あのねあのね、今日駅前の商店街のブテイックのところでちょっとカッコイイかなって感じのヒト みつけちゃったの。 その時は「あっちょっといいかも」、っていう程度だったんだ。 それでね奈々たちとお店覗いてから、三光堂に新譜チェックしにいったらね、 ウン、そう。TEN BRANKの新しいヤツ買いに、あしたね、はいはい。 そのかわりMDに落としたらすぐ返してよね。私もしばらくはまるんだから。 ああ、もおそういう話じゃなくて、お目当てのCD買っても奈々たちがジャニ−ズ系のコ−ナ−で かたまちゃってたから、ちょっと洋楽の方をのぞいてみてたの。 それでねマライアの新譜を聴いてみようと思って手をのばしたら・・、 そう、当たり!さっきの男のコと手が重なっちゃったの!ハッとして相手を見たら、 そのコとばっちり目が合ってなんだか気まずいのに悪いことのような気がして顔そむけられなくなって、 うん相手のコもそうだったみたい、 で、見つめあっちゃてたの!しばらく! 時間にしたら5秒くらいかな、 そのコ今きずいたみたいに慌てて「あっ、ご、ごめん」って顔真っ赤にしてはにかんだみたいな 照れ笑いしながら言うの!!その顔がもう超カワユクッてカワユクッて、私ってば思わず いけないお姉さんの気分だったもの。 ン?ン−ん違う違う学年は一緒、年齢とかが問題のかわいさじゃなくって、 そのまんまおリボン懸けたくなっちゃう類のカワユサなの。もしかするとこれって初恋かも。 ううん、初恋はもうずいぶん昔に済ましたつもりだったけど、そのくらい新鮮な気持ちなの。 あ、お子様なんてひどい。せめて初々しいって言って欲しいわ。 ・・そんなことないよ−だっ。あのコだって照れてはいたけど別にいやそうな感じの態度 してなかったもの。 それに、恋なんて大抵誰かのの片思いからはじまるんだもん、それを一人よがりだなんて ヒドイよっもう。 始まりはいつだって気持からで、それってとってもだいじなんだからねっ! ほらっ!‘病は気から‘っともいうじゃない。え、ちょっと違う?まあ、いいじゃない。ふふふ。 ・・・・えへへ、ちゃ−んと名前も学校名もきいたもんね−。今度会いに行っちゃうんだ。絶対。 でもね−、あのコ4人できてたの。うん、女のコも一緒。 なんか結構昔からの付き合いらしいの、あのちっちゃいカワイイ感じのコとなんかいい雰囲気 だったな−。もしかして彼女かも。 あとの2人?ちょっと恐い感じするけどカッコイイ系の男のコとスタイル良い結構遊んでそうな 女のコ、憎まれ口たたきながら結構仲良さげだったから大丈夫みたい。え?何が大丈夫かって? もう、!結構マジメなんだから茶化さないでよ! うう−ん・・そだな−うんっ!取り合えず会いに行ってみよう! で、もう少しお話してみなくちゃだわ!よし、決−めた!! 早速明日から行動開始!うん、有り難う。ガンバルわ! でね、えへへ、お願いなんだけども、一緒に来てくんないかな−、て。おねがいっ!・・ うっ、わ、分かったわデミ−ズでカラメルサンデ−ご馳走するから、ね? ・・・・・・・・ありがとっ、うん感謝してる。それじゃまた明日ね、 ・・・愛してるわっ、あはははっおやすみなさ−い。 ガチャッ、・・・ツ−・ツ−・ツ−・・・