闘破跡 第一話 〜序章〜 投稿者:D.S 投稿日:4月25日(火)02時46分
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このSSは小説というよりは脚本形式、対話形式(?)にてかかれています。
またカプコンのアーケードゲーム、ストリートファイターV サードストライクの世界観を利用しています。
このゲームをまったく知らない方には少々厳しいかもしれませんので注意してください。
お約束ですが、人名や固有名詞などは筆者D.Sが考えた架空のものとして取り扱っています。
以上   筆者 D.S   文責 皿 
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リュウ「これぞ真昇竜拳。」

メタルダーのごとく体の色が2つに分かれた変態は背骨Cos90°って感じで空から落ちてきた。

ギル「(ば、化…け…物……め…。)」
リュウ「どれ、そろそろ金色に光った怖いオジサンでも乱入してくるかねえ。」

数分後…

リュウ「来ないな…。」
ギル「ハ、ハイッ!」
リュウ「お前、ラスボス?」
ギル「お、押忍…。」

なにやらサンドバッグを殴るよ〜な蹴るよ〜なしびれるよ〜な音がこだまする。

リュウ「まねるなら中途半端なまねはよせっ!」

もはやケツ丸出しのギリシア人はしゃべることもできなかった。

ギル「(ま、まねてねえ……。)」

数分後…

リュウ「ふっ、まだまだ、だな…。今のオレは…落ち葉の行方すら知らない……ってオイ、聞いてんのかコラ。」
ギル「は、はい…。」
リュウ「お前は知ってるのか?」
ギル「は、はい。え〜とですね、落ち葉は落葉後、ダンゴ虫やミミズなどの生物によって捕食され、
   その後、バクテリアや消化最近などの…。」

リュウ「(バギ、ズゴ)しんく〜たつまき、しんくーはどーけ、せいやぁーー!しょーーーりゅーーーーけーーーーん!!」

ギル「げっぺら〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

リュウ「人間語しゃべれや人間語ぉぉぉぉぉぉ!わけわからんやろ自分〜〜〜!!
    わしゃ学校出とらんちゅ〜の!教養ゼロじゃっちゅうんじゃコラッ!!」

ギル「あ、あんた…、結局…な…何しに来たんすか?何の目的があって自分倒しに来たんすか〜?」
リュウ「オレより強い奴に会いに来た。」
ギル「あんた全然自分より強いじゃないっスか。もう勘弁してくださいッス。」
リュウ「いやあ、本当は人気増大のためになんかやろうと思ってな。」
ギル「ハッ?」
リュウ「いやあ、せっかくこんなに面白いゲームなんだ。もっとプレイヤーを増やそうと思ってな。」
ギル「なるほど、さすが主人公。言うことが違いますな。」
リュウ「はっはっは。投げキャラごときに主役の座は渡せんよ。」
ギル「で、何をやるんですか?」
リュウ「To Hea●t!!」
ギル「ギルっ、死っにまーーす!」
リュウ「待て、はやまるんじゃない。」
ギル「殺せー、オラオラ殺せー、ひとおもいに殺せ自分ー!」
リュウ「そんなにイヤか。」
ギル「できるわけねっぺやーー!」
リュウ「心配するな。役はもう決めてある。」
ギル「えーー。リュウさんいいっスねーーー。主役ですもんねーー。いいなーーヒロっすかーーー。」
リュウ「あかりやらせてもらいます。」
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数日後…

リュウ「みんな、良く集まってくれた。忙しい中ありがとう。」

ここはとある会議室。臭そうな道着(実際臭いであろう)に身を包んだ男がみんなの前でつぶやいた。

アレックス「いえ、めっそうもございませぬ。主人公、いやいや、
      『ストUってオレ』であるリュウ殿に緊急といわれましてはストV役員全員遅れは許されませぬ。」
リュウ「ウム、では早速始めるか。皆、そこにあるプリントを見ていただきたい。」

