Foolのベタネタ大作戦 投稿者:Fool
 もはや色々な人達によってネタにされている感じがする『さおりんといっしょ!!』に
紹介されていた『痕』漫画…。
 ですが、敢えて自分も『痕』漫画ネタ書かせていただきます!
 しかし、例によってベタです(爆)。更に言うなら古い上にマイナーです(激爆)。
 そんな訳で、古くてマイナーなベタネタはちょっと…って人は読み飛ばして〜。
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『柏木耕一 With 柏木神拳伝承者』

 夕食前の柏木家の食卓。テーブルの上には梓と初音ちゃんの作った料理が白い湯気を立
てている。
 俺と梓と楓ちゃんと初音ちゃんはテーブルを囲みながら、昔一世を風靡した漫画の話題
で盛り上がっていた。

「う〜ん、やっぱ例えるなら初音ちゃんは末っ子だからケンシロウかな」
「え、そうかなぁ」

 初音ちゃんは味噌汁をよそいながらニッコリ微笑んだ。
 …って初音ちゃん! 意味判ってんの!?

「…んで、そういう事なら三女の楓ちゃんはジャギで決まりかな〜」
「………」

 俺の言葉に顔面蒼白状態になる楓ちゃん。
 そうだよな、さすがにジャギじゃショック受けるよな。

「梓は次女だからトキかな…はははは」
「ま…そういうことならいいや」

 満足げな笑みを浮かべながら御飯をよそう梓。
 ちっ、コイツがトキっていうのが納得できないが、上から2番目だから仕方ないか。

「ねぇねぇ、じゃあ千鶴お姉ちゃんは?」

 初音ちゃんが訊いてきた。多分それには深い意味はなく純粋な好奇心だったんだと思う。
 だって、ケンシロウ、ジャギ、トキと来たら、残るは…ねぇ。
 でも、知ってて言ってんだったら、怖い物があるが…。
 ま、笑って誤魔化すか。幸いにも千鶴さんは居間にはいないし。

「え、呼んだ〜」

 だかしかし、突然千鶴さんが居間に現れた。
 しかも、千鶴さんの背後には、ゴゴゴゴ…ていう擬音付きで闘気(オーラ)を纏ったラ
オウの姿が浮かび上がっていた。

「あらあら、みんなで何のお話してるんですか?」

 話の内容を知ってか知らずか、千鶴さんは優く微笑みながら訊いてきた。

「え、いや、そのスイマセン」

 途端に居間の空気が張り詰める。
 俺は背中に冷たい汗が流れ落ちるのを感じた。




『柏木耕一 With 死鬼隊』

 夕食前の柏木家の食卓。テーブルの上には梓と初音ちゃんの作った料理が白い湯気を立
てている。
 俺と梓と楓ちゃんと初音ちゃんはテーブルを囲みながら、昔低視聴率だったため途中で
打ち切られたロボットアニメの話で盛り上がっていた。

「う〜ん、やっぱ例えるなら初音ちゃんは一番背が低いからマンジェロかな」
「え、そうかなぁ」

 初音ちゃんは味噌汁をよそいながらニッコリ微笑んだ。
 …って初音ちゃん! 意味判ってんの!?

「…んで、そういう事なら楓ちゃんは印象の薄いボーンできまりかな〜」
「………」

 俺の言葉に俯き、耳を朱に染める楓ちゃん。
 も、もしかしてボーンで嬉しかったとか!?

「梓はガタイがイイからゲティかな…はははは」
「だっ! てめー、そいつは馬鹿力だけが取り柄のヤツだろっ!」

 御飯をよそいながら俺に食って掛かる梓。
 他の二人のケースはこじつけくさいとこもあるけど、梓の場合はハマリ役だな。

「ねぇねぇ、じゃあ千鶴お姉ちゃんは?」

 初音ちゃんが訊いてきた。多分それには深い意味はなく純粋な好奇心だったんだと思う。
 だって、マンジェロ、ボーン、ゲティと来たら、死鬼隊で残ってるのは…ねぇ。
 でも、知ってて言ってんだったら、怖い物があるが…。
 ま、笑って誤魔化すか。幸いにも千鶴さんは居間にはいないし。

「え、呼んだ〜」

 だかしかし、突然千鶴さんが居間に現れた。
 しかも、千鶴さんの背後には、ゴゴゴゴ…と擬音付きで炎に包まれたサイボーグ姿のゴ
ステロが浮かび上がっていた。

「あらあら、みんなで何のお話してるんですか?」

 話の内容を知ってか知らずか、千鶴さんは優しく微笑みながら訊いてきた。

「え、いや、そのスイマセン」

 途端に居間の空気が張り詰める。
 俺は背中に冷たい汗が流れ落ちるのを感じた。

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 最初の『北斗四兄弟』は古くても有名だから判る人はいると思うけど、次の『死鬼隊』
の面子は何人判る事やら…(汗)。
 しかし、初音がケンシロウか…。
「お前は、もう私に萌えている」
 が決めゼリフなんですかね(爆)。
 つう事は、楓の場合は、
「私の名前を言ってみろぉぉぉぉ!」
 か!?(激爆)
 うひぃ〜、これ以上書くとヤバそうなんで、やめときます(汗)。
(既に手遅れという意見が…)