The次回予告(3)……のつもりだったんだけどなぁ 投稿者: 八塚崇乃
   はじめに断わっておきますが、これは某講談社の
 『ああっ女神さまっ』のぱくりであり、以下省略(笑)。


  第3回「ああっ梓さまっ  小っちゃいって事は便利……かもしれないねっ
            予告編……のつもりだったけど諸事情によりショートショートを」



  ある日、平凡(?)な大学生、柏木耕一のもとに舞いおりた3人の女神たち。
  彼女たちは人々の幸せ(再?)のために色々な(はた迷惑な)力を使います。
  なかでも小さくなる力を使ったのが、このお話しです。



  ああ梓さまっ  小っちゃいって事は便利……かもしれないねっ
      第1話  [ゲッチュウ]

  ここは台所。ウルドのコスプレをした千鶴がなにやらゴソゴソとして
いる。
「千鶴姉さん。何してるの?」
  スクルドの格好をした楓が、姉に声をかける。
  その声に応える千鶴。
「料理」
――ガタンッ
  なにやら不可解な擬音語が聞こえたのだが、それを無視して確認のた
めに聞き返す楓。
「料理?  そう言ったの?」
「そうよ。ほら、原作じゃあウルドは自分で薬とか作ってたでしょ?
私もそれにあやかって料理を作ろうと思って……」
「ちなみに、何をつくるの?」
「ホレ料理よ」
――ドンガラガッシャン
  再び不可解な擬音語が聞こえる。その音のせいで千鶴の言葉がよく聞
き取れなかったので、楓は聞き直す。
「ぇ……ほれ……何?」
「ホレ料理。これを作って耕一さんに食べてもらうの☆  これを食べて
私の魅力にひかれた耕一さんは、きっとベルダンディー役の梓なんか蹴
落として、タイトルを『ああっ千鶴さまっ』に変えてくれるよう『作者』
に掛けあってくれるわ!  そして私と耕一さんの甘く危険なラブストー
リーが始まるのよっ☆」
  ……誰がやるか(怒)。
「?  楓、なにか言った?」
  首を左右に振る楓。
「まぁいいわ。じゃあ楓、後で岩ちゃ――ガチャピンを連れてきてちょ
うだい、試食してもらうから……。ウフフ、これで耕一さんのハートは
私がゲッチュウよっ!!」
  その声に反応してか、速攻で逃げるようにガチャピンを呼びに行く楓。
  ……ガチャピンよ。君の犠牲は無駄にはしないぞ!!

  一方その頃……
「よかった。俺、出番なくて」
  と言いながら耕一は1人、安堵の息をもらした。



  ああ梓さまっ  小っちゃいって事は便利……かもしれないねっ
      第2話  [口喧嘩]

「寸胴、偽善者、年増、貧乳」
――グサッ!  グサグサグサッ!
  楓の言葉が不可思議な擬音語とともに千鶴の顔に文字となって浮かび
上がる。
  なんとか怒りを堪えつつ、声を振り絞る千鶴。
「か、か、楓……あ、あなただってひ、貧乳じゃないの(怒)」
  しかし楓は慌てず騒がず事も無げに言い返す。
「私はドコカの年増と違って、まだ育ってるもの」
――グサッ!
  止めの一撃。千鶴はその場に倒れ込んでしまった。

  一方その頃……
「出番、ちょうだい」
  と言いながら梓は1人、泣いていた。


                                      98/09/09
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≪アトガキ≫
 姫崎「ちゃんと【次回予告(3)】を書きなさいよ」
 八塚「ごめんなさいぃ〜〜〜(深々・謝)!!  3姉妹のセリフが思いつかなかったんですぅ〜〜〜!!」
 姫崎「まぁいいか。ワタシに被害が及ぶワケじゃなし」
 八塚「ひでぇ……どうも、八塚崇乃です」
 姫崎「姫崎りあ、です」
 八塚「え〜今回のSS、いかが――」
 姫崎「その前に質問。『小っちゃい』の意味は?」
 八塚「(無視して)いかがだったでしょうか?  はぁ、また即興で――」
 姫崎「意味は?」
 八塚「(無視して)また即興で正味30分。いや、1時間かな?」
 姫崎「意味は?(と言いながら抜き身の剣を崇乃の首筋に突きつける)」
 八塚「……む、胸……」
 姫崎「人間、正直が一番(剣を片づける)」
 八塚「はい……では感想のコーナーです」
 姫崎「と言いたいところだけれど、最近忙しすぎて、
        感想を書く時間が八塚君にはないみたい」
 八塚「人のセリフを……と言うことです。ホントにごめんなさい
        でもこれはします。では感謝のコーナー。時間順です。

        久々野 彰さま。感想ありがとうございました。
          次女は出番がないんですよね、4コマの方は。
          コレでもセリフが一言だけですが……。
          ……知ってますか?  WOWOWの方では二度だけ蛍一が出たっていうのを?

        紫炎さま。感想ありがとうございました。
          サイコ2巻、買いましたよ。
          あっ、【次回予告(5)】あたりで『不気味な泡』、もう一度やりますので……。
          それと、『火の玉スパイク』は冗談のつもりだったのですが……。
          ちなみにアレ、『LEAF FIGHT 97』のパクリだったんですけど……。

        今回はこれで終わり!」
 姫崎「さて、たまには早く終わらせましょうか」
 八塚「そだな」
 姫崎「姫崎りあ、でした」
 八塚「八塚崇乃でした。SeeYouAgain!」