ちょっと待った!意地でも何か書く! 投稿者:よっしー


来週月曜休みって事は、火曜日まで書き込めないって事で。このままの状態で来週火曜日まで
放置して置くわけには行かない!
っていう訳で、今即興で良いの考えて書きます。
ええい、何か考えろ!えい、えい!
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………だめだ………

今ボツにした話。
・エルクゥが暴れていた時代、鬼道衆と呼ばれる殺人組織を抜け出した男が(組織を抜ける際、
恋人を殺している)、昨日殺めた恋人にそっくりの女性に出会う。
しかし、その女性はエルクゥだった。女性が忍者に命を狙われている所を、男は救い出す。
殺人に快楽を求めるエルクゥ。殺人の為に生きてきた男。
二人の間に特別な感情が入り交じったが、結局、闇に生きる者の定め。二人は相手の実力を見、
愛情よりも、互いの殺人術のどちらが優れているかを確かめる欲求が勝ってしまい、二人は殺
し合いを始めてしまう。

・宇宙にはこびるエルクゥを倒すために、エルクゥの遺伝子を破壊する「反エルクゥ粒子」
を発見した宇宙連合軍。反エルクゥ粒子を遺伝子に組み込まれた生体兵器を開発し、
みごとエルクゥの壊滅を果たした。
エルクゥが滅びた今も、エルクゥの遺伝子を求め、生体兵器「フェンル」は宇宙をさまよう。
そしてついに、柏木家の中のエルクゥの遺伝子を探し出し、地球に降り立つ。
フェンルは、人間になりすまし、地球人の生態を探る。柏木家の中の鬼の遺伝子が薄くなり、
探しにくいという事もあり、長期戦をのぞむ為に地球人になりすまそうとしたのだ。
そして、フェンルは人間として、初音に出会う。
遺伝子に組み込まれた「エルクゥを倒せ」という欲求が、初音への愛情にすり替わる。
が、フェンルの持っている反エルクゥ粒子が初音を苦しめる。
フェンルは、完全に「反エルクゥ兵器」である事をやめて、自分の遺伝子を操作し、
人間として暮らしていく事を望んだ。

………って、うひゃあ、どれもこれもオチが違うねん。もっといいのが有りそうだけど、
浮かばないねん。いまいち明るくならないねん。だからオレって才能無いんだよなぁ。ひえーん。
これだけ努力したんですが、駄目でした。皆さん、勘弁して下さい………
なんて、言うか!マジで何か良いの書く!絶対!
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気持ちいいにゃあ。
ここは、アタシが見つけたお昼寝の場所ニャ。絶対に譲らないニャ。今日はお日様がいい具合ニャ。
気持ちいいニャ。
「………………」
うとうとしていると、何か黒いのが近づいてきたニャ。
「うにゃ?」
「にゃーっ」
場所ならいっぱい空いてるニャ。お互いが触れ合わないような場所で、お前も寝るがいいニャ。
「ふみぃ、にゃー」
「にゃーごろごろ」
………何だ、オマエ御主人様がいるのかニャ。御主人様が来るって?
譲らないニャ。
「フミーッ!!」
「にゃあ、にゃあ!」
御主人様が、ギシキをするから、命が惜しかったらどけニャ、って言ってるかニャ。
いい度胸ニャ。やるならやるニャ。
こつこつこつ………
人間の足音ニャ。見ると、弱々しいメスが一人だけだニャ。怖くないニャ。
「フミィーーーーーッ!」

………何でこうなるニャ?
アタシは板にくくりつけられてるニャ。痛いニャ。
虫とか草を、近くで人間のメスが煮込んでるニャ。
………まさか、アタシを食べるつもりニャ!
「フミィーーーーーッ、フミィーーーーーッ!」
「にゃん」
さっきの黒いヤツニャ。だからどけば良かったって、大きなお世話ニャ。さっさと救い出すニャ。
あ、人間のメスが釜を持ち上げたニャ。さじで汁をすくって、こっちに持ってきたニャ。
やめろニャ!猫舌だから冷ましてから食べさせろニャ!!!
「フミャアーーーーーーーー!!!」

