『こ○ど』求めて110Kキロ 第1部?(^^) 投稿者:大和


すみません。
これは、『こ○ど』に壊れた、今日の私の心の内を表すものです(^^;)
つまらない上に、無意味に長いです。
『こんなん読めへんわ!』と言う方は、どうぞ読み飛ばしちゃって下さい。

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 夢。
 夢を、見ている。

 オレは、月明かりに照らされた、見知らぬ部屋に居た。
 フローリングの、四畳半程の広さのこの部屋には、無造作に床に置いてある
パソコン以外、何も無かった。物音一つすら、無い。
 (ここ何処だ? オレの部屋、じゃないなぁ・・・。誰か居ないのか?)
 などとオレが考えていると、
 フィィィィ〜ン
 と、ディスクの回る音と共に、足下のパソコンが起動した。
 (えっ!?)
 慌てて、少しビビリながらモニターを見ると其処には、
  眩しい朝陽を浴びた、にっこり笑顔のマルチが居た。
 「ま、マル、チ・・・?」
 オレが呆然としたまま呟くと、マルチは少し寂しげな表情になり、
 「・・・会いたい、大和さんに・・・会いたいです・・・・・」
 そう言うと掻き消すように消えていった。
 「マルチっ!」
 オレは思わず、モニターを掴んで画面を覗き込んだ。
  だがモニターには普通の、何の変哲もない、Windows98が映っているだけだった。
 (う〜ん、なんだったんだ、今のマルチは・・・)
 モニターの前に座り込んだオレは、首を傾げながらしばらくモニターを睨み続けていたが、
  モニターには変な様子もなく、ただただWindows98が映り続けているだけだった。
 (もうマルチは出てきそうにないし、いい加減この部屋を出ろうかな・・・)
 と、モニターの前から離れようと立った瞬間、モニターがブラックアウトした。
 (っ!? 今度は誰だ?)
 慌てて、今度は期待してモニターを覗くオレ。
 真っ黒な画面のやや下の方で、線香花火がパチパチ音を立てている。
 (線香花火、と言えば・・・)
 画面に映っているのはやはり、初音ちゃんだった。
 線香花火の明かりに照らされた初音ちゃんは、綺麗だった。
 「大和お兄ちゃんに、会いたいな・・・花火、一緒にしたいなぁ・・・」
 線香花火が消えると同時に、初音ちゃんの姿は消えていった。
 (初音ちゃん・・・)
 その言葉に、ぎゅっと胸を押さえられたみたいに苦しくなったオレは、そこで目を覚ました。
 胸の上には、姉が飼っている猫がドンっと、のっかって寝ていた。
 ・・・う〜む、お約束。

 猫を胸の上から降ろし、枕元の目覚まし時計を見ると、時刻は午前5時半位。
  インターネットでネットサーフィン(死語?)するには、ちょうど良い時間だ。
 そう、午後11時から午前2時位までの真夜中、いわゆるテレホーダイ・ゴールデンタイム(?)
  は、回線が異常に混んでいて、たとえISDNを引いていたとしても、オレのAp/u2では、
  まともにネットサーフィンなんぞ出来はしない。
 だが、オレは発見した! 早朝は全然混まないぃぃぃぃ!(←D.S風に...)
  そう言う訳でオレは、夜は早く寝、朝早く起きるという、非常に健康的な生活を心懸けている。
  心懸けてはいる、が・・・。

 「さて、今日もいっちょ行きますか」
 パソコンのスイッチを入れ、Windows95を立ち上げる。壁紙チェンジャーが選んだ壁紙は、
  『眩しい朝陽を浴びた、にっこり笑顔のマルチ』。
 チリ、チリ・・・
 (ん?)
 頭の中を、何かが走った様な気がした。
 (う〜ん、頭痛かなぁ・・・)
 そうは思ってもあまり気にしないオレは、エクスプローラーのアイコンを軽くシングルクリック。
  フォルダのバックには、花火をしている初音ちゃん。
 チリ、チリチリ・・・
 (くっ・・・)
 さっきの頭痛みたいなモノが、少し酷くなった様だ。妙な胸焼け、もとい、胸騒ぎもしてきた。
 オレは頭痛と胸騒ぎをガマンしながら、何かに導かれる様に、
  エクスプローラーの『お気に入り』から、『リーフ伝言板/即興小説コーナー』を選び、接続する。
 『リーフ伝言板/即興小説コーナー』がエクスプローラーに表示された瞬間、
   頭痛と胸騒ぎが治まった。
 (ふいぃぃぃ〜・・・)
 痛みから解放されてスッキリしたオレは、伝言板に書き込まれたメッセージを
  ひとつ一つゆっくり、たまに頷きつつ(←少し怖いかも・・・)読んでいた。
 だが・・・

  >こまどシリーズなら北九州のパソコンショップで売るとか言う話を
  >聞いたことがあります。
  >詳しくはエ○メン○ルソフトの伝言板に書いてたと思います。

 このメッセージを読んだ瞬間、オレの思考は活動を停止し、体は硬直していた。
 そして・・・
 チリチリチリチリチリチリ・・・
 「はうっ!」
 ついさっきまでは消えていた頭痛が、再びオレの頭の中を駆け巡った!
 オレは震える手でマウスを動かし、エクスプローラーの『お気に入り』から、
『エ○メン○ルソフト』を選択し、伝言板へと飛ぶ。
そしてオレは、ついに、ついにぃぃぃ! 『こ○ど』を入手出来る場所を知った。
 その場所とは・・・
 『パソコンショップDE○OH(電○研究所・北九州)』!!!
 チリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリチリ・・・・・
 「くっ!」
 いっそう酷くなる痛み。しかし、オレは全てを理解した。
 これは電波だ。嬉しさのあまり、過剰に発信されている電波だ。
 オレの、『こ○ど』が欲しい、マルチに、初音ちゃんに会いたい! と言う電波に、
  彼女達が答えてくれて発信していた電波だったのだ。
 だがこのままでは、彼女達に会う前にオレがイっちゃってしまう。
 (マルチ、初音ちゃん・・・もうすぐ会えるから、嬉しいのは分かるけど、
  この電波を止めてくれないかい? オレ、イっちゃってしまうよ。)
 心の中で彼女達に話しかけると、オレの頭の中を駆け巡っていた電波は、瞬時に止まった。
 (あっ、す、すみませんですぅ・・・)
 (えっ、あっ、ごめんねぇ・・・おにいちゃ・・・)
 そんな二人の声が聞こえた気がした・・・・・

                          続く・・・かなぁ(汗)
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すみませぇぇぇ〜〜〜ん!
当初の予定を大幅にオーバーし、こんなにダラダラ長い
駄文になってしまいました。
だって、こんなの書いたのって初めてだし。文才(?)なんてゼロだし。
ほとんど私の独りよがりな文章になってます。でも、でもっ!
『こ○ど』欲しい方なら、分かってくれますよねっ、私の心。ねっ、ねっ。
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ごほんっ、え〜、次回は、私が『こ○ど』を求めて遙かなる旅に出て、
『こ○ど』に出会い、マルチや初音ちゃん達と末永く幸せに暮らす、
という第二部完結編をお送りします。
(でも、これを読んでくれた人って居ないだろうなぁ・・・)