悲しみを越えて−梓編その1− 投稿者:


*あらすじ
千鶴が鬼に襲われ殺されてから3日後・・・
悲しみに沈む耕一。
そんな時に再び「鬼」が隆山温泉に現れた。
耕一は「鬼」を倒すため外に出ようとした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
その時背後から
「あ、耕一!朝も食べずにどこに行くつもりなんだよ?」
という梓の声がした。
俺は後ろを振り返り
「いや、食前の散歩にね。」
と答えた。
梓はやれやれという顔をして
「はぁー。そういうことは食べてからやってくれないかな?こっちはあとで片づけが待ってるんだよ!」
と言う。
そこで俺は仕方ないなぁという顔をして
「わかったよ。じゃあ、先に食べるとしようか。」
そう言って俺は朝食が待つ食卓へと向かった。
・
食事がすんで立ち上がろうとすると、後ろから呼び止められた。
「あっ!耕一、散歩もうちょっと待ってくれないかな?」
俺は不機嫌そうに
「なんで?俺は今すぐ散歩したいんだけど・・・」
と答えた。
梓は
「そろそろ家の買い置きも無くなってきたから買い出しについてきて欲しいから・・・」
俺は嫌そうな顔をして
「まったく。居候をこき使うのか、お前は。」
と言って断ろうとした。
「今回は結構な重さになるんだよ!手伝ってくれてもいいじゃないか!」
と梓は言う。
ここまで言われて断ると俺が何か隠していると思うだろう。
「仕方ないなぁ。一緒に行ってやるから早く片づけをすませろよ。」
「うん。じゃあ、少し待ってて!」
と言って奥に走っていった。
そして数分後俺は梓と一緒に柏木邸を後にした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
久しぶりのシリアス小説。
ぢつは梓編だけ結末決まってないの・・・・
楓編ですら決まっているのに・・・(泣)
発送の泉が枯渇してしまったのかぁー?
うーん、困った困った。
梓編だけ話がカスカスになるかも知れない・・・
決して私は梓が嫌いという訳ではなくて、ただ単にネタが浮かばないだけなんです。
この手のキャラは書きづらいなぁ。
ろでますさんも苦労したんだろうなぁ。
とりあえず書いてみますんで皆様、ご指摘の程よろしくお願いします。