おもいでの木。 アタシにとっての、最高のおもいで。 あのとき一緒にいた男の子。 あの子と一緒にいたかった、あのときのワタシ。 学校。 ヒロユキがいる、あの場所。 学校に行けば、ヒロユキに会える。 学校に行けば、ヒロユキと話が出来る。 アタシは、それだけで良かった。 あの日。 ヒロユキに「おもいで」の話をした、あの日。 ヒロユキとあの子が、そっくりだったから。 話してもいいかな、と思った。 「それ・・・オレだよ」 おもいでの木。 アタシにとっての、最高の場所。 ヒロユキと一緒に過ごした場所だから。 アタシの中の、ヒロユキと・・・ ずっとヒロユキと一緒にいたい。 ずっと。 だけど、駄目だった。 アメリカに行かなければいけない日。 それなら、せめて最後にあの場所に。 ヒロユキを、おもいでにしたいから。 そんなアタシのところに、ヒロユキは来てくれた。 あのときと同じ表情。 そんなヒロユキが、アタシは好き。 どんなことがあっても。 ヒロユキは、やっぱり優しかった。 飛行機。 これに乗って、アタシはアメリカに行く。 けど・・・やっぱりイヤ。 ヒロユキと離れたくない。 ごめんね、シンディ。 ヒロユキ・・・ただいま <完> ---------------------------------------------------------------------- どうも、Hi-waitです。 『トルエモ』(命名:風見 ひなた)の第2弾です。 ・・・って、どうして第2弾というのは最初の方よりつまらなくなるんですか ねぇ? ドラクエも、聖剣もそうだったし・・・ って、そんなことはどうでもいいか。 この『トルエモ』、このまま延々と続けていく予定です。 本当はオフィシャルの方に書き込みたかったんですが・・・ つながらねーもんなー・・・ とかそんなこと言ってる場合じゃないです。 一身上の都合により、しばらく休筆します。 そうですねー・・・14日には、帰ってこれるんじゃないでしょうか。 しばらく自分を見つめ直し、ネタを練り込んで帰ってきます。 では、ごきげんよう。 「つながり次第、こいつはオフィシャルの方にも書き込むかもしれない」 Hi-waitでした。