱の上にあるモノに右手を掛ける。

「そんなに欲しけりゃやるよ! ほらっ!」

 雅史の手がモノを掴み、俺に投げつける。人型をしたモノが音を立てて床に落ちる。緑色の髪
がフローリングの上に広がる。

 それは

 それは、起動させないまま長いこと放り出されていたそれは、HM−12

 普及型のマルチだった。


  ――雅史――

 床に座り込んだ浩之は呆然と普及型マルチを見つめていた。
 浩之の腕に抱かれているあかりちゃんは、もう息をしていない。
 僕は、痛いほどの後悔を覚えながら、あの時のことを思い出した。

 HM−12を購入した後、浩之の様子はおかしくなっていった。
 当時はその理由は分からなかった。けど、後になってそれが判明した。どうやら浩之は高校時
代、僕らの母校に研修に来たプロトタイプのメイドロボと親しくなっていたらしい。おそらく、
いずれ再会する約束をしていたのだろう。だから浩之は期待してHM−12を買った。けど、そ
れは高校時代に出会ったあのロボットじゃなかった。心がなかった。
 何度も起動して、電源を落として、起動して、電源を落として、起動して落として起動して落
として……。その繰り返しに浩之の心は耐えられなくなったんだろう。ある時、様子を見に来た
あかりちゃんに向かって、唐突に話し始めた。

 『マルチ、帰ってきてくれたんだな』

 そう、浩之はあかりちゃんを認識できなくなった。浩之の目に映るあかりちゃんは、高校時代
に出会ったあのロボットの姿をしていた。声もあのロボットの声になった。浩之の頭の中では、
マルチが本当に帰ってきたことになってしまった。
 僕は彼に正気を取り戻して欲しかった。けど、あかりちゃんはそうさせたくない、と言った。
可哀相だから。本当に会いたがっていたロボットに会えなくなった浩之が可哀相だから。自分が
その代わりになって、浩之が幸せになれるならそれでいいから。あかりちゃんはそう言った。

 それから、僕らの奇妙な生活が始まった。あかりちゃんは浩之のためにロボットのふりをし続
けた。僕はそんな二人の様子を見張り続けた。浩之が情緒不安定なのは分かっている。いつ錯乱
するか分からない。そうなったらあかりちゃんだけでは手に余るかもしれない。現に今日だって
いきなり喧嘩を始めそうになった。
 だけど、二人の様子を見ていた僕は、次第に耐えられなくなっていた。浩之は確かに幸せかも
しれない。だけど、浩之が見ているのはただのロボット、ただのモノだ。

 本当は、人間なのに。


  ――浩之――

 緑の髪をしたモノが倒れている。腕の中には赤い髪。

「……やるよ、そのマルチを。好きなだけ可愛がってやれよ」

 緑と赤、赤と緑。

「だから返せよ、あかりちゃんは返せ。あかりちゃんは人間だ。ロボットじゃない。奉仕して欲
しいならそのロボットにしてもらえよ。自分に都合のいい心の持ち主がほしけりゃそのロボット
にしろよ。あかりちゃんはお前のロボットじゃない。奴隷じゃない。その心はお前のためにある
んじゃない」

 赤と緑、緑と赤。

「……自分の気持ちばかり優先して、他人に思いを馳せることができなくて。そんな浩之には確
かにロボットの方がお似合いだよ。だからあかりちゃんは返せよ」

 二つの色が混じり合う。目の前が暗くなる。

「返せよ……」

 どこかで、マルチの笑い声が聞こえたような気がした。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 うーむ、最後が今一つ決まらない。

 さて、しつこいようですが、これも「ココロ」「買い替え」と同じ路線の作品です。要するに
言いたいことは同じです。前二作についてはいろいろと感想をいただき、ありがとうございまし
た。大変に耳の痛い指摘もありました。
 でも、わたし自身、まだ書ききれていないという思いは強いのです。だから、あえてまた同工
異曲の作品を出しました。

 もちろん、異論その他ある方もいらっしゃるでしょう。相変わらず表現力の無さ、ボキャブラ
リーの乏しさ、その他もろもろの問題点を抱えた文章でもあります。自分自身、ベタベタのラブ
シーンを描く能力の乏しさを思い知らされました。
 お前に説教される謂れはないと言うことであれば、その通りと答えるほかありません。不愉快
と思われたなら読んだ後ですべて忘れて下さい。

 それでも、いろいろと考えるきっかけにしていただければ幸いと思っております。

                                    R/D