俺の先輩・・・(汗) 投稿者:HIROKI
爽やかな朝の陽射しが、少しだけ開いた俺の瞼に飛び込んでくる。晴れ渡った
空に昇ってきた太陽からの光が清々しい刺激となって、目から頭へと伝達され、
俺の脳細胞の活動再開を促す。

すがすがしい朝。

誰にも起こされず、自分から目を覚ますなんて、いつ以来だろう?ふと、そん
なことを思いながら、幼なじみのオサゲ髪の少女の姿を懐かしく思い浮かべる。

それは、つい最近の記憶なのだけれど・・・もう、遠い過去の話。

俺の視線は自然と俺の左腕の中に包まれるように横たわる黒髪の女性に移る。
俺は右手でそっとその長い髪をかきあげ、そのヒトの寝顔を眺める。

頬をなでる俺に気づいたのか、このヒトの瞼がまぶしそうに開き、美しい瞳が
俺の顔をじぃっと見つめる。俺はその瞳を微笑みながら見つめ返す。

「おはよう。芹香」

芹香は俺の腕の中で、やはり俺をじぃっと見つめたまま、静かに口を開く。

「・・・・・・」
「うん、今日もいい天気みたいだな」

「・・・・・・」
「そうだな。こんな日は、ひなたぼっこが気持ち良さそうだな」

俺は、美しい黒髪をなでながら、消え入るような芹香のつぶやきに答える。
芹香は、少し照れたように頬を染めて、俺に話し掛ける。

いいのに、無理して・・・頑張って喋らなくても・・・でも・・・話したい・
・・んだね?

可愛いって、こういうヒトのことをいうんだろうなぁ・・・俺は、微笑みなが
ら、芹香ごと左腕を持ち上げる。

「そろそろ起きようか?」

「・・・・・・」
「え?大丈夫だよ。左腕、気持ちよかったよ」

俺が笑ってそういうと、いまさらながらに芹香は心配そうに俺の左腕をなでる。

「だ、大丈夫だって・・・そ、そんな薬塗らなくたって」

立ち上がって、戸棚から神秘的な装飾のついた小さな壷を取り出した芹香に、
つい、俺は焦って、たじろぐ・・・どこか悲しそうな芹香の瞳・・・

「・・・・・・」
「い、いや、俺こそ・・ごめん・・・ありがとう、芹香」

「・・・・・・」
「ううん。大丈夫だよ。本当に、俺、芹香のこと信じてるから。ほら」

俺はベッドに座ったまま、芹香に微笑みかけながら左腕を差し出す。芹香は・・・・

「・・・ごめん、芹香」

芹香の涙・・・俺は・・・

「ごめん。やっぱり、無理してた、俺。よくないな・・・」

俺の芹香への想いは、そんなんじゃないから。だから、俺はちゃんと主張しな
くちゃいけない。芹香だって、そんな俺だから・・・馬鹿だな・・俺。

俺は、立ち上がって、芹香を抱き寄せる。涙を流す芹香を・・・涙を流してい
る・・・のは・・・本当は、俺かもしれない。俺の先輩・・・

芹香は俺の腕の中から右腕をそっと引き抜き、俺の頭をなでつける。

「・・・ありがとう、先輩。好きだよ、俺、先輩のこと、愛してる」

俺は、そっと芹香の体を離しながら、切れ切れにつぶやく。芹香はそんな俺に
ニコッと微笑み、俺の手を引く。

「そうだな、そろそろ学校いかなきゃな」

俺の言葉に芹香がコクンと頷く。俺は、なにげにベッドの脇の目覚まし時計に
目をやる。

「うわぁぁ!もう、こんな時間じゃないか!芹香!」

「・・・・・・」
「知ってたんなら、もっと早く教えてくれればいいじゃないか」

「・・・・・・」
「そもそも、芹香があんな薬持ち出すからいけないんだぞ!」

「・・・わたしの冗談をホンキにする浩之がいけないんですよ」
「うっ、今の聞こえた」(汗)

「わたしが喋っちゃおかしいですか?」
「・・・・・・」(大汗)

「・・・・・・」
「いや、謝らなくてもいいから・・・まあ、いっか、のんびり行こうな、芹香」

「ふふふ、そうね」
「・・・・・・」(汗)

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あとがき

先輩の冗談って・・・・あかりギャクに匹敵するか?(笑)

というわけで、結局何を書きたかったのかというと、つまりぃ・・・
「芹香先輩萌えぇぇぇぇぇ!!!(><)8」なわけです(←節操なし(自爆))

でさぁ、ここって、fontタグ使えないみたいだし・・・
難しいっす!(><)8
とにかく、「・・・・・・」ばっかになっちゃった(--;

で、とにかく書き殴ってみたら、こんな感じになっちゃいました(--;;;
え?どういう状況?設定は?
・・・そんなこと考えてません(自爆)
というわけで、意味不明です。落ちもありません。
でも書きたかったので、書きました。
折角書いたから、投稿したいと思い、投稿させて頂きます。

このような場を設けて頂いたことに、心より感謝いたします。
(え?そんな場じゃないって?(^^; )

では、次回は、もう少しましなものをなんとか・・

TH/芹香

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