その日、僕は瑠璃子さんと二人、屋上で昼食を食べていた。 同じベンチで、隣り合って・・・ 瑠璃子さんはベンチの真ん中、僕はベンチの左端。 「・・・」 「・・・」 「瑠璃子さん、ちょっと・・・太った?」 「そうだね」 そう言って、瑠璃子さんはドンブリによそったご飯を、バクバクと食べる。 「・・・」 「・・・」 ベンチがミシミシいってるもんな・・・ でも、人間って、一日でこんなに太るものなのかな・・・ 瑠璃子さん、相撲取りみたいな体型だな。 「・・・」 「・・・」 「・・・」 暑いな・・・ ―――次の日、瑠璃子さんは元に戻っていた。 「夏バテだよ」 ナルホド。 ------------------------------------------------------------------ なんつーか、アレっすよね。 しばらく休んでると、このネタ、誰かやったんじゃねーのかなぁ? とか思いますよね。 でも、確かめりゃいいのに、転生の面倒臭がりが邪魔して・・・ あぁ・・・参ったな。 盆休みねぇし、夏コミじゃ、同じ本を二冊買うし・・・