家を出た俺は、千鶴さんが死んだあの悲しみの場所へ向かった。 ・ ・ ・ ・ しばらくすると水門に着く。 「千鶴さん・・・」 そう呟いた時、後ろで凄まじい殺気を感じた。 俺はゆっくりと「鬼」を開放しながら後ろを向いた。 そこには、「鬼」がいた。 しかし、前とはくらべものにならないほど強い気を発していた。 お互いに睨み合う。 何だか初めてのことじゃないような気がする。 こいつとはどこかで会ったような気が・・・。 そう思っていると、 「久しぶりだな、次郎衛門。」 「ダ・・・ダリエリ・・・」 俺の口から今まで発したことのないような名前が出てくる。 だが、何故かこの名前には聞き覚えがあった。 「覚えているとは・・・嬉しいぞ、次郎衛門。」 俺はようやく思い出した。ダリエリのこと、そして俺の前世のことを。 「この500余年、ずっと待っていた。お前が再び現れるのを。」 そしてダリエリは身構えて 「そしてお前と相見えるのを!」 俺は辛うじて攻撃を避けた。 そして鬼に変化した。 再びダリエリが襲ってくる。 俺は迎え撃った・・・はずだった。 次の瞬間、俺は腹部に凄まじい衝撃を受けた。 ダリエリは絶妙なタイミングで俺の攻撃をかわし蹴りを放ったのだった。 俺はかなり遠くまで飛ばされた。 ダリエリは俺にとどめを刺そうと、俺の前にあらわれ、腕を振り上げた。 その時俺は死を覚悟した。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 音楽は前半無し、戦闘に入ったところからスト3・・・ではなく 鬼神楽がよいと思います。 まぁ、お約束といえばお約束な展開ですね。 今日もメール使えないの。 レスできないから・・・(泣) それでもいいって方、メール下さい。 次回が最終回でがす。 何故に今日は伝言板が熱かったのだろう。