機動戦士エルクゥ 投稿者: 邪 傀儡
「ええ、俺があのエルクゥの正規パイロット?!」耕一は叫んだ。あれから敵の鬼の残骸
を回収してホワイトアルバムにエルクゥを積み込み終えた後だった。
「そう、耕一さんならやれるわ!初めての戦いで鬼一機を撃ち落とせたんですもの。」
「でも、千鶴さん、、俺には無理だよ。兄さんみたいに上手く操縦は、、、」
「大丈夫よ、あたしもついていくわ。それにルナ2までは、信頼のおけるパイロットが一緒
に来てほしいし、、」
「何だ、千鶴姉、あたしじゃ心配なのかい?」梓が現れて言う。

「梓、、ホワイトアルバムにはエルクゥを入れて3機しか積み込めないのよ。数が多い方が
安心じゃない、、」
「千鶴さん、、、わかりました。俺、エルクゥに乗ります!」耕一は力強く答えた。
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                                                            機動戦士エルクゥ
                                                         
                                                    2話      蒼い彗星現わる!!

「そうか、、ついに動きだしたか、、」
「いかがなさいます、柳川大佐?」
「うむ、敵は新型を積んでいる。私も見たが、なかなかの高機能な機体。できれば、無傷で手に
入れたいと思う。」
「無傷ですか、、、」
「奴等の進路は判っているか?」
「はい、木星を経由してルナ2に向かうようです。」
「木星か、、、ガスが濃いポイントがあったな。よし、そこで奇襲をかける!私専用機をだして
くれ!」柳川は叫ぶ。そうすると格納庫の中より蒼い鬼が姿を現わした、、、
    
                                                               その頃耕一は
「俺が何で、洗濯までしねえといけねえんだよ!!」耕一が梓に向かって言う。
「人手が足りないんだ、仕方ないだろ!!」梓は拳を振り上げる。
「すみません、耕一さんこんな事まで手伝わせてしまって、、」突然かっぽうぎ姿の千鶴さんが
現れて言う。
「ははは、、、」照れ隠しする耕一。梓はその光景を見てきっとにらむ。

「まったく、調子がいいんだから耕一は、、、」梓が毒づく。
「大変だよ、、皆敵襲だよ!!」突然初音が息を切らして駆け込む。
「敵襲って、、警報器も鳴っていないよ?」耕一が言う。
「え、いやそのちょっと警報器は、、、」初音は困ったように言う。
「千鶴姉が壊したんだよ、前の敵襲後掃除をしてね、、」梓が言う。

「、、、、、、い、いかん格納庫にいかなきゃ!!」耕一は洗濯物を置くと格納庫に走る。そして
手早くパイロットスーツを着るとヘルメットをかぶる。そしてエレベータに乗り薄暗い格納庫に行
きエルクゥのコクピットに乗る。これでエルクゥに乗るのは3度目だ。前にも敵襲とかがあったが
発進するときはいつも緊張する。
「耕一、敵は左舷から接近中だ。カタパルトをでたらすぐ左に旋回だ!」通信が入る。
「了解です、長瀬艦長!」耕一は親指を立てて言う。突然千鶴さんがおなべを叩きはじめる。これが
発進準備完了の合図だ。耕一はエルクゥをカタパルトの上に乗せる。

「耕一、、いっきま〜す!!!」エルクゥが少しかがむ。カタパルトが動き出し、エルクゥを宇宙(そら)
へと押し出す。
「いてぇ、、、、」カタパルトを出た途端衝撃が走る。敵の攻撃を受けたからだ。耕一はエルクゥの体勢
を整えると右手に持っていた銃の引き金を引く。チリチリチリ、、と音がして光が敵の鬼を襲う。
「耕一、遅いよ!!」梓が言う。梓の鬼は両肩に巨大な砲台をもった機体だ。
「おまえ、何でそんなに出撃がはやいんだ?!」
「あんたがとろいだけよ、、、」
「、、、、、、まあいいや、また後方支援頼むぜ!」

「あんたが一番良い機体乗ってんだから、少しは頑張ってよね、、」
「はいはい、、、」
「耕一、、何かくるよ、、、」梓が突然言う。
「何かって、、、な、なんだこの重圧感は、、、」耕一は今までに感じた事が無い殺気を感じとった。
「ええいい!!」梓は敵に向かって撃ちまくる。

「ふふふ、そんな腕では私には勝てん!!」突然そんな声がする。
「うわぁあああ、、、」梓の機体の片方の砲台が突如破壊される。
「ほう、避けたか、なかなかいい反応だ、、しかし今度はどうかな?」また声がする。
「そこ、うかつな奴!!!」耕一はとっさに持っていた銃の引き金を引く。敵の攻撃の手が止まる。
「なに、私を捕らえただと?こいつ、狩猟者か、、、」声の主が驚く。
「うぉおおおおおお、、、、」耕一は突如姿を現わした蒼い機体に向かって爪を振り上げる。

「なんの、、、」蒼い機体は軽くかわす。
「し、しまった、、、」耕一は動きを大きく取り過ぎてバランスが崩れた。
「無傷で手に入れようと思ったが、この機体危険すぎる、、もらったぁぁぁ」蒼い機体はエルクゥに
向かって爪を突き立てようとする。
「このぉ、、、テメエエエエ!!!」突然後方にいた梓が起き上がり片方の砲台を放つ。
「何、、、」蒼い機体はまともにダメージを食らう。
「これで終わりだぁ!!」耕一は体勢を整え爪を振りかざす。
「むぅう、、、」蒼い機体は飛び上がり、コクピット直撃をさける。片腕を代償に、、
「己、、この借りはかえす!」そう捨てぜりふを残すと消えた。

                  これが耕一と柳川の初めての出会いとなる。この後この出会いが耕一運命を大きく
                  変えていくとは、まだ誰も知らなかった、、、、

                                                                  あとがき

邪:ちわ、邪です!いろいろ感想とかご指摘ありがとうございます!これからの参考にします!!
理緒:アシスタントの理緒です!<はぁと>
邪:ふう、、結構はやかったな2話書き上げ、、、
理緒:それにしても、話の展開早すぎですよ?
邪:う〜ん、一応もう耕一もエルクゥに乗り出して1ヵ月たったって設定やし(-_-;)
理緒:OVAのガンダムより早すぎです!!(-_-)
邪:う〜んまあ広大なストーリを書くより、ゲリラ的なほうがいいかなっなんて、、
どっちにしろ容量すくないんだし、、
理緒:それはそうですが、、そういえば何でもうガンOャノンとかOンタンクがでて
きているんですか?確かこの時はまだ、、、
邪:ふぅ、、まあタイムラグだから(-_-;)基本的にこの話は初代やけど、時々ほかの
ガンダム要素もでてきますんでそこの所は勘弁を(>_<)
理緒:そうですか、、
邪:そうですよ、、、、、
理緒:、、、、、、、、
邪、、、、、、、、、
理緒:話す事無くなりましたね、、、
邪:そうでね、とりあえず今回は、、、ここまで!!
理緒:それでは、疾風怒濤のようにはやいこの小説に!
邪:次回もスィッチ、オン!!<なんでやねん(爆)>