神界枯伝《metastoa lost fable》 投稿者:里茄野のわく
「今までのっ! あらすじぃ!」
 こんにちはっ 松原葵です!
 1話までは藤田先輩と、楽しくも切ない日々を過ごしていた私なんですが、
 突然私、人間やめなくちゃならなくなっちゃいました。
 えっと、詳しいことはよくわからないんですが、私 オーパーツっていうのの生まれ変わり
 みたいなんです。う〜ん……転生ものとは……ちょっと 違うかな。
 でも結局 藤田先輩もオーパーツだったりしたみたいで……
 アレですね。 世間って狭いんですね。 あぁっ! いっけない!! ここ、5行以内にしろって言われてたのにっ!!
 こ、これで分かってもらえましたでしょうか……ふぇ〜ん ごめんなさいぃぃぃ……


第二話『再会、時を隔てたとしても』


「……悪い」
「定めです。ミカエル様がそのようなお顔をなされることはありません」
「だが……私は、お前達が苦しむことを分かっていながら……命を与える」
「ルミー、わかってるよ。みかえる様が私達のこと大切におもってくれてる って」
「ふふっ 恥ずかしいこと言ってくれるな……」

 かったるいので本題に入りましょう。

「枯文書が……ふたたび時を刻み始めた」
「敵……ですか」
「ああ、文書には『魔族』という抽象的かつ単純な設定以外、ひとことも書かれていない。
バルーンヘルプや、ほんのちょっぴりのお茶目ならくがきすら無い」
「じゃあ、敵の種類、目的その他もろもろわからないにょ?」
「……というよりは 初めから設定する気がないのだろう。うざったい形式的な導入部は……
 カットカットカットだ」
「あ、あのう……それ以前に私達がなんなのか全然わかんないとおもうんですけどぉ……」
「にゅぅ!」
「なるほど」
「確かに」
「この辺にも『勢いだけで……』っていうにおいが受けてとれますね」
「うむ。まあ、セリフ形式で自己紹介もうざったいから箇条書きで行くか」
「……そんなんでいいんですかぁ?」

【新感覚! コスト削減的設定】
 ヒトが神と呼ぶ存在っ!
 本当にそんなんがあったら困るけど他のこと考えるのがめんどくさいので、あるってこと。
 時の流れる以前、ヒトの記憶の中にエデンの園として残るその世界は
 神の住む聖域『神界(メタストア)』であった。
 その神界と相反する存在、『魔族』は とにかくなんの意味もなく無邪気に神界を潰そうとする。
 そう。このへんの設定はストーリーに深く食い込まないので単略化。
「あはっ☆ 電化製品のショック吸収素材みたいにぷちぷち潰しちゃうぞぉっ(はあと)
 ちなみに ぷにぷにじゃないところに要注意っ! 赤あんだーらいんだねっ!」って感じだと思って。
 大体、『魔族』って族の総称じゃないのか? と思うが、それはそれでいっか。
 だってそんなことにこだわってても仕方ないし。
 自分でもてきとうすぎて怖くなってきたけど ま、いっか。
 ずっとずっとずーっと昔に起きた 神と魔族との戦争『神狩り』で戦った3人の戦士……
 の生まれ変わりやったりする3姉妹。
 なんでも数百年に続いたその戦争を一晩で終結させるにいたった武器『オーパーツ』を
 操る力を受け継いでいるのだという。
 ……という今、即席で考えた因果関係。

 ちなみに 昔の神々は恐ろしい力と寿命を持ってたんだけども、だんだん衰退してって今では
 魔力もほとんど失われ、寿命も人間と同じくらいになっちゃってるんだわ。これが。

 長女:ミレイア(18)
 一番上なくせにリーダー性に欠けている。それでいてほわほわしていて、なおかつマイペース。
 語尾が変だったりするが、本人は素で喋っている。
 危機感も負けん気もないが、何故かミーハーだったりする。
 薄いピンク色の髪の毛という設定以外に彼女の容姿を連想させるものは何一つ無い。
 因みに、今年の春の身体検査でルミーに身長ををぬかれたことが判明。
 本人より一言「あ、こんにちはなにょ。 ……おなかすいたねぇ」

 次女:カミュ(14)
 物静かで、ミレイアに代わりお姉さん役を務めている。
 白いショートの髪の毛に つぶらな瞳と来たもんだ(文章で描写しろよ)
 料理が得意で、特に彼女の作るシチューは絶品だったりもする。
 クールな口調以外に彼女のセリフを見分けるポイントは何一つ無い。
 本人より一言「お初にお目に……あっ 姉さん? 部屋にアリさんを放すのはやめてくださいね(にっこり)」

 三女:ルミー(09)
 一番年下で、セリフには平仮名を多用する。
 そのため彼女を認識するのは、とてもたやすい。
 だが、性格には謎を多く残し、彼女の本当のきもちを見いだすのは至難の業だ。
 そういった意味では、『心を閉ざしている』のかもしれない。
 だが、ちょっと主人公っぽい役回りだったりしている。
 金色でくりくりの髪型をしている。
 因みに、彼女はぴゅあなので 一線を越えるイベントは何一つ無い。
 本人より一言「あのね? ルミーね、ざんさつとか……しないのっ! あはっ(はぁと)」

 設定無し:ミカエル(23)
 文面上、3姉妹に多大なる尊敬と信頼を得ている人物だが、彼の設定は何一つ無い。
 この世界でのどういう役職か さえ決まっていない。
 めんどうだから決めない。
 とにかく心優しい好青年であり、実際にも強い。
 まあ、『神の王家の血を継ぐ者』とでもしておこう。
 はっきり言って、男はどうでもいい。
 本人より一言「謎が多いのも又、美し……あの、ミレイアちゃん? 早くこの液体生物を破棄してっ☆」

