機動戦士 エルクゥ 投稿者: 邪 傀儡
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                        時にリーフ世紀0080年、一つの戦争が起きていた。鬼と呼ばれる新型生物兵器に
                        よる内乱が勃発、柳川公国と名乗る謎の集団が突如地球を襲う。地球には鬼の技術は
                        は無く、地球連邦軍はまたたく間に壊滅。そこで地球連邦軍は、鬼に対抗する為コロ
                        ニーと呼ばれる宇宙居住空間で鬼に対抗する兵器を開発していた、、、、、、

                                                    機動戦士 エルクゥ  1話 エルクゥ大地に立つ

「あ、、ごくろうさまです。今日も暑いですね。」耕一が言う。
「柏木博士のお手伝いですか?」守衛らしき男が言う。
「ええ、そうです、、、」耕一は答えるふと目の前に見慣れない物が目についた。どうやら大型の宇宙船のようだ
「あれは、ホワイトアルバムって船らしいですよ。」守衛が言う。
「ホワイトアルバム、、、、、」耕一は首をかしげる。
「なんでも来栖川セントロニクス社の新型艦らしいですよ、、」
「、、、戦争がここでも始まるのか、、、」耕一はつぶやく。

「大丈夫ですよ、ここのコロニーは中立コロニーですから。いくら柳川公国でも襲いにはきませんよ。」
「、、そうだといけど、、それじゃあ父にあってきます。」耕一はそう言うと守衛室をでて奥の研究所に
向かう。うすぐらい部屋の中をコツコツと足音を立てて進んでいく。
「耕一、、、」後ろからふいに呼び止められる。
「親父、、」耕一が言う。
「あら、耕一さん。」後ろには千鶴さんが居た。千鶴さんは親父の助手をしている。少しとぼけた顔をし
ているがかなり優秀な鬼のつくり手である。鬼というのは巨大な異形(いぎょう)の形をして乗り物で、
中に人が乗り込んで戦う戦争の道具だ。親父と千鶴さんは、地球連邦軍所属の秘密研究員で連邦用の鬼の
開発をしている。

「これ、母さんが、、、」耕一はバスケットを手渡す。
「すまんな、耕一。もう少ししたら、家に帰れる、、」親父が言う。
「そうだ、耕一さん今暇かしら?」千鶴が言う。
「ええ、暇ですけど、、」耕一が答える。
「それじゃあ、いい物を見せてあげるわ。こっちにきてくれる?」千鶴が手招きをする。耕一はその後を
ついていく。そして格納庫らしき建物の前で足をとめる。
「これは??」耕一が聞く。
「これが連邦の新型の鬼よ、、」千鶴が言う。目の前には髪を振り乱し、鋭い爪を持った鬼がいた。
「凄いな、、完成したんだ、、、」耕一は言う。

「少し乗ってみる?」千鶴が言う。
「え、いいんですか?」耕一は言う。
「ええ、少しぐらいならね。はい、これマニュアル。」千鶴は小冊子を手渡す。耕一はそれを受け取ると
鬼のコクピットに乗り込む。
「凄い、この機体。普通の鬼の5倍の出力がでる。」耕一はつぶやく。こう見えても耕一は鬼の操縦に手慣れた
人間であった。彼の兄浩介が鬼のテストパイロットだったからだ。しかし浩介はテスト中の事故で不運にも死ん
でしまった。恋人の千鶴さんを残して、、、耕一が物思いにふけっていた時、轟音があたりに響いた。
「耕一さん、急いでエルクゥから降りて!!」千鶴さんが外で叫んでいる。
「エルクゥ??」
「その機体のことです。急いで降りて、柳川公国の鬼が襲ってきたのよ。恐らく新型機を奪いに、、」

「何だって?!、、、、よし俺がこいつで柳川帝国の鬼を倒す!!」耕一は叫ぶ。このコロニーに兵器
と呼ばれる物はない。だから敵が襲来してきたのなら、撃退できるのはこいつだけだからだ。耕一はレ
バーを引く。体が軽くなり俊足のごとく鬼が動きだす。
「耕一さん、、、やっぱり兄弟の血は争えませんね、、」千鶴が言う。

「何処だ、敵は、、、」耕一はモニターを見る。さっき音がしたあたりに近づいているのは確かなのだ
が、敵の鬼の姿が見えない。
「あれが、、連邦の新型は、、、」眼鏡をかけた男が鬼のコクピットの中で静かにエルクゥを見る。
「柳川少佐、いかがなさいます?」通信が入る。
「ふむ、今回の目的は偵察。手出しは無用だ、、、」柳川が言う。
「しかし、、新型が動いているんですぜ。不意打ちをかければ、、、」そういうと一匹の鬼が斧を振
りあげエルクゥを襲う。

「な、背後から、、、」耕一は狼狽する。
「もらったぁ!!!」鬼が斧をふり降ろす。しかし硬い金属音がひびくだけだ。
「だ、大丈夫なのか、、」耕一は信じられないエルクゥの装甲の高さに驚く。
「な、何て野郎だ!」エルクゥを狙った鬼のパイロットが言う。
「このぉおおお、やったなぁ!!!」耕一は爪を伸ばすと敵に斬りかかる。バチバチっと火花が散る。
耕一の一撃はコクピットを直撃させ、鬼の自由を一撃で奪った。
「これが、、エルクゥの力なのか、、、、」耕一はつぶやく。

                              この鬼、エルクゥにより連邦軍は、戦局を打開してくのであった、、

                                                              あとがき

邪:お初にお目にかかります、邪 傀儡(よこしま かいらい)です!
理緒:アシスタントの雛山理緒です!!
邪:いやぁ、、ついに投稿しました機動戦士 エルクゥいかがだったでしょうか?なんか他のページとか
でもやっている人がいそうですが、やっていたら御免なさいね!(._.)
理緒:しかし、唐突すぎる展開ですよ??
邪:う〜ん、今回のは試験的な作品やからね。続きは感想を聞いてから書く予定!
理緒:なんかいいかげんですね、、、
邪:自分のページでも小説書いているからねぇ、、
理緒:仕事に手抜きはいけませんよ(-_-メ)
邪:は〜い(>_<)
理緒:唐突ですが、それでは今回はこの辺で!また2話でお会いしましょう!!(^○^)
邪:頑張って暇見つけて書くんで、これからもよろしくお願いします!!(._.)