「競作シリーズその壱 犬丸 VS AIAUS」 「お題:コスチューム」 AIAUS版 投稿者:AIAUS 投稿日:5月13日(土)22時32分
ドサ。ドサ。ドサ。ドサ。

デスクトップのパソコンを入れるダンボール箱が、目の前で大量に積まれていく。
ひー、ふー、みー・・・。
二十個くらいあるわよね、これ?

「それでは、確かにお届けしました。ハンコをお願いします」

ポン、と私が来栖川のハンコを押すと、宅配便のおじさんは忙しそうに去っていく。
「それで何なの、この大量のダンボール箱?」
いつものように私の横にいるセリオに聞くと、意外な答えが返ってきた。
「おそらく、長瀬主任がHMシリーズを開発する時に採用の検討をした、試作品の類だと思います」
長瀬の奴・・・人の家に物を送りつけるんなら、事前に連絡ぐらい入れておくのが常識でしょうに。
私は自分の部屋を埋め尽くしているダンボール箱を見て、途方にくれた。
「それで、試作品ってなに? 全部、あんたのアンテナの予備とかだったら、長瀬に
叩き返すわよ」
「いえ、この量から推測するとおそらく・・・」

「はあ? あんたとマルチのコスチューム?」

我ながら、かなり間の抜けた声で返事をしたと思う。

バリバリバリ。
梱包されたダンボール箱を開けてみると、中から出てきたのは年頃の女の子が着る
ような服ばっかり。しかも全部、種類やデザインが違う。
(困ったわねー。こんなに服を送りつけられても着る時間なんかないし)
私が悩んでいると、セリオがこんなことを提案してきた。

「綾香様。もし必要がないのでしたら、必要である人に差し上げられたら」

なるほど。
捨ててしまうのはもったいないけど、いくらなんでもこんなに大量の服を着られるわけが
ないし、それなら欲しがっている人にあげてしまえばいい。
セリオやマルチのオフィシャルの装備品としてデザインされたものだけあって、品質は
どれも悪くないし、もらって悪い気がする子はいないだろう。
「そうね、そうしましょうか。捨てちゃうのもなんだし」
その時の私は、割と気軽に答えてしまったと思う。


「ねー、志保? これ、どうだと思う?」
「んー、ちょっと待って・・・あかり、これなんかどうかな?」

女の子の友達が多い浩之に事情を説明して、いらない服が大量にあるから欲しいって
いう子がいたら連れて来て、とは言ったけど・・・。

「宮内さん、これ。うちに似合うとるかな・・・」
「うーん、どうでショウ? 眼鏡を外したら似合うと思うヨ」

確かに、みんな喜んでくれているけど・・・。

「葵さん。私、これが気に入ったんですけど、どう思いますか?」
「んー、琴音ちゃん。パットか何か入れた方が・・・イタッ!」

なんか、これってまるで・・・。

「坂下さん。本当にこんなきれいな服、もらってもいいんですか?」
「いいんじゃない? 綾香が人のためになることをするなんて滅多にないんだし。
遠慮することないわよ、雛山さん」

「バーゲン会場みたいだよな」
私の言いたかったことをずばり、浩之が言い当てた。
みんなは懸命になって服の山から欲しい物を探している。
私と浩之は呆気に取られて、壁際で座り込んでそれを見ているところ。

セリオとマルチの装備品である様々な服装類。着物からドレス、Tシャツからレオタード
まで色々あるけど、開発室の連中は何を考えていたんだろう?
メイドロボにレオタードなんか着せるつもりだったんだろうか?

