俺は、小さい頃に何かと世話になった、親戚のばあちゃんに、手紙を書いた。 なんか、ガラじゃねぇなぁ・・・、まあ、別にどーでもいいケドよ。 「よし! あとは切手を貼れば完成だな」 えーっと、切手切手・・・切手はどこかいな〜♪ ないな。 ・・・そうだ、一階か・・・ 一階にはマルチがいるはずだ。 「お〜い、マルチ〜! 切手〜っ!」 返事はすぐに返ってきた。 「は〜い、ただいま〜!」 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ しばらく待つと、階段を駆け上がるトテトテという音がして――― 「はい、ご主人様っ!」 「おう、サンキュ―――って、・・・オイ」 「はい?」 「どーして包丁なんか持ってんだ?」 俺の問いに、マルチは笑い、薄っぺらな胸を張ると、 得意げに言った。 「だってご主人様は、『マルチ〜! きって〜!』と、言ったではないですか!」 「一休さんか、おまえは」 「・・・」 「・・・」 「・・・」 「・・・」 「あ、あの」 「いいから切手を持ってこい」 「・・・」 「・・・」 「わ、分りました・・・ぐすっ」 ----------------------------------------------------------------- 元ネタ・・・小学○年生の付録の 『ドラ○もんクイズ』―――だったかな? って、ワケでぇっ!!! 今回は、まるち尽くし! まるち盛りだくさん! まるちの活造り! まるちの船盛! まるち鍋! まるちの箸置き! と言った趣向でしたっ! 以上っス! >takataka様 >まずは復活おめでとうございます。 ありがとうございますッス! これからも、ワリと普通に頑張るっス! 頑張るっスよぉ。