ギの人 投稿者:NOGOD
こんにちは。NG改め、NOGODです。
なんだか今、ネタバレ掲示板で偽善が大ブームみたいですね(笑)
思い付きで書いてみました。引用の固まりです(汗)

	「…千鶴お姉ちゃんは、いいお姉ちゃんだよぅ。どうしてみんな、
	  お姉ちゃんのことを偽善者だなんて言うの…?」
	「じゃ聞くけど、例のキノコ食べた時、千鶴姉はどうなったっけ?」
	「…やっぱり、いいお姉ちゃんだったけど…」
	「って事は、どちらかが『偽』ってことになるよな」
	「あうう…」


	ギの人	  ケース1:『アンダースライダー・必然たる偶然』

		****    選択肢1   ****

 	(布団から出られない耕一、粘る千鶴)

「こらあーッ!呼びに行ったっきり何やってんの、千鶴姉!」
「いけないっ、忘れてたわ。
  そっ、そうそう、耕一さん、あの、朝御飯の支度ができましたので…」
「遅ーい!」
「よ、よう、梓、おはよう…」
「…おはよう、じゃ、なあーーーーーーーーいッ!」
がばあッ!
「うわわっ!」
・
・
・
「こ…耕一さん…」
「ちっ、千鶴さーんッ!」
「…お、男の子が毎朝そうなっちゃうのは知ってましたけど、まさかこんな元気に…」
「しかたないだろ、生理現象なんだから!」


		****    選択肢2    ****

「い、いや…」
「…えっ?な、なにか!?」
「…千鶴さんがそこにいると、布団から出にくいっていうか…」
「そ、そうですよね、そうですよね、ごめんなさい」
・
・
・
	(立ち去ったはずの千鶴が、奇襲をかける)
「あ!」
「あ、あの、言い忘れてましたけど、朝ご飯の支度ができたので早く来て欲しいと梓が…」

「…こ、耕一さん、あ、あの、その、きょ、今日も、お、お元気そうで…その…」
「…お…お元…気?でえぇぇーッ!あわわッ!」
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証言者A「わざとやってるんじゃないかと思うほどとぼけた行動?…そう、
          なんてこたぁない、ヤツは最初からソレを見るのが目的だったんだ!
          理由?そんなのあたしが知るか!欲求不満なんじゃないの?」



	ギの人	  ケース2:『人心掌握術・槍とトリモチ』

「…もしも、もしも俺のせいで、そんなふうに思い詰めているのなら、はっきりと
  その理由を言って欲しい。…俺、今の千鶴さんを見てると胸が痛いよ。ちからに
  なってあげたい。…その原因が、俺自身にあるんだったら、俺、自分でも
  なんとかするからさ」

「…ふふっ、ふふふ……似ているわ」
「えっ?」
「…本当に似ている。…あなたと叔父さま。実の親子ですもの、当然よね。
  叔父さまもそうだった。いくら私が心を偽っても、すぐにそれを見抜いてしまう。
  そして、『お前は嘘が下手だな』って顔で笑うのよ…」

「…嫌なのよ」

「えっ?」
「嫌なのよ、それが。そんな、あなたたち親子が」
「千鶴さん」
「…あなたたち親子は、いつだってそう。…私が拒む拒まないにかかわらず、
  ズケズケと勝手に心のなかに入ってきて……そして、いつも…」

「…いつも私を…あたたかく包み込んでしまう…」
	(振り返る千鶴、涙、涙、涙。)

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証言者K「千鶴さんは偽善者なんかじゃない。俺が断言する!そ、そりゃまぁ、
          ちょっと科白に演出入ってるかな、って思う事も、たまーにあるけど…」


	すいません、ネタが見つかったら続くかもしれません^^;


年末年始にしばらく未読をためていたら、あっという間に
爆発的な量になってしまった…。最近、仕事中にこっそり読んだりしてます。
ところで、リレー小説はあれからどうなったのでしょう?

>て、完結させてくれるんでしょう?。やっぱりK様か?。NG様、ありがとう。

と、久々野さんにご指名頂いた(?)時からだいぶ間が開いてしまったようですが。
でも私今まで、その他大勢除いては片手で足りる人数しか動かした事ないんですよ^^;

あと今更ですが、リレーって1人50行以内くらいが適量じゃないかと
個人的に思うんですが、どうでしょう。