「まあ、これで綾香は部屋が広くなるし、あかり達は欲しい服が手に入るし、万々歳ってわけだ」
気軽に言う浩之。
「でも、部屋がバーゲン会場になるとは思わなかったわ・・・大体、あんた女友達が多すぎなのよ」
ジト目で言う私。
「別にいいだろ、友達が多いに越したことはねえし」
「女友達が多いと、後で面倒になるわよ。特に、あんたの場合は」
わからない、という様子で首をかしげる浩之・・・やっぱり鈍いわね、この男は。
「そういえば先輩はどうしたんだ? 姿を見かけねえけど」
「ん、姉さん? そういえばいないわね。セリオが呼びに行ったはずだけど」
「マルチもいないなあ・・・どこに行ったんだろ?」
マルチは確か・・・ダンボールの山から服を出しておいて、と頼んでおいたはず・・・。
多分、服の山の中に埋まっているわね。
みんなが選び終わった頃くらいには発掘されるでしょ。

ガチャ。
「芹香様をお連れしました」
扉を開けたセリオがそう言うと、艶やかな紅の着物を着た姉さんが部屋に入ってくる。
「うわぁ・・・芹香さん、きれい」
「・・・本当だぜ」
見とれているみんなと浩之・・・ちょっと悔しいわね。
「遅かったわね、姉さん。それもセリオのおさがり?」
私の質問には答えずに、姉さんはトコトコと浩之の前まで歩いてきた。

「・・・・・・」

黙って、自分の着物の帯のところを見つめている。
?? 
姉さんの言葉は大抵わかるつもりだったけど、これは何が言いたいのかわからない。
「んー、あれだな。これは引っ張ってくれと言っているんじゃないか?」
はあ? 何を引っ張る、っていうの?
「つまり・・・これだ!」
浩之はいきなり姉さんの来ている着物の帯をつかむと、軽くそれを引っ張った。

クルクルクルクルクル・・・

独楽のように回転する姉さん。
「・・・何なの、それ?」
「悪代官と町娘という名称の、日本の代表的な着物の脱がし方です」
シレッと答えるセリオ。
わかんない。日本の文化って奥が深いわ・・・。
「時代劇でいうところの、よいではないか、よいでわないか、デスネ」
れっ、レミィまで知ってる? 日本人として恥ずかしいことなのかしら?

クルクルクル・・・パタ。

姉さんは浩之が帯を引っ張り終えると、そのまま床に倒れて動かなくなった。
「ちょ、ちょっと、大丈夫なの? 姉さん」
「いけません。邪魔をしては」
駆け寄ろうとした私を、セリオの手が止める。

「・・・浩之さん」

姉さんが小さく浩之の名前をつぶやいたけど、浩之には聞こえなかったようだ。
姉さんは帯がほどけた着物姿のままで、床の上に倒れたまま動かない。
心なしか、かすかに震えているような?

五分経過。
「どうやら、効果が薄かったようです。また出直してきます」
セリオは床に倒れたままの姉さんを器用に抱き上げると、そのまま部屋から出ていく。
「・・・なあ、綾香。先輩、何が言いたかったんだ?」
「私にもわかんなかった、今のは」
浩之と私は、しばらく目を見合わせて考えこむことになった。


紅茶を一杯飲んだくらいの時間が経過して。
私の部屋で始まったバーゲン会場も選定の段階から試着の段階に移行したようで、
浩之は部屋から追い出された。

「ヒロ! 覗いたら、ただじゃおかないからね!」
「馬鹿言うな。おまえの裸なんか見たくねえぞ」
「キー! あんたって本当にかわいくないわねぇ! 本当は見たいんでしょ、この
志保ちゃんのナイスバディを」
「・・・そうか、おまえ、人に裸を見せたかったのか。わかった。長岡は露出趣味
があったって、みんなには言っておく」
「そっ、そんなわけないでしょうがー! あんたって最低ー!」
「大丈夫だ、志保。俺はおまえが露出狂でも、変態であっても友達だからな」
「こっ、この・・・」
「ただし、外では話しかけないでくれ」
「キー! 許さない、絶対に許さないからね、この・・・」

