「ハトハト」の補足(つーか思いついたネタ) 投稿者: ARM(1475)
 あの「ハトハト」には重いテーマは一切想定せずに書いていました。文中にもそれとなくあかり=リリスに言わせていますが、神様は「薔薇の方(あるいは両刀使い(笑))」だったりします(笑)神様が地上に降臨したとき、仮初めの身体として雅史に取り付き、浩之に妖しくつきまとうみたいなコト考えていました(笑)
 また、三界を一つにする、とはいっていますが、要は三界を区切っていた仕切り(境界線)をとっぱらうだけで(この辺り、幽遊白書のラストにインスパイアされています)終始コメディに徹するつもりでしたから、別に人類を殲滅するようなありがちな(笑)展開は考えていませんでした。もしそうなると、まんま永井豪先生の「イヤハヤ南友」になっちゃうし(あう、ハトハトのもう一つの元ネタ(苦笑))
 もし自分が続きを描くとしたら、元ネタとのキャラのコンセプトをちょっと変えてみようかと思っています。パロディをやる場合、オリジナルと少し違う設定を使うと、オリジナルに匹敵するくらいキャラが立つといった、メリットがあるんです。たとえば、薬味総次郎は、記憶喪失をいいことに、あることないこと言ってあかりを口説き落とそうとする矢島(笑)。その度にあかりと浩之のダブルパンチを食らう役とゆう。コウモリネコはもう「タマ」に登場してもらって。あの役は、彼女以外はいないでしょう(^_^)薬味みずのは、芹香よりも、いっそのことコンセプトをまるっきり正反対にして、「鬼」を追っている柏木千鶴か楓に。で、問題の胸ネタは「貧乳」の指摘を受ける度にキレるとか(^_^)。

例:元ネタの1巻、P.169〜P.170辺りのシーン。みずのが悪魔と対峙しているシーン。みずの役は千鶴。

浩之「な……無い!(笑)あまりにも無さ過ぎるぞ……。あかりに匹敵するほどだ……」
志保「不謹慎ですよ、浩之さん……(汗)」

 呆れる志保=エヴァの隣で、浩之の呟きを耳にしたあかり=リリスが、指をぽきぽき鳴らして殺気立っている。(笑)

鬼(妖魔)「ギャハハハハ!見事にツルペタだなぁっ!それでよく女をやっているなぁ――ん?」

 鬼がそういった途端、周囲の温度が4度ほど下がる。無論、千鶴の仕業(笑)

「……あなたは言ってはいけないことを言ってしまいましたね……」

 凄まじい殺気に、後ろから浩之の首に手を伸ばし欠けていたあかり=リリスさえも思わず冷や汗をかいて凍り付いていた。

 ――こんな感じで。(^_^)
 また、無理に元ネタに沿って話を展開させる必要もないでしよう。上のシーンの続きでは、みずのに本当の名前を知られた悪魔は封印されますが、全部はしょって、鬼は千鶴に容赦なく一瞬にして引き裂かれる。で、その次が、浩之の呟きを耳にしていた千鶴は、おさまらない怒りの矛先を浩之に向け(笑)、リリスとエヴァは浩之を守るために、怒りモードの千鶴に苦戦を強いられるような展開にする、みたいにすると面白そうです。

 そうそう、忘れていた。ここにアップしたハトハト、ちょっと設定の説明等で書きミスがあったのですが、しかしインフラのコトも考えて、りーふ図書館のSS伝言板に改訂版をアップしています。そちらのほうもご参照してみてください。