忘れない。今度は千鶴姉の番だよ! 投稿者: sphere
 
                  人の心は脆く儚くうつろいやすいものです
                         どんなに鮮やかな思い出も
                               時が積もれば
                        セピア色に色あせてしまいます
 
                             それは不幸なことだ
                               人は言います
 
                                   え?
                              私はどうかって? 
                                そうですね 
 
                                   私は 
 
                         私の時は止まっていますから 
 
                                    ・
                                    ・
                                    ・
 
                           貴方は私を愛してくれた 
                            私も貴方を愛していた 
 
                                   でも
 
                             私は消えてしまった 
                            自分の犯した過ちから 
 
 
                       貴方を信じることができなかった 
                      これ以上自分が傷つきたくなかった 
                             苦しみたくなかった
 
                                  だから
 
                              私は貴方を・・・
 
                        私は誤った選択をしてしまった 
                       今まで私がしてきたコト−偽善−
                     そんな全てを受け入れてくれた貴方を
 
                                   私は 
 
                              コロシテシマッタ。
 
                                   でも
                              貴方ではなかった
                           私の前に現れるもう一人の 
 
                                    鬼
 
                          死にたい。何もかも忘れて
                                そう、思った 
 
                           振り下ろされる断罪の爪
                                  イタイ 
                              でも。死ねない
                              私の中の鬼の血が
                        私を簡単には死なせてくれない 
 
                        イタイ イタイ イタイ・・・・
 
                         私の嘘で固められた命の炎が 
                                燃え尽きる
 
                                  死ねる 
                                そう思った
                                   刹那
 
                              貴方は生きていた
                           己の運命の鎖を断ち切り 
                             本当の力を見つけて 
 
                                 還ってきた
 
                                    ・
                                    ・
                                    ・ 
 
                                泣いている 
                                泣いている 
                       自分を殺そうとした女を抱きしめ 
                                泣いている 
                        ああ、貴方はいつも私のことを 
                                 心配して 
 
                             なのに、わたしは
 
                        貴方が私になにか叫んでいる
                            溢れる涙そのままに
 
                          聞こえない聞こえないの
 
 
                         貴方に癒されることのない
                              悲しみを残して 
 
                                    痕
 
                                私は消える
                                 ごめんね
 
                                 耕ちゃん
 
                                    ・
                                    ・
                                    ・ 
 
                                 あれから
                                   5年
 
                              貴方が結婚する
                           貴方の消えない悲しみ
                             癒されることのない 
                                    痕
 
                           それを少しずつ少しずつ
                               癒してきたのが 
 
                                    梓
 
                           ずっと、ずっと見てたよ
                               あなたの苦しみ 
                                 私の苦しみ 
 
                              それも、今日まで
 
                               教会の鐘が鳴る
 
                          おめでとう、梓・・耕一さん
                                 楓も初音も 
                                 しあわせに 
 
                                 貴方の中の
                            私が小さくなってゆく 
                                  それでも 
                                   いいよ 
 
                               貴方が幸せなら
 
                           梓からブーケが放たれる
 
                          それは天高く舞い上がった
                              それはまるで・・・ 
 
 
                       「千鶴姉、私達、幸せだよ!!」
 
 
                                                                                                                                 Fin.


初めて書きました。真面目なSS。・・・むずかしい!!つらい!!
何がつらいってギャグが!!ツッコミが入れられない!!
(めいど・いん・ギャグ畑)。でわなく。
自分の言いたいことが書けない!!センターが合わない!(ん?)
千鶴さんてこんな人やったか?あうーー・・・。
しかし、図書館にいくつ眠ってるのか、同じネタ。
あるだろうことがわかってんのに、書いちゃった。ふう。
タイトルも付けづらいなあ。物を書くことの奥深さに閉口。

感想タイム。

白野佑凪さんへ。

レミィ、パブロフ君状態ですなー。恋は命懸けですね!(を?)
アレをいつも持ってるヒロに拍手を送りたい。(漢泣)

vladさんへ

耕一、冷たい!と。そういえば、親父に目茶目茶冷たかったなー、
と思い出しました。うーん、耕一の過去ってこーだろーなーと納得してしまいました。耕一丸くなってよかったよ。こんな家族、いいですね。家族か。
なんか家族ってイミ、考えちゃったです。

睦月周さんへ

むう。推理モノですか。ってこれ、連載シリーズ!?出直しです。
行きます。図書館。雅史が珍しく普通のキャラに見えました。・・・・。

マイクDさんへ

なんかひさしぶりに見た気がします。選択肢シリーズ。(なんやそら)
耕一のプレイヤーから離れた視点がいいですなー。
耕一のセリフ、見透かされてるよーで・・・。
ああそうさ!うらやましいさ!!うおお、ハーレム状態だ!!!

久々野 彰さんへ

・・・君ら、本当は、仲、悪い・・・?と聞きたくなりました。
いや、性能は互いに知ってるだろうから、より人間くさい部分を・・
って、”人気”ですか。えー。(フォロー不可。)
セリオはともかく、こういう性格の?マルチは珍しいですねー。
これからこういう連動モノ増えそうですね。

rossoさんへ

図書館行きます。(またかい)なんか、キャラ設定がえらいコトに・・・。
ヒロがあの人ですか。やっぱりもてるのか・・・!!
あかりがあれとは・・!読めません!!先が!全く!!

くまさんへ

ギャグっていいですよね。流れるように進んでいくストーリー。
血ぃ流しながら飛んでいくキャラクター。薔薇な雅史。
暑苦しいまでに雄々しいセバス!
これら全てがこのクソ熱い夏を吹き飛ばすのに必須です(断言)!!
・・・これ、感想か?

おばQさんへ

なんか日常っぽい話ですね。(ボケ、ツッコミ逆やけど。)
あうー、こー、雰囲気いいなあ。空気っていうか。
表現貧困で悲しくなってきた。俺。