あー、うるさい。
私は志保の金切り声に耐えられずに、耳を押さえて部屋の外に出た。
「なんだよ、綾香は着替えねえのか?」
退屈そうにして壁にもたれかかっていた浩之は、私の顔を見て笑いながら言った。
「うん。私はもらうつもりがなかったから・・・それより、あんたと志保って、いつも
あんなに騒がしいの?」
「騒がしいのは志保のやつだけだっての。俺はいつも傍観者であり、勝利者だ」
なるほど。志保をやりこめたから笑っているってわけね。
壁際で、壁の向こうのみんなが着替え終わるのを退屈そうに待つ私と浩之。
特に話すような話題もなかったので、私は浩之に質問してみることにした。
「でも、みんなはセリオの服なんかもらってどうするんだろう? サイズが合わない人もいるんじゃない?」
「いや、あかりの話だと、店で買っても自分にサイズがぴったりの服ってないらしいぜ」
「?? それじゃ、どうするの?」
「自分で直すんだってさ。丈や裾を」
「はー・・・大変なのねえ、みんな」
気がつくと、浩之は私の顔を見て笑っている。
「なんだよ、綾香お嬢様は自分で服は買わねえのか?」
「・・・悪かったわね。母さんがそろえてくれるから、大抵は間に合っちゃうのよ」
「ははは。綾香お嬢様じゃなくて、綾香お嬢ちゃんだな」
むー、やっぱり志保の言った通り、浩之ってかわいくない。

「浩之ちゃーん! 綾香さーん! 着替え、終わったよー!」

神岸さんの声が私達を呼ぶ。
チェッ、もう一言余計なことを言ったら、浩之を少しかわいがってあげようと思ったのに。


大体、みんなは自分の欲しい服を選び終わったようで。
部屋に積まれた服の山はもう人一人が隠れられるぐらいの大きさにまで縮んでいる。
「ほら、浩之ちゃん。ドレスだよ。似合う?」
神岸さんはにっこり笑って、フリルの付いたドレスのスカートの縁を持って、お姫さま
のようなポーズを取った。
「あかり・・・そんな服もらって、どこに着ていくつもりなんだ?」
「うっ・・・かわいいと思ったんだけど」
図星をつかれて黙る神岸さん。
「また意地悪ばかり言うて、藤田君。顔、赤くなっとるやん」
「そっ、そんなんじゃねえって・・・おお、似合うぜ、委員長」
・・・もしかして、私の目の前にいるサラサラロングヘアーの美人は浩之の連れてきた
保科さんとかいう名前の人?
「嘘ぉ! 全然、違うじゃない」
私は思わず失礼なことを叫んでしまう。
「よく見れば委員長だって・・・ほら、このアングルとかさ」
親指と人差し指で丸を作って、ロングヘアーの女の子の横に回ってみる。
「へー・・・魔性の女ってところね。すごい化け具合だわ」
「人聞きの悪い呼び方、せんといてや」
「あと、オデコで見分ける方法もある」
「藤田君! あんたも一言、多い!」
ペシンと浩之の頭を叩く保科さん・・・なるほど、こういう関係なわけね。
「ごめん、ごめん。おっと、あかりもごめんな。よく似合ってるぜ、そのドレス」
「よかった・・・ありがとう、浩之ちゃん」
落ち込んでいた神岸さんの顔がパッと明るくなった。

「こーら、ヒロ。あたし達だってそんなに捨てたもんじゃないわよー。刮目して見よ!
この志保ちゃんのナイスバディを!」
そう言って、ダンボールの影から出てきたのは、肩や胸元が出たセクシーな服を来た
志保と着物姿の雛山さん、看護婦姿の葵にメイド服姿の姫川さん、
そして、なぜかブルマ姿の好恵・・・。
「ちょっとあんたら・・・それ、本当にセリオのおさがりなの? 自分の家から持って
きたんじゃないでしょうね?」
「いや、琴音ちゃんはともかく、葵ちゃんが看護婦の服を持っているのはおかしいだろ、さすがに」
「なっ・・・どういう目で私を見ていたんですか! 藤田さん!」
「好恵さんのブルマっていうのは自然ですよ。ちょっと学校のより股がさばきやすそう
ですけど」
「私、こんな服選んだ覚えはないのに・・・」
恥ずかしそうに縮こまっている好恵。うーむ、なんか学校指定というよりはイメクラ指定
のブルマみたいね。あの切れ込みの深さは。
「私の家には、こんなに高い着物はないです。あっても質屋行き」
胸を張って無実を証明する雛山さん。頑張ってね、本当に・・・。

「そういや、レミィはどこに行った?」
「そうね。こういうシーンだと、いっつも先に飛び出して来るのに」

バーン!