 ココはミカエルさん家のようだ。
 家 っても高そうな石、切り出して造ったような白く上品な壁。
 開放感あふれる吹き抜けに数メートルはあろうかという大きな窓。
 その外には フリフリのついたロングスカートの女の子にピッタリなお花畑が広がっている。
 ……城……かもね。


「あのぉ……こんなんじゃ反感かっちゃうと思うんですけどぉ……」
「これが新世代なのよ。 きっと」
「多分、ぼっこぼこに言われるんだにょ」
「そして、これがオーパーツだ」
「なんかかなりじゅーよーなシーンがさらりとおわっちゃったような……」
「今はまだ、二つしかみつかってないん……」

 ひゅんひゅんっ!!
 かしゃり
 かしゃりっ

「わわわ なにっ!? いきなり手にぃ!!!!」
「私も……手にはまっちゃいました」
「オーパーツがお前達を選んだということだ」
「で……でもぉ、このじょーきょーを文章であらわさなくていいんでしょうかぁ?」
「あっ。 そだな」


 なんだか まるで、鉄で出来た ぐろーぶみたい     ……っと。


(えっ……ミカエル様っ。ほんとおにそれでいいんですか!?)
「さあ、サクサク行こう!!」
「うみゅ〜 わたしは、かしゃりって、かしゃりってならないにゃぁ!?」
「実は……お前のオーパーツは 私だ」
「えっ!?」
「はやくも新展開っ」
「あ、いや。 素で嘘ついちゃったよ」
「うふっ また今度シチューお作りしますね?」
「わ〜い! カミュのしちゅぅ〜たべるにょ!!!」
「なんか……話の歯車がかすりもしてないんですけどぉ……
 ってより ルミー、つっこみ専門になってきて……なんか……しゃべりかたまで変わっちゃってぇ
 ふぇ〜ん。 せっかく『なにも知らない、「おふろ入ろか」っていったらひょこひょこついてくる的
 キャラクター』っていう設定なのにぃ」
「それで森の中に連れて行かれて、「この服に
 お着替えしましょうねぇ えへへへへへ」ってミニストーリーね?」

 こくり

「って カミュおねえちゃん!?」

 にやり。

「あ、いや にやりじゃなしに……ってもうダメぇ!! 今からじゃもう間に合わないぃぃぃ!!!」
「あの、ルミーちゃんの性格設定は、もうそれでいいんじゃないかなぁ……いい加減、話進めたいし」
「う〜 みかえる様ぁ……おこってるぅ?」

 うへぇ。 ちゃっかり今から路線修正!?

「あ、ミレイア姉さんは そろそろお昼寝の時間ですね」
「うん。私、なんだかもう ねむいにゅぅ」
「……なんか、ミレイアおねーちゃんのほうがそれっぽいぃぃ」
「もう限界っ。 シメに入んないとオレ、もたねえ。
 カミュちゃんを選んだオーパーツの名前は『アオイ・チャン』
 で……、ルミーちゃんのが『ヒロユキ・チャン』のようだな。
 それぞれには意思があり、ユーザーとのシンクロ、つまり心の同調を求めてくる。
 オーパーツの力が引き出せるかどうかは……心の強さ次第だ」
「はい。わかりました。必ずや この世界をお守りいたします」
「むにゃむにゃ……」
「あ、あのっ……わたしたちぃ これから……どうすればいいんですか?」
「…………旅…かな?」


〈え? あ、あれっ!? 俺……カラダ、動かないんっすけど……もしかして……
 俺は武器として登場!? でもずっとこの子の手に装着されてるわけだから……
 ルミーちゃんってのかぁ。でも…… すでにあきらめモードBy.浩之〉

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こんにちは。のわくです。

あ、えっと >元ネタが分かんない って感想(?)を多数いただきました。
ごめんなさい。元ネタなんてなかったです。オリキャラ。オリシナ。
このあと数回は、リーフキャラ喋んないんですよねぇ(汗)
無理して喋る路線も考えたんですが、喋んないほうがいい感じなんですぅ。
りーふ図書館なのにぃ。いま、その辺のコトで びくびくしてます(笑)
……と、いうことで「今までのあらすじ」で喋っていてもらいましょう(ゴメンね みんな)
ちなみに 3人の身長
ミレイア:131cm
カミュ :148cm
ルミー :133cm
うう。14歳で148なんて……間違ってないだろうか(平均がよく分からない俺)

レスレス有り難うございます。
なんか感想もらってばっかでごめんなさい……。
作品は(たぶん)全部読んでます。

ou-TAM 進行状況!
:最新はVer2.60です。
:ちょっと緊急注意事項です!
:ふゆふゆ&はやはやストーリーだったエミュと薫の関係なんですがぁ、
:物語の構築上、どうやら男女の関係になっちゃうようです。
:そこで、今 2.6話をもちましてou-TAM-emyu-に年齢制限を設けたいと思います。
:「そんなのエミュのすることじゃねぇ!!」って思う方も、
:ごめんなさい。すみません。(反意も聞かせて下さい)
:★義務教育を受けていらっしゃる方、および「ぎむきょういく」の言葉の意味すら分からない方は
:読まないようにして下さい★
ちなみにココで私事は良くないですね。進行状況はやめトコかなぁ……

http://www.grn.mmtr.or.jp/~nowaku/attop.htm