「松原、葵です」
「…姫川、琴音です…」
「二人あわせて」
「…い、一年生、しすたーず、です…」
「姫川さん、最近、暑くなりましたね」
「…そう、ですね…」
「姫川さん」
「…はい…」
「ボケてください」
「…は、はい」
「じゃあ、最初からいきます。姫川さん、最近、暑くなりましたね」
「…ち、地球温暖化の、影響、でしょうか…」
「違います、夏だからです。えい」
「あうっ」
「姫川さん」
「…はい…」
「立ってください」
「…は、はい…」
「夏といえば、やっぱり、台風の季節ですね」
「…そ、そうですね…」
「姫川さん」
「…はい…」
「ボケてください」
「…は、はい…」
「夏といえば、台風の季節ですね」
「…さ、三国○は、いっぱい、日本に入って、きていますね…」
「そのタイ風じゃありません。とおっ」
「うぐっ」
「姫川さん」
「…は、はい…」
「立ってください」
「…はい…」
「台風は、大変ですね」
「…そ、そうですね…」
「姫川さん」
「…は、はい…」
「何度も言わせないでください」
「…す、すいません…」
「台風は、大変ですね」
「…で、出稼ぎですから、仕送りが、た、大変なんです…」
「２度も同じボケは、よくないです。とりゃー」
「ごふっ」
「姫川さん」
「…あ、の…」
「立ってください」
「…あの…」
「何ですか？」
「…つ、ツッコミ、か、代わって、ください…」
「イヤです」


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会話パターン４：漫才