「私の名前はM10。MIO様とは違うからよく覚えておきなさい」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− リ−フファイト97終了後の宴会の真っ最中、隅っこの方で来栖川芹香さんと月島 瑠璃子さんと、柏木楓さんが一緒にいた。 どうやら仲良くなったらしい。 言葉こそ聞こえないが、会話が弾んでいる雰囲気だ。 似ているところがあるし、気が合うのかな。 私はそう思い、ちょっと中座してトイレにいった。 数分後、帰ってくると芹香さんが二人にシカトされていた。 聞いたら、胸の話題になったらしい・・・。 <おしまい> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『太田さんのヒューマンウォッチング3”』 芹香さんが苛められている。 何となく正義感が沸いてきて、私はその事を親友の瑞穂と、近くにいた柏木千鶴さ んに話してみた。 だけど、二人とも救いの手を差し伸べようとはしなかった。 <おしまい> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『太田さんのヒューマンウォッチング3'''』 その夜、何処からともなく魔王がやってきた。 目が覚めたら、新城さんや柏木梓さん、宮内レミィさんに保科智子さん、長岡志保 さんぐらいしか女の子は残っていなかった。 男の子は全員無事だったのに。 あ、向こうで芹香さんが、綾香さんに殴られてる。 <おしまい> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『太田さんのヒューマンウォッチング3''''』 結局、全員無事だった。 芹香さんの顔の形が少し変わっていたけど。 私たちはそれぞれのグループに別れて、帰ることにした。 長い夏休みの旅行だったけど、なかなか楽しかった。 旅館の前で皆が集まっている時、不意に男の人が現れた。 野暮ったい帽子を被ったおじさんだった。 気のせいか、誰かに似ている。 「・・・」 「・・・」 「・・・」 「・・・」 だけど、その人は芹香さんと瑠璃子さんと楓さんと仲良く話し、そのまま4人でど こかへ言ってしまった。 ・・・もう、どうにでもして。 <おしまい> −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「初めまして。M10と申します。MIO様の大ファンです。以上」