前回の失敗を生かし、僕は念を入れた。
「いいかい瑠璃子さん、ジャンケンで負けたほうが、服を一枚脱ぐんだ。いいね？」
「うん、いいよ」
　にこっ

　よしっ！
「野球〜（中略）〜ヨヨイノヨイ！！」
　僕はグー！
　瑠璃子さんは・・・・パー！？
「長瀬ちゃん・・・・」
　にこっ
「う・・・、わ、わかってる」
　僕はしぶしぶ服を脱いだ。
　なんの、チャンスはまだある。

　2回戦！
　「ヨヨイノヨイ！！」
　3回戦！
　「ヨイッ！！」
　4回戦！
　「うりゃっ！！」
　5回戦！
　「どりゃあああっ！！」


「る、瑠璃子さん・・・・、ジャンケン、強いね」
「ありがとう」
　にこっ
「・・・・・」
「・・・・・」
「じゃ、じゃあ、僕はこれで・・・・」
「待って、長瀬ちゃん」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「な、なにかな？」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「パンツ・・・・脱いで」
　にこっ