悲しみを越えて−初音編その4− 投稿者:


外に出て、俺は水門に向かった。
なんとなく足が向いたのだ。
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水門に着く。
そこで俺は他人の気配を感じた。
いや!他人ではない!
これは・・・・この異常な殺気は・・・・
「鬼」のものだ!
俺は素早く鬼を開放する。
そして鬼に変化する。
俺の変化が終わったと同時に「鬼」が話し掛けてきた。
「久しぶりだな・・・次郎衛門・・・」
「ダ・・・・ダリエリ・・・・」
「覚えていてくれたか・・・次郎衛門・・・・私は嬉しい。
こうして再びお前と相見えることができることがな!」
そう言って、ダリエリは突進してきた。
俺はそれを受け止めようとした。
だが、俺は次の瞬間、後ろに飛ばされた。
「どうした、次郎衛門?お前の力はそんなものか?」
そう言って、俺に向かって突進してきた。
その時俺は死を覚悟した。
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もうなにも言わず。
次回が完結編だぁー!