そのレシートを拾ってきてくっつけたよーな(実際コンビニのマークあり)紙にはこう書かれていた。

_______[ストV人気奪回プロジェクトゥ Inはどーけん]_______

アレックス「こ、これは…。」
ユン「レ、レシート?」
ヤン「(…あ、あんた紙も買えねえのか。)」
ダッドリー「(ジーザス。ベリプアファイターリュウ。)」
リュウ「汚い字ですまん。」
アレックス「イヤ、字は別に…。」
ユン「レ、レシートはねえだろ。さすがによお。」

一瞬、時が青く止まる。皆が気づいたころ、帽子をかぶったヨーホー兄ちゃんは天高くどこまでも飛んでいった。

アレックス「(バカが…。新人のクセにイキがりやがるから…。)」
リュウ「お前、最近忙しいか?」
アレックス「は?・・い、いや・・はい、まあそれなりに。」
リュウ「ウソつけぇぇぇぇぇーーーー!!」

I can't escape!ブーメランな兄ちゃんも空高く飛んでいった。

リュウ「忙しくねえんだよ!デモが流れてんだよゲーセンでー、いつまでもおおお!!」
ケン「お、落ち着けよリュウ、やりすぎだ!!」
春麗「逆ギレでそこまでしちゃあいくらなんでも。」
リュウ「クソッ、ポリゴンもオリコンも知らねえガキはこれだからこまるっっっ。」

ストV役員ほぼ全員が青ざめた。
それと同時に空からブーメランとヨーホーが落ちてきた。だがどう考えてもブーメランはわるくなかった。

ケン「で、わかったわかった。つまりお前は最近ストVの人気がないと、で、何とかしたいと。」
リュウ「さすがは2P。話が早い。」
ケン「(ツ・・・2Pー。)」
リュウ「そこでみんなで仲良く平和的にぃぃぃ、何が悪いのか、どうすれば解決できるか考えようっっって感じだ。」

ビシッ!!と決めるリュウ。半分死んでるブーメランとヨーホー。

リュウ「じゃあ何が悪いのか? これからいこう。誰か意見のある人オレの電刃ブロッキングしてーー。」

しかしどうやら指名制のようであった。

リュウ「はーい、レミーくーん。」

立った一発の電刃はわけなくブロッキングされた。

レミー「は、ではそれなりに考えた結果、次のような問題があがります。」

_______[キャラカッコ悪い]_______ そして苦しめ闇にもだえるロマンシング・サガ byレミー

リュウ「きたぁ!ついに言っちまったよとっつぁんよぉ…。」

ぽんっと頭を叩くリュウ。

レミー「まことに残念です。」
リュウ「さすがに色モノが3割こえては人気出るもんも出んわなあ。」
レミー「はい、本来、イロモノとはいてもダメだがいなくちゃダメ的キャラ。
    大会でギャラリーをわかせるためのいわばショッカーのセントウイン。」
リュウ「いきなりシャドームーンじゃつまらんもんな。」
レミー「ハッハッハッ私のルグレはライダーキックじゃありませんよ、リュウさん?」
リュウ「いやー君はわかってるねえ、新人とは思えんよおーー、はっはっはっ。」
レミー「マチ軍人の代理役・・キッチリとつとめさしていただきます。」
リュウ「ぜーんぜん問題ないよキミ、OKOKベリベリセンキュー。」
リュウ・レミー「はあーっはっはっは・・・・・。」

リュウ「でだ、仙人。」

仙人は体の色ごと青ざめた。

リュウ「どうだ、今の聞いてよ。」
オロ「ほう…。そんなざれごとはわしのダイアグラムを考えてから言ってもらえんかのー。」
リュウ「ショッカーの…。」
レミー「セントウインが…。」
リュウ・レミー「強くてどうすんじゃーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
オロ「でやーーーあーあーーーーーっ。」(マジKO声)

空高く飛んでゆく仙人。落下点には軍人代理がヴィエルジュで待っていた。

リュウ「テメエだけは改良の可能性ストゼロじゃあ!オレステージで岩でも石でも浮かべとれっっっ!」
レミー「さよなら先ぱい、次はちゃんと髪の毛増やしてからきてください。」

