あかりと梓のお料理教室(スパゲッティー・ミートソース編) 投稿者: BEET
あかり「みなさんこんにちは、神岸あかりです」
千鶴「こんにちは、柏木千鶴です」
あかり「あれ、確か梓さんのはずじゃ」
千鶴「あの子ったら、昨日の夕食後にお腹壊しちゃって・・。せっかく私が
        腕を振るったというのに」
あかり「当然の結果かも・・・」
千鶴「うん?あかりちゃん何か言った?」
あかり「いっ、いいえ、え〜と今日のメニューはスパゲッティー・ミートソースですね。
          千鶴さん、スパゲッティーはよく食べるほうですか? 」
千鶴「うちはどっちかというと和食派なので、たまに、かしらね」
あかり「そうなんですか、それじゃ今日はたっぷりと勉強して帰ってくださいね」
千鶴「はい」
あかり「それではまず材料からです」
          ・タマネギ  ・シイタケ  ・セロリ  ・ニンジン  ・ニンニク
          ・ナスビ     ・牛肉      ・豚肉    ・塩コショウ
          ・トマトケチャップ       ・スパゲッティー(メン)
千鶴「こんなにあるの?」
あかり「はい。それでは、まずタマネギ・シイタケ・セロリ・ニンジン・ニンニクを細かく
          刻みます」
千鶴「みりん斬りでいいのかしら」
あかり「みじん切りです」
千鶴「(ちょっと赤くなって)はい、みじん切りね。あれ、あかりちゃん、おナスは?」
あかり「ナスビは少し大きめに切ってください、後で使います」
千鶴「はい、(トントン)あかりちゃん、このくらいでいいかしら?」
あかり「千鶴さん、いくらなんでも3等分は大きすぎるよ・・」
千鶴「えっ、そうなの?」
あかり「(トントン)次に牛肉と豚肉を混ぜてあいびき肉を作ります」
千鶴「(こねこね)あかりちゃん、なかなか混ざらないわよ」
あかり「ふぅ(ため息)、千鶴さん、切り身のままじゃ混ざるものも混ざらないよ・・。
          ちゃんとミンチにしてから混ぜてね」
千鶴「あ、ごめんね。すっかり忘れてたわ」
あかり「(普通忘れないと思うけど・・)え〜と、牛肉と豚肉の比率は牛3:豚7くらいが
           いいみたいです。ソースをさっぱりとしたい人は牛肉の比率を増やしてあげれば
           さっぱりと仕上がります」
千鶴「あかりちゃん、このくらい?」
あかり「うん、そのくらいで。軽く塩コショウをふって下味をつけておきます」
千鶴「(ぱっぱっX50)あかりちゃん、このくらい?」
あかり「・・・、何も1ビン全部かけなくても。千鶴さん、冗談も程々にしてくださいね。
          これだから地獄のコックとか偽善者とか・・」
千鶴「あ・か・り・ちゃん、今なんて言ったのかなぁ?(周囲の温度が3度ほど下がった)」
あかり「い、いえ、何も(汗)。それが終わったら、先ほどみじん切りにした野菜を
          フライパンで炒めます。その時平行してナスを軽く焼いておきましょう」
千鶴「なんでおナスだけ別にするの?」
あかり「ナスビはそれ自体が多量の水分を含んでいるのでいっしょに炒めると味が
          ぼけてしまうんです。それを防止するためにナスは最後に入れます。
          タマネギがとけるくらいになったら、合い挽き肉を加えて塩コショウを軽くふります」
千鶴「(ぱっぱっ)このくらいでいい?」
あかり「うん。しばらく炒めた後、先ほど別に焼いておいたナスを加え、トマトケチャップを
          かけます」
千鶴「(じゅるじゅる)あかりちゃん、このくらい?」
あかり「・・・千鶴さん、それはオ〇フクの『お好みソース』、どこから持ってきたんだか・・。
         (じゅるじゅる)トマトケチャップをかけてから出来るだけ短時間で炒めます。
          このとき、味の〇の『中華あじ』をかけると一層おいしくなります」
千鶴「わぁ、あかりちゃん物知りなのね」
あかり「えへへ、これでソースは出来上がりです。続いてメンに移ります。
          メンはゆで具合が重要です」
千鶴「アルデ・ンテっていうのがおいしいのよね。どこのメーカーのかしら?」
あかり「アルデ・ンテじゃなくてアル・デンテ。しかもメンの名前じゃなくてゆで具合のことを
          言うんだよ」
千鶴「へぇ・・・」
あかり「アル・デンテというのは、メンの中心に細い芯が1本残るゆで方のことをいいます。
          けど非常に難しいので、無理にアル・デンテにする必要はありません。
          各人の好みに合わせてゆがいてください。
          私がいつもやっている方法としては、まずおナベに水をはって一度沸騰させます。
          一度冷ましてから再沸騰させ、それからメンを入れます 」
千鶴「なんで一度沸騰させてから冷ますの?」
あかり「水中の空気を抜くためです。一度空気を抜いてしまうとメンのゆで具合が
          すごく良くなるんだよ」
千鶴「あかりちゃんすごーい(ぱちぱち)」
あかり「メンがゆで上がったらソースをかけて出来上がりです」
(試食タイム)
千鶴「あかりちゃん、すごくおいしい!」
あかり「そういってもらえるとうれしいな、えへへ」
千鶴「以前私が作ったときには、メンがおせんべいみたくなちゃったのに・・」
あかり「えっ?(それってマルチちゃんと同レベルだよ・・)」
千鶴「これで耕一さんにおいしいスパゲッティーを作ってあげられるわ」
あかり「(耕一さんかわいそう・・)じ、じゃあ今日はこのへんで」
あかり&千鶴「さよーならー」
                                             (終)

