【警告】この創作小説は『ToHeart』(Leaf製品)の世界及びキャラクターを悪用……げふんげふん、もとい、使用し、ネタバレの要素もある話になっています、たぶん<ぉぃ(笑)。
ある日の夕方。その少年は長年抱いていた疑問に終止符を打つべく、台所で夕食の準備をしていた母親の背にそれをぶつけた。
「……ママ。ふきふき、って、何?」
がしゃんっ!母親、息子の質問にしかし振り返りもせず、青ざめた顔で慄然となり、持っていた皿を思わず落としてしまう。
「……そ……それは……」
「――やっぱりそうなんだ」
母親がようやく振り返ると、息子の顔は泣き崩れていた。
「――ボクはヒロユキなんだっ!小学生じゃないんだっ!Leafキャラ最強の『ゼロチチの領域』に目覚めた外道主人公なんだっ!わぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんんっっっっっっっ!!」
少年は絶叫し、そのまま家を飛び出してしまった。母親はその後を追おうとするが、息子に真実を知られてしまったショックから、激しい脱力感に見舞われ、その場に膝をついてしまった。
「……いつかこの日が来るとは思っていたけど…………ああっ……ああああっ!(落涙)」
完っていうかCMネタは風化するぞー(笑)