仙人の哀れな姿に1人の男が立ち上がる。そう、みんな覚えているかな? 
そう、彼はボーナスステージのみのゲストキャラじゃない。立派な一プレイヤーキャラなのだ。

ショーン「(あんまりだ!) あ、あの、リュウさ・・・。」
リュウ「でんじんーーーーーーーーーーはどぅおあけぇぇええぇぇーーーーーん!!!!」

たった5発のフェイント付きの電刃はわけなく青年にぶちあたった。

ショーン「うぎゃぎゃぎゃぎゃああーーーー!」
リュウ「ハイハーイ意見を言うときはちゃんとブロッキングしてねーー。」
レミ―「あの、次いっていいですか。」
リュウ「まったく犬(=ケン)の弟子は一人でトイレにもいけんのか?」
レミ―「キャラカッコ悪いってよりは濃いって表現のほうが適切でありますが、それより第一露出度が上げられますかな。」
リュウ「クッ。」
ケン「痛いとこつきまくりだゼっおまえ。」
ユリアン「心配無用おおおお。」

はじけとぶスーツ。

リュウ「…………。」
レミー「…………。」
ケン「…………。」

はじけとぶユリアン。

リュウ「でだ、どう思う。」
レミー「はあ、まあ脱ぎゃいいって問題ではありませんが・・・人気を得るためにもサービスは欲しいですな。」
リュウ「逆だよな。」
レミー「ええ・・・逆ですね・・・・。」
リュウ・レミー「男が脱いでどうすんねん。」
ケン「まったくスーツ着てわざわざ脱ぐかねえ?」
レミー「何したいんでしょうね、ギャグですかねえ?」
リュウ「しかし、ラストガードが白いブリーフってのもねえ、あのザンギでさえ赤だからねえ。」
レミー「調査の結果どれを選んでも白しかないみたいですね。」

リュウ「…………。」
レミー「…………。」
ケン「…………。」

再びはじけとぶユリアン。ボコボコになりながらも何かを訴える目。

リュウ「なんだ?」
ユリアン「なぜだ? せっかく人気アップのための勝ちゼリフも考えたってのに。」
リュウ「言ってみろ。」

ユリアン「私脱ぐとスゴいんです。」

ゴイン、ゴイン、ゴイーーーーン。

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なぜ彼は殴ると金属音がなるのだろう

白いユリアン、赤いユリアン、青いユリアン、黒いユリアン、ブラウンユリアン

君はどのカラーがお好き? どれをとってもスペシャルブリーフは白いまま

みんな応援ありがとう

エレナと共演アフリカ民族大戦争

リフレクターではさむキミのブリーフ忘れない

チラリズム

だいぶ間違ったチラリズム

ありがとう

サヨウナラ

ギルの2Pさようなら
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[ユリアソよ安らかに] 作レミー

リュウ「で、どう思うかね女性陣。」
いぶき「とりあえずそれ捨ててほしいんだけど。」
リュウ「これは失敬。」

ユリアンだったものは彼のラストガードで結ばれ燃えないゴミに分別された。(リサイクル不可)

いぶき「だって忍者だしーー。」
リュウ「そこを何とか…。ほらこーSNKのみたいにどーんと。」
いぶき「つーか、忍んでないしー、外さむいしー。」
リュウ「野郎ばっか脱いでもどーしよーもないんよ、トゥエルヴなんか服着てねーし、
    オロやユリアンなんてセクハラだし・・。」
レミー「ん・・・? なんか・・地震・・・きてません?」

ゆれは次第にでかくなり、破壊音が徐々に近づいてくる。

ケン「な、なんだあーー。」
リュウ「いかん、みんなふせろっーー。」

ドーンという爆発音と共に割烹着に身を包んだ何者かが怖い顔して下のコンクリぶっとばして見参した。

?「うぅーーりゃぁああー(ごーらせん)滅殺!!!!」

リュウ「で、で、でたぁああーーー。」
ケン「お、鬼じゃあぁあああーーー。」
春麗「しかも何か怒ってるしーーーーー。」
レミー「鬼? ほう・・・彼がウワサの豪鬼ですか。」
リュウ「ばっばか、早くおまえも頭を下げろっっっ、相手は人間じゃねえ、理屈も言葉も通じねえ(わかってねえ)ぞ!!」
レミー「フッ、たしかに攻撃力、スキのなさ、判定共にトップクラスの性能のようだ、だがっっっ・・・・。」