今回は趣向を変えてお料理教室です。
今回の通りに調理すれば(多分)食べられます。実際に私も作りましたし・・。
次回はもう少しひねりを加えたいです、千鶴ファンの人、許してね。
文章への感想、実際作って食べた感想、お待ちしています。
それとトレカのことで伝言板にカキコしていますので、よかったら見てください。

     それでは感想です。あんまりたくさんかけませんが許してくださいね。

<へーのき=つかさの替え歌メドレー1,2>へーのき=つかさ様
リゲインと横浜銀蝿ですか、実際に歌ってみようかなぁ・・・。

<見守る>vlad様
わー、ストーカーだよ。千鶴さんのお灸が見てみたい・・。

<千鶴さんのお料理を食べた猫のタマ>猫<―>犬ですかぁ?
<胸の中の少女>お約束な展開ですなぁ。
<梓バッドエンド千鶴風>多分起きませんね、もう・・・。
<恥ずかしい名前>うわぁ恥ずかしい(笑)               以上  白野佑凪様

<ツーリングそしてミステリー>もう笑わせないで、死にそう・・。はるかは超人か?
<競争そしてミステリー>ハイパーはるか発動中!
<涙のわけ>さすがははるか・・ものぐさ太郎を超えたって感じ
                                                                      以上  貸借天様

<屋上>シリアスですねぇ・・、委員長らしい
<恋心>あかりが反転したら・・、おたまをもって暴れそう。
<スポットライトが眩しくて>「さばみそ」かぁ・・、私も昔やったなぁ(嘘つけ)
<門前の小僧〜>なんか楓に似合ってるかも・・・。
                                                                         以上  くま様

<桜の季節を振り返ってみれば  第3話>葉岡斗織様
うわっ、切なさ炸裂って感じですね。後書きは笑いましたけど・・。

<いけいけ!GO!GO!葵ちゃん」!>カズ様
こっ、怖いよぉ・・。破壊神葵ちゃん参上ってところでしょうか。