でんぱにっき(アルルさますみません) 投稿者:Rune


 何考えているんでしょうね、自分。でも、まあ、お祝いっていうことで。久々野さま、
ごめんなさい。少し早めのクリスマス・プレゼント程度に思っていただけると幸いです。
 ではでは、走馬燈デンパ、開幕っ!

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 デンパマンシリーズで最も心に残った回。自分もアルルさまのように、全部と言いたい
気分ではある。
 しかし、それでは安直に過ぎるってものだ。だろ、健やかさん?
健やかさん「だろ、って……何で僕が出てるわけ……?」
 仕返し。もとい、お返し……って、また理解る人にしか理解らないネタが……
健やかさん(いきなり面倒になってきたので、以下『健』)
「ってゆーか。そのネタ、読んだ人でも理解らないんじゃ」
 くっくっく、まあ、そう言いますな。前回出して貰ったお礼ですって。この前書いたSS
でも本当はあなたを配役に据えるために打ち込んだんだから。
健「確かに、別に遠慮せず出してもいいよと言った覚えはあるけど。ホモ役は嫌だぞ……
    って、何含み笑いしてやがる、こら!? まさか……!?」
 くっくっく……
 ちなみに、Lシリーズのギャグ編においては、ヒッチコックばりの趣向を凝らす予定。
健「…………安直…………」

 まあ、真面目な話。一番好きな話を選べと言うのも困り者。一作一作ごとに、テンポも
落ち方も(おそらくは意識してのことではあろうが)ばらばらなこのシリーズ、同一の基
準が通用しにくいギャグの評価の中でもかなり難しいのではなかろうか。
 その中から作品として選ぶのは難しいが、一番好きなムードとして挙げることを許され
るなら、やはり長瀬祐介との掛け合いだろう。新城沙織も捨てがたい。が、やはり祐介だ。
 理性ある月島拓也と、少し開いた長瀬祐介。二人の距離はやがて近づき、そして……
健「読めるぞ。その展開。安直すぎ」
 それを言わないで(泣)。俺の性なのだよ……話を戻すと、近似している両者の微妙な
差異から生まれる、しかし似ている者が故の決定的な確執が、かなりいけてると思うのだ
が。ネタとしても、尽きる事なき夢の泉。飽かぬ程に豊富な河の流れ。
健「平たく言えば、二人がいがみ合ってればじゅーぶんネタになってる、ってことな」
 しくしくしく……
健「先に行けば?」
 そーしますか。

 やっぱりあれだね。デンパマンもこう、かっこいい武器が欲しいね。主役らしく。
健「精神から切り崩す電波あるんだから、要らないと思うけど」
 何を言うんですかリナさん! やはり、正義の味方とは熱い魂で揮う力の象徴が必要なんです!
健「ていうか、その借り物の台詞の主って素手じゃん」
 ……はっ。
 ところで、あのシリーズの本職の方、彼女が出る気配がないですね。
 自分としてはあれは絶対、アメリアとリナの関係がTV版と食い違ってるせいではない
かと思う今日この頃。
健「脱線するなってば。先行け。先」
 おかっぱ少女が増えてきて最近幸せなRuneの提案1!
老人「拓也よ、これをやろう」
拓也「これは?」
老人「デンパの騎士が使うライトサーベルだ」
健(すかぱあああああああああああああああああああああああん!)
 あいてっ!
健「次だ、次」
 えー!? 何でー!? 「拓也よ、デンパを信じるのだ」とか、「諸君にデンパの加護
があらんことを」とか「デンパの暗黒面にようこそ」とか考えていたのにぃ!
健「SFにしてどーする。お前は。」

 雫をやってから、やたら私語に電波という単語が増えてきたRuneの提案2!
拓也(学ランに手甲をつけている)「姫は僕が守る!」
健「『拓也のデンパ』かい……」
 うう。駄目?
健「だから、知られてない恐れのあるパロディはやめいって言われてるだろが。お前は」
 うー。じゃあ、GS月島瑠璃子極楽大作戦、てのも駄目?
健「よくもまー、そこまで下らないネタを……(しかももろキャストミス)」

 痕をやってから、やたら言動に狩るという動詞の増えてきたRuneの提案3!
拓也「深町さん……」
健「何のネタだ。これは。」
 何って……時を書ける少女(笑)ですよ。原田知世の。知らない?
健「そーじゃなくて。何故月島拓也がヒロイン役の台詞言ってんのかと訊いてるんだ」
 そりゃあ、あなた…………(ぽっ)
健「何故頬を赤らめるぅぅぅぅぅ!?」

 THをやってから、やたら人格がきしんでこぼれ落ちそうなRuneの提案4!
拓也「僕は月島拓也。近頃にっくき親父が電波中毒で崖から転落死したので、美人4兄弟
がいるこの柏木家へと……」
健「やる気あるか?」
 駄目?
健「ってゆーか、さりげなくこの4兄弟ってのは何だ。おい。」
 長女はセバスチャン長瀬、次女は長瀬源一郎。三女は……」
健「もおいい!」