レミーは恐れることなく鬼に向かっていく。

リュウ「ばかっ、やめ・・・・・。」
レミー「防御力は全キャラ中最弱…もらったっ。」(装甲が薄いっっっ)
リュウ「違う、そいつはお前の知っている3rd豪鬼じゃない。
    泣く子も滅る灰色のCPU専用豪鬼2ndなんだあぁーー。」(性能が違いすぎるっ!!)
レミー「え?」

その直後、世界は白いもやもやに包まれました。

豪鬼「鬼に喰われよ。」

リュウ「ジャンプで抜けれねえ瞬獄殺・・いかさまくせえ反応、判定・・2発うっちゃだめじゃん的ざんくーはどー。」

レミーのなきがらは置いておくとしても、全然余裕で怒ってるゴウキさん。

リュウ「どーしたもんかねえ・・・、なんかまだ怒ってるよ。」
ケン「よし、ショーンおまえワケ聞いてこい。」
ショーン「はうわっっ、そりゃないっスよ。」
ケン「だーいじょぶだって、おまえ死んでも困らねえし。」
ショーン「言いたいほーだいっスよ、リュウさん言葉つーじないっていってたじゃないすか。」
ケン「んーそーだな、お前のその笑える昇竜拳見せてやれって、きっと心も和むって。」
ショーン「でも…。」
ケン「いけ、殺すぞ。」

電刃ためるリュウを背に泣きながら走るショーン、君は今かがやいている。

ショーン「とおー前転ボール投げトルネードーーーーっとお、チワース、オレショーンって言います。
      オレのしょーりゅーけん見てくださいよ。たあぁぁっ。どうっすか?く・り・そ・つ☆」

ケン「おおーー、殴られてる、殴られてる。」
リュウ「見事なもんだ、あんだけ昇竜ぶち込まれりゃ、次があればまともなやつが使えそうだな。」
ケン「お、光った。」
リュウ「とどめか・・・・粋なはからいをするもんだ。」
ケン「何かな?」
リュウ「そりゃーフルコースだろ、ベガ1秒で倒すバケモノにあれだけ挑発すりゃあな。」
ケン「うわ、うわーすげー見ろよリュウ、ショーンのやつ風船みてえだゼ。」
リュウ「ずいぶん丈夫な風船だな。まあ、割れたら死ぬがな。」
ケン「おお、フィニッシュはなんだ?」
リュウ「そりゃーもちろん。お、白くなったぞ。」
ケン「でもどーする、時間かせぎにゃなったけどよーーー。」
リュウ「大丈夫、オレあいつと話してみる。」
ケン「マジ?」
リュウ「これでもあいつのモノマネで昔バイトやってたんだわーオレ。」(ストゼロ2)

ボロ雑巾のようにんなったショーンにとどめをさした鬼に向かいリュウはアプローチをこころみた。

リュウ「めつめつめつめつめつめつめつさつさつさつ。」
    (一体何の用だ、何をそんなに怒っている?)
豪鬼「でやでやフンフン、ウリャー笑止めっさつウーーリャアァーーー。」
    (燃えないゴミは明日だ。たわけがっっ曜日は守れいッ)
リュウ「めつ・・? めーつめつめつさーつさーーあつ。」
    (ゴミ? あっすいません。てっきり燃えるゴミかと思っちゃって)
豪鬼「でやでやーーでやフンめっっさっっっつ。」
    (以後気をつけいっ、トイレ借りるぞ)
リュウ「フン、でやめっさつうーりゃあ。」
    (どうぞどうぞ、そこ左行って右です)