気が付いたら、アタシ、人間になってたニャ。
「どうするつもりニャ!」
「………………」
このメスの声は小さくて、聞き取りにくいニャ。
「考えてなかったって、早く戻すニャ!」
「………(こくこく)」
メスが、またヤサイを煮込み出したニャ。虫が必要なら捕まえてくるニャから、早く戻すニャ。
「人間は、いつも考えてる事が判らないニャ!」
「………」
「え?ご免なさい?謝るのはいいから、早く戻すニャ!」
「………(こくこく)」
「え?虫が要るかニャ?ムカデって何ニャ?ああ、ニュルニュルしてねばねばして
足がいっぱいあるヤツにゃ。任せるニャ、取ってくるニャ!」
ひとっ走りすればすぐ見つかるニャ。たったったったった………
捕まえてきたニャ。
あっ、歳取ったオスが来てるニャ。何か争ってるニャ。
「お嬢様!聞き分けが無いですぞ!私に無断で、火を使われては危のうございます!」
「………」
「儀式の途中でも何でも、今日は駄目です!さぁ、セバスチャンと一緒に帰ってもらいますぞ。」
あっ、あのオス、あのメスを連れていくつもりニャ。そうはさせるかだニャ!
「フミィーーーーーッ!!オマエどっか行くニャ!」
「うわわわわわ!」
「蹴っ飛ばしキックニャ!」
どかっ、グルグル、ドタンバタン。

………何でこうなるニャ。
また、板に張り付けにされてるニャ。
「………この娘が、猫だと言うんですか!」
「………(こくこく)」
この二人の話は長くてイライラするニャ。早く戻すニャ。
「もう、日も暮れてまいりました。儀式は明日という事にして、
 今日は家に連れて帰ってはどうでしょう。」
「………」
「何言ってるニャ!早く戻すニャ!」
「美味しい食事を、ごちそういたしますが?」
「ふみゃあ!行くニャ!一日ぐらい我慢するニャ!」

………美味しかったニャ。
「フク」とかいうのを体に付けられると、何か動きにくくてイヤだニャ。でもいいニャ。
 今日は寝るニャ。
………わっ!何だニャ!
「フミィ、ニャーーーーッ!!」
ドタン、バタン………

………何でこんな目に遭うニャ。
また張り付けにされてるニャ。眩しい部屋ニャ。
「これは将来、来栖川医薬が世界に生体兵器を売り出す時の為の貴重なサンプルだ。丁重に扱えよ」
「はっ!」
何か判らないけど、妖しい事言ってるニャ。逃げたいニャ。
………アレ?この臭いは………
さっきの黒いヤツニャ。でも、目の前には人間しか居ないニャ。
黒いヤツの臭いをプンプンさせた人間が、アタシの手足をほどいてくれたニャ。
(お、オマエ、さっきのクロかニャ?)
(ああ。おまえと同じ薬を飲んで、人間になったんだ。話は後だ。今は逃げ出そうぜ)

………何とか逃げられたニャ。
人間なんて、木の上に逃げちゃえば追って来れないニャ。木の上を伝って逃げたニャ。
もう、真っ暗ニャ。
さっきの、アタシのお昼寝の場所に着いたニャ。あっ、さっきのメスが何か作ってるニャ。
「………」
「え?さっきは済まなかったて?いいニャ、救ってくれたからいいニャ。」
「………」
「え?元に戻る薬を作ってくれたかニャ?ありがとうニャ!」

それから、あのメス、ちょくちょくお昼寝の場所に来て、ギシキをするようになったニャ。
アタシはもう、あの場所は昼寝の場所にしないニャ。こりごりニャ。
でも、ムシを持っていくと、美味しいエサをくれるニャ。いいメスなのニャ。
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………と、こんなところかな。
ああ、数十分のつもりが、こんなに長く。
もぅ、こりごりニャ………