「ハーイ! アタシを呼びました?」
ダンボールを突き飛ばして現れたのは、なんとセクシーな水着姿のレミィ。
「どう? ヒロユキ?」
ポーズをつけるレミィの胸に当てられた水着の布は、今にもはち切れそうだ。
違う・・・多分、セリオのサイズの水着を無理に着ているから、セクシー過ぎるように
見えちゃうんだ・・・でも、ちょっとやばいわよね、これ。

バチン!

あっ、やっぱり切れた。
「Nooooo!! 見ないでクダサーイ!」
「浩之ちゃん、駄目だよ、レミィがかわいそうだよ」
「そうよ、ヒロ! なんてことするの!」
「無茶苦茶や、藤田君!」
「俺は何もしてねえぇぇぇぇ!」
胸を隠して恥ずかしそうにしゃがみ込んでいるレミィと、なぜかみんなにボコられて
いる浩之。

ガチャ。
「芹香お嬢様をお連れしました」
再び姉さんを連れてくるセリオ。
今度の姉さんの姿は・・・げっ!
「「「「・・・・・・・」」」」
これ、姉さんがたくさんいるわけじゃなくて、みんながビックリして黙っているっていう
こと。
なんと、姉さんは黒のガーダーベルト姿で部屋の中に入ってきた。
「ちょ、ちょっと姉さん! 嫁入り前の娘がいくらなんでもはしたない!」
「邪魔をしてはいけません」
あわててシーツをかけようとする私を、セリオが制した。
姉さんは黙って浩之に近づき、じっとその瞳を見つめる。

「浩之さん」

あっ・・・今度は浩之にも聞こえるくらいの声で名前を呼んだ。
「えーと・・・90分ぐらい外に出ていた方がいいんでしょうか?」
「生々しいこと言わないの、葵!」
「イタっ! だから、痛いんですってば、好恵さん」
外野で何か言っているのは無視して、姉さんは情熱的な瞳で浩之の目を見つめる。
やばい。非常にやばい。
いざとなったら、私が浩之を殴り倒さないと大事になるかもしれない。
浩之の手がそっと姉さんの肩に伸びる・・・。

うー、しょうがないか。

パサッ。
私が飛びかかろうとする寸前、いつの間にか浩之の手にあった上着が姉さんの肩に
かけられた。
「なんか、そういうのって違うだろ、先輩?」
優しく微笑みながら言う浩之・・・ちょっと格好いいかもしれない。

「浩之ちゃん・・・」
「ヒロ・・・」
「ヒロユキ・・・」
「藤田君・・・」
「藤田先輩・・・」
「藤田さん・・・」
「藤田くん・・・」
「あいつ・・・」

後ろを見ると、私と同じようにヒロを見ている女の子がたくさん。
・・・やっぱり、こいつって女友達が多すぎ。

モゾモゾ。
みんなが熱っぽい視線で、私がジト目で浩之を見ていると、服の山が動いた。
「あっ、そういえば!」
マルチの存在を完全に忘れていた。
案の定、服の山からマルチがもぞもぞと這いずりながら出てくる。
「たっ、助けて下さーいっ」
情けない声で服の山から出てきたのは、メイド服姿のマルチ。ダンボールを梱包して
いた紐が絡まっているのか、うまく動けないようだ。

