「葵っ!」
「は、はい、いらっしゃいませ」
「なんでハンバーガーショップでバイトなんかしてるのよっ!」
「あ、あの、何に致しましょうか」
「練習はどうしたのよっ!」
「あ、あの、ただいま、こちらが、セットメニューで、お得に、なって・・・」
「いいから、答えなさいっ!」
「やめろよ、坂下」
「ふ、藤田っ!あんたのせいねっ!あんたが、葵を、そそのかしたのねっ!!」
「うるせーなあ!俺達は、夏休みに、海行くんだよ、海!」
「は、はい、それで、二人でバイトして、費用を・・・」
「あんた、どうしちゃったのよっ!エクストリームを目指してたあんたは、どこいっちゃったのよっ!!」
「合宿も兼ねてんだよ、いいじゃねーか、海ぐらい、行っても」
「あんたは黙ってなさいよっ!!葵、ほんとに、それでいいのっ!昔の、獣のようにギラギラしてた、格闘バ
カのあんたは、どこいっちゃったのよっ!!」
「バイトく〜〜ん、真面目にやんないと、給料さっ引くよ〜〜〜」
「店長!崩拳入りま〜〜〜す」
「どうしたのよ、好恵、なに唸ってるのよ、起きなさい、起きてっ!」
「はっ!ゆ・・夢」
「何、何か、変な夢でも・・・」
「葵ぃぃぃぃぃぃいいいぃいぃいぃいいぃいぃっ!!!殺ぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉおぉぉおぉス!!」
「ちょ、ちょっと、私、綾香、アヤカなのよぉぉぉぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉぉぉぉおおぉぉぉっ!!!」
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