注:外人の人、読まないで!お願いっ!! カリカリカリカリ ペンの音が響く そう、今は補習中。俺と志保にとってはいつもの事だ。今回、いつもと違うのは、俺の斜め後ろにいる、金 髪の女の子。 ・・・やっぱり、息抜きとはいえ、ゲーセンに誘ってばかりいたからなあ。勘弁しろよ、レミィ・・・ ちらりと横目でうかがう。レミィは答えがわからないのだろうか、それともあきらめたのか、天井のあたりを ボーッと見つめている。目がちょっとうつろだ。さすがに罪悪感。 カリカリカリカリ ペンの音が響く カリカリカリカリ 「ガタンッ!!」 大きな音。びっくりして振り向いた。立ち上がっているのは・・・レミィ!! レミィの目は、さっきと同じだ。こころもち、上方を見上げ、いや、きっと何も見てはいない。感情を無くし、焦 点を失った、うつろな目。唇が、ゆっくりと開いた。 「ファック!」「ファック!」「ファック!」 「ファック!」「ファック!」 「ファック!」 「ファック!」 「ファッ ク!」「ファック!」 「ファック!」 「ファック!」「ファック!」「ファック!」「ファック!」「ファック!」「ファック!」「ファック!」 「ファック!」「ファック!」 レミィは、そのまま失神し、病院へ運ばれていった。 「いったい、何が、レミィに・・・」 「さあ?大体、外人の感情表現って、オーバーなのよね」 「そういうものかな・・・」 「そういうもんなの!肉ばっか食ってる毛唐の考える事なんて、解りっこないって。さ、ゲーセン行こ、ヒロ」 「そうだな、行くか」 「今日は負けないわよー!」 「へっ、返り討ちにしてやるぜ」 ・・・・お前ら、ホントにそれでいいのか!? ____________________________ おまけ 「葵ちゃんって、道場に通ってるんだよね」 「はい、先輩」 「何て道場?」 「はい、へっぽこサイキョー・・・」 「いや、もういい。聞いて悪かった」 「リンクは・・・」 「張らんでいいっ!!」