「まっ、マルチ・・・」

浩之がマルチの名前を呼びながら固まっている。まあ、そうよねえ。見方によっては
メイド緊縛セットなんて言われても・・・。

「それだぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

服の山に飛びかかろうとする浩之を、私と他の女の子達が殴り倒したのは言うまでもない。
「えっと。紐、紐はどこかにないんですか?」
姫川さんだけ、なにか別のことをしていたけど。


みんな、それぞれ欲しい服を詰め込んで帰り支度を始めている。
「そういえばさ、綾香だけ何も服を選んでないじゃない」
「そういえば、そうよね。綾香、みんな見せたんだから、あんたも何か着てみなさいよ」
変な事を言う志保と好恵。
「綾香さんの艶姿、ちょっと見てみたいなあ・・・」
「そうやね、みんな着替えたんやし。一人だけしていないいうんも不公平やな」
なんで、みんなノッているのよ。
私は仕方なく、残り物の衣装から着替えをしてみせることになった。

んー、って言っても、ろくなものがないわねえ。
みんなの選んだ残り物ばかりだから、まともなデザインの服がない。
このラメ入りなんか、誰が考えついたんだろ?
・・・とにかく、着替えてみましょうか。
着替え終わると、私は意を決してダンボールの影から飛び出した。

「あやか、小学生二年生でーす!」

両方にリボンで結んだ髪。なぜかあった赤いランドセル。子供っぽいマルチの服。
どっ、どう?
笑うか、突っ込むか、どっちかにして。

「浩之ちゃん。一緒に帰ろ」
「おう。帰りにヤックに寄っていくか」
「あー、それならあたしも連れていきなさいよー」
「アタシも行きたいデス!」

「私、用事が出来ましたので・・・」
「あは、あははは・・・綾香さん。服、ありがとうね。それじゃ!」

「・・・・・・」

いやぁぁぁぁぁ!! 
外したのはわかるけど、わかるけど、姉さんまで帰らないでぇぇぇ!!

「綾香。ちょっと寒かったわよ、今のは」
「私もビックリしました。綾香さん、さすがですね!」
ううっ、やっぱりあんた達だけだよ。私の友達は。

ガシッ!

私が好恵と葵にすがりつこうとすると、誰かが私の肩をつかんだ。
「綾香様・・・」
セリオ?
なんで、顔が赤くなっているの?
おーばーひーと?
「私・・・もう我慢が・・・」
ちょ、ちょっと待って、セリオ! なんで服を脱ぎ始めるのよ!

「それじゃ、綾香さん! 90分ほど外に出ていますねー」
「馬鹿! ・・・えっと綾香、明日、学校でね」

いやあぁぁぁぁぁぁ!! 葵、好恵! 二人っきりにしないでぇぇぇ!!
そっ、そうだ! まだマルチがいたはず!

「鍵を掛けて置きますね、ガチャガチャ」
マルチ! 擬音付きで、いつの間にか部屋の外に出て、鍵を掛けてんじゃなぁい!!(説明口調)

「綾香様・・・」
「ひょえぇぇぇぇぇ!!」

今日は、とても思い出深い日になった。
複雑な意味で。

-----------------------------------------------------------------------
おまけ

「珍しいじゃない。長瀬がうちに来るなんて?」
「あっ、綾香様! ここにセリオとマルチの装備品が送られて来ませんでしたか」
「・・・・・・」
「あの中には私の大事なコレクションが!」
長瀬主任は、三ヶ月の減俸を食らった。

----------------------------------------------------------------------
初めての競作、いかがだったでしょうか?

競作の相手の犬丸さんは、宮内話に丁寧な感想文と貴重な意見を送って下さる方で、
僕が一方的に友情を感じている方です。
今回の競作は、共通のテーマでSSを書いたら面白いだろうな、という思いつきで始まった
もので。いや、犬丸さん。応えてくれて感謝です。

できれば、犬丸さんと僕の両方に感想のメールを送ってくれると、幸いに思います。

犬丸さん宛:tears1@mtci.ne.jp
AIAUS     :aiaus@urban.ne.jp

まで。お気軽にどうぞ。