ケン「ど・・・どうだった?」
リュウ「そーじのバイトしてんだって。」
ケン「は?」
リュウ「いやなに、悪いのは全部ユリアンってことになるね。」
レミー「では、3つめの問題点いきますか。」
ケン「わおっっ、生きてたのお前?」
リュウ「帰ってきた・・・ウルトラマン。」
レミー「はっはっはっ、私のシュペルノーヴァは八つ裂き光輪ではありませんよ? リュウさん?」
リュウ「いきなりで悪いが、お前の何の格闘技なの?」
ケン「そりゃーアメリカ空軍の連中の間ではやってるアレだろ。」
レミー「セク●ーコマ●ンドーです。」
リュウ・ケン「いえ、もういいです。」
レミー「エリーゼのゆううつとかも全然自然な技名に聞こえるでしょう!」
レミー「それでは3つ目ぇぇーーせーーのーーー。」

________[システムむずーーーーい]_________ voice:わかもとのりお

リュウ「ぐわっひゃーー、それいっちゃあーーー。」
ユリアン「異議あーーーーーーり。」

いつの間にか背広を着込み、復活してるユリアン。その目は真剣に何かを訴えている。

ユリアン「何を言うかっ、このストV3rdのシステムこそ、2D格ゲーにおける最高のシステムだと断言するっっ、
     絶妙な当たり判定、もはや芸術ともいえるダメージ設定、そして誰もが実力でキャラ差を埋めることのできる
     格ゲー史上最高のノーベル応用力学技術賞ブロッキング!!今までにこれほど面白いシステムがあったろうか。
     いやない、あるわけない……このシステムを汚すことなど断じて許さん、許されん。」

リュウ「おおぉ。」

…皆が(元)変態を見て立ち上がる。

ケン「見直したゼ。スーツ着てるとまともにみえる。」
レミー「いやごもっとも、わかります、いたい程よく・・・ですが。」
リュウ「その前に電刃ブロッキングしろや不燃廃棄物。」
ユリアン「いや・・その・・今回服着てるんでかんべんして下さい。
レミー「あの・・・理由いいですか?」

しかたがないのでネクロあたりに発射するリュウ、不満顔(オープニング)のユリアン。

ストVの花京院のりあきは意を決して話した。

レミー「考えてもみて下さい、ストVは他の格ゲーからの移動がムズいんです。
    投げにしてもボタン2つだし、ブロッキングなんてわけわからんのですよ。」
ケン「確かに、最近のコンボ大安売りの他ゲーから、いきなり3rdってのはなあ・・。」
レミー「だって他のゲームやったらわかるでしょう、ブロッキングないのに横押してみたり、
    対空技あるってのに出せなかったり、
・・・あまつさえ空ジャンプのあと弱P+弱K押しちゃったり・・・・。」
リュウ「ウム、ポリゴンのストUで対戦相手と2人して違う技出すしなあ・・・・。」
ケン「アドバンシングガードだって忘れちまうし・・・だいたいストVの後にジョジョなんてやったら血ぃ吐くぜ・・・・。」
レミー「おわかりいただけましたか・・・以上が私の調査結果です。」
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……沈黙・・・・・皆の顔に不安がみなぎる・・・・・・

ユン「ちっ・・・どーすれってんだよ。」
まこと「こまったのう…。」
アレックス「We…can't…escape.」
ダッドリー「紅茶はいい・・・実にいい。」
ヤン「絶望だな・・・ト●ワのまねして固定ファンでも増やしてみるか!」
トゥエルブ「01011 11101 01010 10111。」
ネクロ「………(ピヨってる)」

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リュウ「解決。」

皆がリュウに視線を向ける。静かに目を閉じるリュウ。

レミー「ほ、本当ですか・・・リュウさん。」
リュウ「そんな問題・・・オレは最初からわかっていた・・・。」
ケン「リ、リュウ・・・。」
リュウ「オレはこれでも主人公だ・・・オレにまかせろっ。」
レミー「感動です、感激です。やはりあなたは主人公だ・・・で、どのような?」
リュウ「答えは簡単だ・・キャラがかっこわるいなら、かっこよくすればいい。ゲームシステムが難しくて特色があるなら
    ストVしかやらなきゃいい…。ストVがあって、はじめて他のゲームがあればいい・・・。」
ケン「ど・・・どうやって?」
レミー「了解しました。まずは仙人からやらしていただきます。」

