「To Heart の神岸あかりシナリオのあらすじ」
俺、藤田浩之。元気いっぱいの高校二年生さ。
俺には、俺を慕ってくれる幼なじみの神岸あかりがいる。犬チックで、いつも俺の後をトコトコついてくる可愛いヤツさ。
今まで妹みたいな娘だと思っていたが、俺のために髪型変えてイメチェンまでしてくれてさ……こんな佳いヤツに好かれて、なんて俺は幸せなんだろう!
そして今夜、あかりは俺のために夕飯を作りに来てくれて、その上泊まってくって……くぅぅぅ、人生最良の日、ってやつか?
「……浩之ちゃん、やっぱり最後まで(痛いの)ヤダ……。ごめんね」
ベッドインしたものの、俺が焦りすぎて少し荒っぽく扱ってしまったために、とうとうあかりは泣き出してしまった。
「いーんです、気にしないで」
俺はあかりを背中から優しく抱きしめてあげた。
「あかりさんが痛がるの嫌だし……こうしていられるだけで幸せ」
「……浩之ちゃん――――大好きっ(はぁと)」
その夜、俺は自室の隅っこにうずくまって、自己嫌悪にうめいた。
「……あああああああっ!そんなわけないんだぁぁぁ!偽善者めぇっ〜〜〜〜!!」
ちゃん、ちゃん……え?違う?(笑)