リレー小説第一弾!!主人公達の断末魔第四章 投稿者:


その時、レミィは石につまずいて転んだ!
人影はどんどんせまってきて
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そのままレミィの上を通りすぎて行った。
「お嬢様〜」という叫び声を残して・・・・・・・
レミィは一瞬呆然としていたが、目の前に雀が降りてくると
再び狩猟者モードに変わって雀を追って走り去ってしまった・・・・・

ここにあさっての方向に向かって歩いている高校生が二人。
その前に突然謎の男があらわれた。
「な・・・・・何者だっ!この橋本の背後をたやすくとるとは! 貴様!ただ者ではないな!」
目の前だって。
「ちょうど人を狩ろうと思ったところにおまえたちが
通りがかっただけだ。運が悪いと思ってあきらめるんだな。」
「ち・・・・ちょっと待ってくれ!同じ殺すなら俺たちじゃなくて藤田浩之ってやつを殺してくれっ!
頼む!」
その言葉に相手が反応した。
「そこにはたくさん人がいるのか?」
「も・もももももちろんですとも。そこへ案内します。」
「あの〜、橋本先輩、いいんですか?」
「矢島!黙っておれ!藤田に報復するいいチャンスではないかっ!」
「そういえばそうっすね。」
「話はまとまったようだな・・・・・・・では、その場所はどこか教えてもらおう・・・・・・・・」
「えっと・・・・・確か「鶴来屋」だと思いましたけど・・・・・」
「えっ?「亀来屋」じゃなかったっすか?」
「分かった。では、お前らは用済みだ・・・・・・」
と言ってその男は二人に襲い掛かってきた!
「うわぁ〜」
二人は襲われて近くにあった谷底へと落ちて行った・・・・
「クククククク・・・・・待っていろ・・・柏木耕一・・・今度こそ貴様を・・・・狩る!」
そう言ってその男は去って行った。

ここは鶴来屋の廊下。
いつのまにか傷が治っている耕一と梓が口喧嘩している。
そこおへ、登場する人物が1人
「梓せんぱぁ〜い、探しました〜。」
梓の表情が一瞬にして凍りつく。
「じゃあな、耕一!私は用事思い出したから出かける!」
と言って梓は走って行った。
「梓せんぱぁ〜い」
ふたりが去った後、そこは瓦礫と耕一だけが残った・・・・
「あ〜っ!また千鶴さんにやられる〜!」
耕一はどうすれば逃げ出せるか考えていた。
その時後ろから冷たい視線が刺さる。
凍りつく耕一。
彼の後ろにはやはり千鶴がいた。
「耕一さん・・・・・・・・」
声のトーンがいつもよりふたつ低い。
耕一はその時死を覚悟した・・・・・・

鶴来屋の一角
そこに芹香と琴音が歩いていた。
無言で歩く二人
その光景は既に不気味を越えて怪奇であった。
そんな中ある人の声が聞こえてくる。
「助けてくれぇ〜」
二人は顔を見合わせた。
彼女たちは今社長室の前に立っている。
もちろん扉には「面会謝絶」とかけられている。
彼女たちは仕方がないので事務室の方へと歩いて行った。

他の場所で綾香と葵が歩いている。
「いい?そういう時はね、こうするのよ!」
と言ってハイキックを放つ。
「すごい!すごいですね!さすが綾香先輩!」
君ら・・・・・当初の目的忘れとるだろう・・・・・

他の場所で志保と雅史は世間話に花を咲かせていた。
ここも当初の目的を忘れとるだろうな・・・・・・
「そういえばマルチちゃんどこ行ったんだろうね。」
「さぁ?ヒロあたりが見つけるんじゃないの?ところでさぁ、」
をいをい・・・・

他の場所で浩之とあかりはマルチを探していた。
「なぁ、あかり・・・・・」
「何?浩之ちゃん」
「なんだかゆれてねーか、ここ」
「そういえば・・・・・」
そりゃそうだ。
上であんなことやってりゃ揺れるって。
「もしかしたらマルチと関係があるのかもしれねーな。」
「うーん、違うと思うけど・・・」
「いや!そうに違いない!この原因を探すぜ!あかり」
「あっ!待ってよ、浩之ちゃ〜ん」
彼らはマルチを探すのではなく、揺れの原因を探しに東奔西走するのであった・・・・

ここは祐介と拓也がいる部屋である。
彼らは目の前にいるメイドロボを見て呆然としている。
そこへ入ってくるるりるり、さおりん、みずぴー。
「どうしたの?祐君」
「沙織ちゃん、実は目の前にメイドロボが落ちてきて驚いているんだよ。」
「何で?」
「わからない・・・・でも・・・・・何かが起こっている・・・ここで・・・・」
そう言って神妙そうな顔をする祐介と拓也。
だがしかし謎は深まるばかりである・・・・・

そのころ鶴来屋に人が来ていた。
その名を柏木初音という。
彼女は朝食べさせられたとあるきのこによって性格が反転している。
つまり彼女は今生け贄をさがしているのだった・・・・

「はやくしなくては・・・・・」
急ぐ楓。
彼女は今、狂った初音を追っている。
そんなところに一人の人影が立ちふさがった・・・・
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時間切れです。
色々なことは明日書きます。
では。