―――――今度は体ごと緑変する仙人――――――

リュウ「バカヤロウ!! それじゃあ何の解決にもならん!! 新たなキャラを作るのではなく、色モノを愛させるのだ!!」
レミー「バ、バカな・・・ありえない・・・ありえませんよ・・・・・・・・・・一体・・・どうやって・・・・?」
リュウ「まずはこの映像を見てくれ。」

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お兄さん:「オークランドなら左だけど、こんな所で降ろしていいのかい。まだ30マイルはあるぜ。」

リュウ:「あぁ、ありがとう。まだ日は高いし、走れる距離さ。」
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レミー「エ、エンディング?」
リュウ「マイルって何なのか・・・今でもわからん。」
レミー「えっ!?」
リュウ「オレはこの後、道に迷ったあげく山奥でそーなんしてしまった。」
レミー「な、なんでやねん。」
ケン「おまえある意味どこでもそーなんしてるじゃねえか。」

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今のオレは・・・・落ち葉の行方すら知らない・・・・

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リュウ「どうだ!」

涙を流すリュウ。

レミー「あの意味は?」

流すレミ―。

リュウ「オレは見つけたね、ああ、見つけたとも。」
レミー「落ち葉の行方ですか。」
リュウ「ああ。」
リュウ「オレは落ち葉を探して、全世界を走りまわった。サハラ砂漠をウサギ跳びで、大西洋をバタフライで、
    おやつ50円以内でヒマラヤ山脈………そして、ついにたどりついた!」
レミー「ど、どこに?」

リュウ「リーフ(落ち葉???)と言う名のゲーム会社に!!」

レミー「(・・・?・・・?・・・・???)」
ケン「(・・・ヒマラヤわたる必要ねえじゃん・・・。)」
リュウ「そこにはあふれんばかりの答えがあった。人気を呼ぶ力があった!!」
レミー「そ、その力とは?」
リュウ「キャラ一人一人にイベントを持たせることで固定ファンを増やしたり、第一印象だけでけられないようにしたりする力だ!!
    幸い、パクる分には我々でも大丈夫!! 電波とばしたり、鬼になったりは日常茶飯事!!」
レミー「・・・・・????・・・・・・・???????」

リュウ「ストVのキャラでーーーートゥーーーーハァーーーーーーーーット。」

        (注:To Heartは電波とばしたり、鬼になったりしません)

レミー「トゥ・・ハート?」

リュウ「♪ぐ・う・ぜ・んが〜〜い〜くつも〜〜か〜さねで〜んじ〜〜ん。」

    (ゲームセット、プレイスタート)

――――30分後 

レミ―「ざ・ざ・ざ・・・。」
リュウ「ZANぎは無理だ!!」
レミー「ざけんじゃねえ、このド畜生があ!!!!」
レミー「てめえオラオラプッツンオラだコラアッ、全然だめだめぇ〜〜〜〜URYY〜〜〜〜〜〜〜。」
ケン「殺す。あばよダチ公。」
ダッドリー「百発殴ってカウンターストップ To you。」
アレックス「今すぐここからコードレスバンジーさせてやる。」
春麗「浮浪罪で逮捕します。無駄な抵抗して死になさい。」
リュウ「そうか、そこまで言うなら多数決で決めようじゃないか。文句あるまい。」
レミー「いいだろう、それが貴様の最期のプレイヤーキャラづらだ。」
リュウ「やりたくない人ーーーーーーーーーー。」

リュウ以外全てのキャラが手を上げる・・・・いや、リュウを殺す技のモーションの数フレーム前にも見える。

ケン「勝負あったな。死ねやボンズ。」

リュウ「やりたい人おおおぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」

____________[滅殺]______________

一瞬何が起こったのか・・・皆が気づくころトイレを中心に半径20mがきれいさっぱりぶっとんでいた。

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リュウ「ああ、勝負あったな。」


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