 何だかさおりん、現物触ってみたいぞ今日この頃って感じなRuneの提案5!
拓也「祐介君か……君にはあだ名の一つもプレゼントしなきゃな……」
祐介「えっ!? いいよ、そんなの!」
拓也「…………うーん…………」
祐介(か、考えてるぅー!)
拓也(ぼそり)「…………ユーミンか、カツサンド、だな…………」
健「……………………」
 あれ、突っ込みがないな。
 ……………………
 寝てる(泣)。

 久々野さま、初ない返して貰えるといいねってちょっと思うRuneの提案6!
拓也「あ。太田さんか。どうした、そんな悲しげな瞳をして上を向いて」
香奈子「…………レックス…………」
初音「ガチャピンだよ!」
拓也「何でもいいが僕を食うなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
健(あふ……)「終わった?」
 とりあえず力潰えました……

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 あとがき? はっはっは。いくら何でもこれは書きようがないよなぁ。元ネタも、これ
で理解らないという方はいないでしょう。2くらいですかね。烈火は大好きなんだけど、
最近単行本のペースが凄いように思う今日この頃。GSは横島がかっこいいやね。また。
 漫画といえば黒キャプネタを書きたいような今日この頃。でも、理解る人は少ないか。
最近、桜玉吉が活動を再開したという漫画を見たなあ。薬がどうのこうの、という表現を
見ると、どうも「らも」を思い出す(全て敬称略)。

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 以下、感想&お返事。メール下さった方は有り難う。お返事送らせていただきました。
 それと、西山英志さま。感想を書きたいのですが、一つ面白いネタを思いついたので、
それに変えさせて下さい。いつになるかは理解らないですけれども(笑)。痕についての
見解の同意は(通常伝言板の方ですね)大変嬉しく思います。

久々野彰さま:
 はっはっは。橋本先輩がまともだと何か評判です。でも、最初がまともな分、後が……
(笑) ま、どーなるかはまだ未定です。扉を開かずに済むのかは、今後の最大の注目点
かも(照笑)。ネタについては腐るほどあるんですが、9割がミステリと下ネタで埋まっ
ています。ミステリはここで提供した瞬間にネタばれですし、下ネタも似たようなもんだ
し。ギャグって本当に生き物ですよねえ……自分の人生と照らし合わせながら深々頷いて
しまうRuneです。で、上記のような次第。変な癖のあるものばっかですが、ご参考に
なれば幸いです(でも絶対に無理だろうな。これやったらデンパマンの日常に戻れないし)。

 実は、感想がもう一つあるんです。メールにのっけていたんですが、アドレスがどうも
変らしい。自分の処だけかな? 届かないならしょうがないや、てんで諦めていたんです
が、どうも、そうじゃないのかもしれない。ご本人が都合良く読んで下さるかどうかは判
断りませんが、とりあえず、ここに。本来メールで送るやつですから長々となっていたん
ですが、ここまで自分でも納得のいく感想を書けた例があまりないものですから、あえて
削らず原文のままにしてあります(本当、いつもこのレヴェルのが書ければ……)。
『おとうとねこさま<Rune 
 へ? 反応ないんですか?
 自分は好きなんだけど……って、自己紹介がまだか。
 お初にお目にかかります。
 Runeと申します。

 こういった形の話って好きなんですよ。目立たないキャラクターに、しぶい側面を持た
せるような話。

 綾香をどうこうっていう話はありますけど、好恵をどうこうっていう話はないですよね。
確かに。理由の一つに「倒すべきでしかない障害」として扱われているのが、主な要因で
はありますが……

 前回の分も、好きでした。
 セリオの話ですよね。
 変にセリオが「目覚め」てしまわないところがお気に入りです。実に彼女らしい応対な
んだけど、そこがまたいい雰囲気を醸しだしている、という。

 両作品に共通しているのが浩之の優しい視点です。
 彼は恋愛感情を別にして、優しい。好恵の時なんかも、あかりを連れていく、なんて言
わないですよ。普通、恋愛ゲームの主人公は。
 それを言わせている。
 だから、彼は優しいんだ、と思うんですよね。
 この作品群は、実は、浩之をも描いている、というのは少し穿ち過ぎですかね?
 でも、自分は何となくそんな感じがします。
 ついでに、こういうのを書けてしまう、おとうとねこさんもまた繊細な感じがするんで
すが、照れて否定されるでしょうね(笑)。

 また、こういう和むものを拝見したいです。大変かも知れませんが、次の新作を、心か
らお待ち申し上げます』

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 ではでは。
 次のL6でお会い致したく存じます。